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【2025/07/12 16:07 】 |
iKato3についてのNote-2
異なる機種が1枚のE板に入っています.当然の意味として,板を小さくして安くして,2機種に分けて出せばいいのではないかと想われるでしょうが,実はE屋さんでは定尺物として,価額を決めてしまっているのです.無論定尺物を半分に切るように割り付ければいいのですが,なかなかそれが出来ないので,こんな形になってしまっています.価額もギリギリの所まで抑えましたので,是非2枚お求め頂いて,2機種の超小型加藤3トンを楽しんで頂きたいと想います.
 
片方は利根川の建設事務所のもので現存します.防災教育展示施設「水の郷さわら」に少し色が変わって静態保存されています.名取氏BLOGにも写真が掲載されています.「利根川」&「加藤3トン」で検索してみて下さい.自分で言うのも何ですが,超小型ながらそこそこの感じは出せたかなと想っています.20年ほど前の保管の写真もあります.片方(HO9版)はこの色にしました.HO9のエンジンは旧乗行工社のいすゞエンジンを入れました.無論,katoのライトレールシャシで,砂撒き装置やキャブインテリアも作り込んで頂けます.
 
この加藤君は製造が可成り新しい物で,Hゴム仕様となっています.植田のものがもったりして居るのに対して,キャブも若干奥行きが浅く,均整のとれたプロポーションとなっています.一寸,好対照ではないかと想っています.塗装の鬱陶しいHゴムは別部品とし,組上がってからマットメディウムがゴム系で接着して頂くだけで,今まで筆でタッチアップしていたものが,エアブラシで処理できるようにしました.これで鬱陶しさ半減です.
 
それでは1両日中に量産に入りますので,お楽しみに.次回からケースは昔の8cmCDケース(激レア??)に変えます.これもケースはケースで今や入手困難なものです.

R0010279.jpgR0010286.JPG

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【2013/06/06 01:29 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
iKato3についてのNote-1
この2両は既に優秀なキット、完成としてHO9でマーケットされており、何を今更と想うのですが、昔からどうしても作りたかった機種で、かつ私の大好きな2フィートの3トンクラス機関車であり、PowerMAXという強い武器もあることなので、思い切って1/87スケールでキット化しました。ラジエタ7列で、トヨタ台枠の極小加藤君はずっとやってみたいと想ってきたもので、かれこれ作ろうと想って20年近く経過しています。
 
そもそもこれを作ろうと想ったきっかけは、森林鉄道模型の大家のI氏から、これなんてE板でやってみませんかと植田建設の加藤の写真を送って頂いたことにあります。「一つ目小僧」との愛称でも呼ばれていた由。丁度、Webの黎明期の作品の「関電の加藤3トン」を出した後だったと思います。同じトヨタ台枠なのでやってみたらと送って頂いたのを覚えています。2フィートというのも触手をそそりましたが、当時は6.5mmゲージの極小のパワトラもなく、何かいいシャシはないかと探している内にあっという間に時間が経って、もう瀕死の老人に。バッティングするものは作らないと決めていたのですが、まあ生きている内に作っておこうと原図を起こし始めた訳です。
 
この植田建設の加藤ですが、今は成田闘争の煽りを受けて、焼かれてしまいもう現存しないそうです。E板はそんな背景もありましたので、採算度外視で妥協のない、作りやすいモノをと何度も何度も取り直しました。今回も裏へのパターン移設も積極的に行っています。主台枠はあっと言う間に出来てしまいます。
 
一つ目もよく写真を見ると、桟が入っており、それも表現しました。2フィート選択の場合、ボンネット内はPowerMAXで占められてしまうので、フ-ド閉止とし、HO9もKatoのユニトラムのパワトラ(別売り品は品切れ。勿体ないですが本体を買って外して使う必要があります)もぎりぎり主台枠内に格納出来ますので、腕の覚えのある人はフルボンネット、フルキャブを楽しんで頂くことも可能です。作例では昔市販されていたキャスト品を使っていますが、これも今はもう生産していないようです。何か適当なものを探すがプラ板でスクラッチをして頂ければ、フード開放版が作れます。加藤5トンと比べて、矢張り3トン機非常に小さいです。
 
同一E板内に同じ台枠に近い、ラジエタも7列3トンと言うこともあり、利根川の加藤を入れバリキットとしました。これは現存します。(続く)

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【2013/06/05 01:05 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
最後の末娘のお嫁入り-庵原コッペル
一昨日,庵原コッペルの最後の発注者のA様がわざわざ作品をとりに拙宅に来て下さいました.A様には色々御迷惑をおかけし,半年遅れの納品となりました.本当に辛抱強くお待ち頂きまして有り難う御座居ました.何せ部品供給に関し,工場の時間観念が0ですので,長期に亘る尾辛抱再度,御詫びと御禮を申し上げます.
 
フィニッシャーさんも部品の形が変わったりで御迷惑をおかけしました.止弁はキットと同じモノに変え,より実感的なものとしています.カプラーもキット同様,ロスト新調し,よりヘロヘロのものに変えました.細かい部分ですが,圧力計もデカルに.より繊細に見えるようになりました.キット購入の皆様で,あのマイクロ弁装置に組み立てに難渋,逡巡されている方が御座居ましたら,フィニシャーさんもまあ部品の替えをそんな多く使わなくとも出来るようになったとのことですので,弁装置だけでもお作り出来ます.別途メールにて御相談下さい.夏は基本的に作業不可とのことですので,秋以降になると思います.
 
より繊細に見せるため滑り弁を0.4mmから0.3mmにサイズダウンさせましたので,多くの苦労をし,それも半年も製作にかかってしまったというのもあります.お陰様でバランスよく精密さが増して見えるようです.
 
これを以て,庵原の頒布は全て完了しました.有り難う御座居ました。

PS 尚,スマホで連絡を賜り、連絡を頂戴しましたが,どうしてもということであれば、私の部品で作れないこともないですので,せめて御芳名、御住所等を明らかにして連絡下さい.再発してくれだけでは答えはNoです。何も動けません。唯何時になるのやら分かりません。手術もどうなるのか。
 
iKato3の完成4台がいよいよ揃いました.今回はフード開がHO9で閉止がHO-6.5と分かりやすくなっています.有名加藤3トンのスケールモデルです.これも小さいです.近日中にお披露目です.手術までにナローガレージ様に送っておきます.又,進捗報告致します.

ihara-030.jpgihara-031.jpg

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【2013/05/29 03:26 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
放置も解決?
これは既に小BLOGで作業途中を紹介した珊瑚のOナローのコッペル頚城2号機です.これも実は仕掛品で,オークションで購入したものです.走らないということで安く(競りました)買ったのですが,アラン式の弁装置を理解されていなかったのか,一寸,手を加えたら走るだろうという感覚を得て,放置していました.既にこの製品は組んだモノがあったのですが,担いバネを1個塗装前の水洗中に余りゴシゴシ擦ったので流してしまい,急遽レジンで片方は複製を採ったものです.まあ,取るに足りないことですが,どうもそれが嫌で,もう1台欲しいなと思っていたところに,これを入手できたわけです.唯,本当の初期のOナローキット.次のバッチで組み立て済みとなっていたところも自作しなければなりません.
 
長らく放って起きましたので,さて実際,組むとなるとボディは特に問題ではなかったのですが,リターンクランク,エキセンの固定です.無論これらがしっかり固定されなければ絶対に走りません.気が付いたら,リターンクランクの穴(段付きロッドピンが入る)にサビが来ており,錆を落とすとバカ穴になってしまいました.もうこれは致命的です.何とか嫌気性最強ロックタイト271で固定しても全く駄目.この部分は見栄えからもしないと決めている半田付けをする事に決めたのはいいのですが,穴がぶかぶかで,味噌すりのディスクに回ってしまい,地獄が始まった訳です.大事な部品もピンセットで飛ばしてしまい,自分で切り出す嵌めに.ディスクを180度の位相で止めるピンも折ってしまい,ああ,あかんわ・・・と半ば諦めかけたのですが,気を取り直してジャンク箱を漁ったら,朝顔カプラのピンが.これを代用し,何とか復旧にと気が付いたら2~3日徹夜状態でした.
 
サガミのモーターも非力この上なし,ギヤボックスはサビが来ており,いくら頑張ってもこれも綺麗に成らず(錆臭い臭い)取りあえずオイルでウォッシング.兎に角,モーターが入らないので困りました.それまでの細かい管類は殆ど外れてしまいました.次はショートに悩まされました.結果は何とかだましだまし走るようになりましたが,12Vで走るけれど止まったり動いたり.何よりも五月蠅いこと.あかん体に悪いと,暫し放置し,名人TMY氏の管類の復旧を御願いしました.軽く,全部外れた管類を復旧してくれました.
 
それで放置してあったのですが,カビの生えた箱を思い出したように開けて,未だショートするのかなと少し電圧をかけたところ本の少し動いたので,又,やる気を出しでモーターを見てみると古いので端子脱落.何とかとっかかりがあったのでプライヤで引っ張り出して無理矢理半田付けでモーター復活.で走らない・・・どうもギヤボックスのリン青銅の位置が適切でないと気が付いて,ちゃんと元通りにまっすぐしたら,やにわに6V以下でも走り出しました.それからは形にしていきました.今回はどこかで見たように,庇,木の防寒扉等を作って現役版にしたいと思います.お、片方の逆止弁出口配管未装着でした!しかし、色塗りが又湯鬱です。OでSF擬きもしてみたいのですが。
 
走らないとカンカンになっている模型が有れば,暫く置いておくのも良いのかも知れません.今週末は検査です.何か不安.併せて手術前の感染の有無の検査も実施します.有名どころの加藤3トン2機種 iKato3はそろそろ準備に入って、頒布の目処が付いたところで入院でしょうか。

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【2013/05/24 02:10 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
対極のアナログ逸品-福岡内燃機関車
Webの方の黎明期の作品にありますように,初めてキットというものを世に出したのは,レジン製の福岡の内燃機関車です.内容に関しては重複するので避けますが,現在までS模型様,Project-K様でエッチングを中心とした佳作がリリースされてきたのは,熱心なナロゲージファンの既に御存知のところでしょう.
 
寧ろ,最近は開発者の福岡駒吉の名を採って,「駒吉機関車」と呼ばれることが多い,この焼玉機関機関車は九州方面の3フィート軌道で活躍しました.焼玉機関は主に小型船舶に使われ,子供の頃「ポンポン船」と呼んだものですが,海外の模倣ではない日本で魁の内燃機関車は元工学者の心をそそります.私が最初にキットを志したモノは,後になって,「祐徳軌道」のものだと分かりました.その後,もっとしっかりした形でマーケットされたものは南筑軌道のもので,サイドにフライホイールの切り欠きがあるモノです.敢えて,出来の悪い私のレジンキットのアイデンティティを探すとするとそれは南筑ではない唯一の焼玉石油発動車となるのでしょうか.
 
先般,何と無く見つけたP社さんの作品の中に素晴らしい駒吉があり,我が目を疑った訳です.決して,PCに頼らない,スタンダードも含めた鉄道やストラクチャーの自由造形にこれは素晴らしいと早速,電話をしてみたのですが,その時,作者様は不在らしく,電子メールアカウントを家人の方にお伝えしておきましたところ,丁寧にメールで今は,もう止めているので・・・と丁寧なメールを頂戴しました.
 
体にこのようにボロボロなのに小形ナローへの物欲だけは衰えず,今年になって再度御願いしましたところ,駒吉だけマスターのやりかけが残っているので,送っても良いと言うことで早速御願いしました.床下も非常に忠実で,後の貨車を動力化して列車として動かす「ユーレイ」でしたが,余りこれを好まず,自走化することに決めました.1~2回,九州と京都の間をそれを巡って往復しましたが,こちらで適当な自走の処置をして貰っていいということで,自走化しました.
 
煙突と排障ネットはこちらで急こしらえ,軸受けはマスターが1個あったので何回か失敗してレジンで採りました.動力は例のkatoのユニトラムシャシです.少し惰行してよく走ります.外塗装はマスキングで剥がしてしまい,黒+アイアンで薄吹きしました.私の下手な写真ではなかなかお伝えできないのですが,今までになかった存在感があります.迫力のインテリアも凄い出来です.今までにはないSomething Newに毎日見つめています.これはNCの何とといっても表現できません.この素晴らしい作品の作者のI様との後日譚は,後ほど.

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【2013/05/20 10:05 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
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