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【2025/07/12 20:30 】 |
因果応報の火室
庵原のコッペルはどうしても極小の煙室戸を可動にしたく,NCで何とかならないものか,と静岡工場に何度も頼んで,やって貰った訳ですが,流石に加工は難儀を極め,エンドミルを何本も折りました.工場長には毎日,未だか未だかと矢の督促でしたが,何度も失敗を重ねた末に,限界とも思える一体削りだしの原型が出来た訳であります.
 
これもコッペル最小のCタンクで可動にも考えておりましたら,工場長から,おい,材料削りだしておいたからお前原型作れとの指示.Hohenzollernを早く作らないととせかしまくったら,作業が早速来ました.「いいアイデアなので簡単に出来る」ということで,4~5日寝かせておいて今昨日作業したのですが,もう勝手が分からず,全然合わないと電話すると,切削時のステボス付きで切れと言う指示.こっちゃ機械屋じゃないので知りませんがな.仕方なく,得意の目分量で調整です.これは,ヒンジ付きの金具の取り付けのスリットも切削してあって,薄い精密ヤスリで何とか0.3mmの穴を壊さずに出来ましたが,余りに難儀なのは,火室のヒンジ受けの部分です.「良い考え」というのはパイプの半田付けであったようで,0.5×0.3φの精密パイプが同包されていました.流石に火室側に何もとっかかりが無くこれは辛いです.仕方がないので,重い?60Wの鏝で十分に半田を流し,0000の糸鋸での作業と相成りました.片方は上手くいったものの,片方はやはり,本当に点接触した形なので,外れてしまい,これを再度規定のヒンジが合う位置に何とか固定するのに半日近くかかってしまいました.何せ戸の直径が5mm弱で,もうこのような小さなモノを手がける歳では無いのかも知れません.
 
要はNCのしたことを出来上がりの機能的に同じ事をした訳で,正に因果応報.それで,昨日は早く寝てしまったということです.もう全然無理が利かなくなっています.昨日はMacPCもトラブって,2階の水冷Winも巨大ファイルDLで気を遣うし,些か参った1日でした.6月の手術も近づいてきているので,メンタル状態もよくありません.
 
コッペルCタンク用,コッペルの戸可動火室とタレット(蒸気分配機-この前,小BLOGでも紹介したものですが,ハンドルの取っ手が外れてしまったとやり直しで,これも点付けで気を遣いました)は月曜早々に静岡に送って検品後,キャスト屋に出して貰います.1ヶ月しばらくは落ち着かない日が続きそうです.Cタンクは是非出したいモノです.弁装置の動きも芝らしいですし.早口S-4,S-15でS-15のみの量産となります.S-4は,我々の為に作るか,特にオーダーがあれば1~2両生産するかも知れませんが,体との相談と思います.
 
iModelsの人気加藤君iKato3もそろそろ量産し,入院までにナローガレージ様にお預けしておきます.入院までに4台の完成写真はナローガレージ様に送っておきます.既にHO9の2台は完成.後のHO-6.5の完成も今月中に出来ると思います.頒布の時期は,ナローガレージ様の御都合もありますので,7月になろうかと思います.アナウンスをお待ち頂きたいと存じます.

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【2013/05/19 06:27 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
庵原コッペルの次 一寸嬉しい進展
最後の庵原コッペルは2個だけ足りなかった部品を待っていますが,お嫁入りも間近です.(確か英語で機関車は女性名詞だったと)時間を毎日割いて,少しづつ調整しています.昨日は併せてMWの木曽ロータリーの塗装のこしらえのプライマー吹きをしましたが,結構時間がかかりました.
 
で,今まで伸ばし伸ばししてきた歯医者に余りに噛むと痛いので行ってきました。もう横浜に居る時代から治療した歯が欠けていたもので,神経は取っていたのに何故か再生し,心臓をやる前から歯茎が時々痛むのに放っておきました.さすがにボロボロになってきたので,腐って膿が相当出ていました.応急措置だけはして貰いましたが,まあ抜くしかないという診断でした.ブリッジ、入れ歯かインプラントは分かるとして,抜歯があります.血がさらさら状態なので,固まりにくいのですね.大きな病院でやって欲しいというのが本音でしたが,絶対抜かなければと言えないのは歯科医の方も分かっているようです.歯医者も私の怖いものの一つです.でも神経を抜いてあったら、普通グラグラになるまで気づかないのですのではないのでしょうか.片方も完全に抜いてあるのに,中でしみるのです.私はiPSですかね.心臓はそうではないようでがっくりです.
 
模型の方は新しい弁装置でこれは秋田の森林鉄道,仁鮒→早口のS-15コッペルに使用予定のものです.コッペル弁で一番いやらしい中折れタイプで,庵原と同じです.もう弁装置の名人にTYM氏はなっていますので,「序でにやっておいてね」と,任せてしまいました.ロッド駆動に極小弁装置で,これも技術的困難を伴います.ああ,コツも掴んだのでやっておいてあげるで,送られてきたものです.これは庵原より進化しています.滑り弁が左右で,両方交互に動くのが確認出来るのです.これは嬉しい.量産版ではE板はもっとシャープになります.
 
まだまだ予断は許しませんが,これに6φながら恐ろしいトルクのモータの搭載を予定しています.2V以下で回してスピンドルを指で止められないのです.遊星ギヤヘッドを2つ使って減速しているので,頼りない6φとは全然違います.スロー運転も可能であろうと期待しています.怖いのは,ロッド駆動ですので,何かの拍子に引っかかった場合,ロッドピンを飛ばしたり,ひん曲げてしまうことです.まあそこまで行き着くかですが・・・.因みに4段減速まであります.恐らく最大回転数が100~200?rpmの4段減速までは使わないと思いますが,1段,2段当たりを大きさに合わせて使うのかなと思っています.モータマウントにもぴったり合うことを確認しました.走れば今までの超小型蒸気模型とは一線を画してこれは良くなると思っています.手術が無事に終わって,それに挑戦したいものです.静岡工場とは近々会えそうで,会えれば打ち合わせをして,積み残しを再度確認したいと思います.色々部品は断片的に送られてくるのですが,何に使っていいのか分からず,1日で済みますか・・・

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【2013/05/11 01:23 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
最後の頒布庵原コッペル
庵原のコッペル完売のアナウンスはさせて頂いていたのですが、小生の手落ちも有り、お一人様の完成が滞ったままになっておりました。普通ならキャンセルになってしまうのですが、小生の健康状態を慮って頂き、1年以上も御待ち頂いたA様にお収めする最後の庵原コッペルが99%ロールアウトしました。これまでの完成品で改善したかったところは、滑り弁の動きがどうも分かりにくいことであったのですが、何回か失敗して、少しは良くなったかなという感じです。唯,未だリターンクランクの位置で少し調整しています.まあ設計自体で殆ど動き代が無かった筈(実物もそうであったと信じています)と諸部品の寸法を決めた訳ですが、動きが見えないなら見えないでもっと動いて欲しいと思うのは人間の性でしょうか。キャストで底をついたもので、少し気に入らないものは新しくこのためだけに原型を起こしました。他の機種にも使える汎用性を期待してのことです。
 
とにかく小さくとも全部を表現した1/87の機関車を目指すと静岡工場と意気投合して決めたのが、横浜に居る頃ですから、もう軽く5年は経過しているように思います。その間に重傷の骨折(右骨頭粉砕状態)から始まって、心筋梗塞までやってかろうじて生きていますが、自分でも長い道のりだったと思います。静岡とも喧嘩がたえませんでしたが、目標は同じでしたので、とりあえず用意した全数の頒布を終えられたのだと思います。又、皆様に暖かいお声をかけて頂いたことも励みになりました。ここに再度篤く御禮申し上げます。
 
20数個のこれらの機関車がいつまでも残ってくれたら本当に幸せだと思います。設計、工作ともに余りの小ささにフルワーキングを志したのでキツキツで、キットの皆様には本当に御苦労をおかけします。世の中、ものの2時間もあれば手軽に作れる機関車キットが増えて私も好きですが、モノトーンは面白く有りません。皆がスマホピポピポでは真に面白くない。矢張り変わり者、偏屈者が居てナンボの日本だと思います。
 
本,庵原のコッペルのオーナー様は皆様大事にして頂ける方ばかりで嬉しいです.モノはモノ.転売を禁止することは出来ませんし悪いことだとも思いません.心情的なもので少し何だかなと思うだけです.今まで思いもかけないところで大昔のものを入手したと教えて頂きます.まあ,中古市場ではモノはクルクル回るのだなと面白くも思うのですが,オークションで目茶無茶な価額を付けられて,当然,そんなもの売れるわけないのですが,自動再出品で長期間回っていると恥ずかしさでこちらも顔から火が出そうになります.余り恥ずかしいので自分で回収しようかなと思います.弊工房は投機の対象になるようなものは一切ありませんので,もっと値打ちのあるものを出されてはと,出品者様にお薦めします.まあ憎たらしいことを書いていますが,真剣恥ずかしい.
 
ボヤキはさて置き,色々やりたいことはありますが,色々な状況を考えて,当面はミニマム・サクセスというところで,自画自賛しておきます.

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【2013/05/09 03:18 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
SF擬きの進展と仕掛品の恐ろしさ
何かあっという間のGolden Week.そんな風に感じられているのではないでしょうか.Retireすると何もかもあっと言う間のような感じです.私にとって忌々しいのは,あっという間に次の(もう定期的)手術の時期が来ることです.季節感を感じさせてくれるのは,四季の疾患,春の花粉症はやっと収束で,次は発汗による痒みです.心楽しきは桜満開の時期かな.今までそんなもの何も思わなかったのに.関わる医者で精神状態も変わってきます.検査機器や技術の発展で医術はどうなったのか,一寸考えています.
 
殆どの仕掛品はサビで動かなくなっていたものも含めて,シャシ完成,上周りのプライマ処理も終わりました.後は1台の未塗装の処理で,取りあえず,どうしてもメタルF1の塗装テクニックが必要な1台を残して上周り塗装だけになります.今日は又,久しぶりにiModelsの加藤以降の機関車のパターン図描画作業を始めました.Project-Kシャシの生産中止に伴い,作業を中止して居た蒸気の試験組み付けも一寸してみました.なかなか好感が持てます.そのままボディキットで出してしまおうかと考えがよぎることもありますが,PU101が使えないか考えてみたり一寸悩み始めました.
 
さて,今日は仕掛かりの恐ろしさとあります.そう,オークションで出品されているものです.一つ気が付きました.腕のいい人の仕掛かりは,それそこそこ写真もしっかりしており,初心者の一部の方はというと,もう破局的状態です.それも低融点でキャストも破壊状態というのを阿呆は買ってしまいました.写真も光りが入っていないし,自分で良くできているというのを信じて,少し競って送られてきたのは,どこかに落としたような仕掛かりでした.W社のは特に真鍮E板を多用していますので,もう救う手だてはありません.このクソガキと思ってマイナスを付ける程でも無し,取りあえず,W社SCのO様に相談しましたら,出来るだけバックアップするとのこと.箱とモーター以外は新部品と相成った訳であります.
 
そう,相手はBaldwinのB1リアタンク.最近,リニューアルされました.私には何故かが分かります.これを走らせるのに2回部品を取り替えて貰いました.これだけ長いシャシで0.5mmの真鍮板では如何せん剛性の不足です.さらにアイドラギヤの多さ.モーターのスラスト方向の正逆時のdisplacementを何かで固定しない限り,多分しっかり走らないと思います.主台枠は1mm板プレスか,洋白0.8mm程度の厚さになるように張り合わせ.これで改善されると思うのですが,まあ,素人の戯言かも知れません.小さなモーターと言え,極性を切り替えたときの捻り応力は相当なものです.さらにこれを主原因とする従輪尻餅.唯,堅めにセットすると今度は又走らなくなってしまいます.旧乗工社(IMON)はスプリングとプリント基盤でこれを解決しており,小形B1タンクの難しさを物語っています.新しいVerは6φのダブル.一寸電圧を上げれそうですね.Nナローの頚城のホジ3を丁度,6φのダブルにしました.シャシだけ塗装しましたが,滑るように走っています.時代的にはこのBaldwinが新しく,外観としては,私は好きです.
 
SFはなかなか上手く撮影できませんが,そこは名人、M.K氏。白(又は銀)の下地に基本黒の処理でだんだん似てきました.一寸嬉しいです.DBTの台枠もSF擬きです.唯,大体感じは出せているのだけれど細かいところが未だ違うような感じがします.それと情けないのは,蒸気のシャシが半艶の黒であること.これは給油対策です.同じSFにすると繊細で直ぐに表面の艶がオイル等で荒れてしまい、走らせられなくなります.さっと艶消しを吹いてもいいいなとも思うのですが,「根性」を使い果たしました.弊工房のような人は居ない,資本はないではSF完成なんて夢の夢ですが,今後蒸気を完成させる場合には基本SF擬きにし,出来るだけ作っておきたいと思います.

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【2013/05/08 00:36 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
3mmφモーターの実用化-II
今までであればそろそろ単身赴任による移動,出勤を考えて鬱状態になっていましたが,ずーっとGolden Weekなのでそれはありません.別の意味で鬱状態です.昔かいたかも知れませんが飛行機の模型友達で,やはり心筋梗塞を起こして,AEDまで行って蘇ったという人が居るのですが,彼は40半ばで狭窄発作を起こし,10年以上健在です.もう3年かで定年退職らしいですが,娘さんもお嫁に行ってその意味で気楽だと思います.発作後やはり色々なことを考え,色々な合併症も出るし,先ず,2~3年目で鬱になったということですが,確かに鬱陶しいです.模型でいざ頒布と忙しくしている時は良いのですが,それが一息ついたとき,ふっと色々考えてしまうのです.特に私の場合は,オークションの自動延長じゃあるまいし,手術の再施術が続いています.6月中ですから,そうそろと鬱陶しいことこの上有りません.結構,認知症で心臓を悪くされている患者さんが私の搬送された病院が多く,患者で若手の方です.医者もさらに若いのに変わって,我が子相手のようなものです.意識がクリアであの手術は嫌です.6月で又どうせ延長をかけてくる気満々でしょうが,兎に角,身体的な負荷も大きく,X線の過剰被曝,造影剤等の影響で悪くなっている気がするので,当面脅されても様子を見ようかと思っています.立て続けに手術して,折角,東京に行けるように頑張るという気力も最近失せてきました.理由はメンタルかフィジカルか分かりませんが.
 
さて,グダグダと申し訳ありません.この世に言うゴールデウィーク中は,最初の退院後に作った模型をクリーニングして溜まった6~7台を一挙にプライマ処理と,シャシの塗装をしました.P社バテロコは早くから作って再発を御願いしましたが,ギヤがないとか.もう一つはクリッッタークラブ様のA様から譲って頂いたもの.これはシャシをどうしようかと放ってあったもので,3mmφモーターでTMY氏が作ってくれたものです.(前BLOGの通り)
 
今回,1台は手製デカルを作って適当に塗ったものですが,いざ他のと比べて見ると小さい小さい.Nナローにも引けを取りません.P社様のは流石にモーター焼け付きを恐れて,直線を2~3往復させるだけですが,片方は抵抗も少なく,4φに比べ恐らくトルクは0,6倍程度ですが,減速比もそれ程大きくないので,安心して走らせられます.TYM氏は少量の生産なら可能としていますが,バッテリーロコではなく,もう少しモーターの角度を小さくしたモノであるば可能としています.Nナローなんて良さそうですが,しっかり設計さえして貰えれば,E板,スプリット系でシャシ設計をしても良いかなと思っています.6月以降気力があるかですね.しかし,こんな小さなものまで作れるとは,つぼみのBタンク,今ホットなEggerが小いとて喜んでいた時代に予測は出来ませんでした.静岡は無茶苦茶,蒸気をため込んでこの期間は何の連絡も無し.1機種は無理をして走らせましたが,走りにクレームがついて,じゃあ頼みますと送っても反応無し.いつもながら失望です.郵送費だってバカなりません.まあ蒸気は何れという気持ちで接しないと又,おかしくなりそうです.唯,Hohenは今度捕まえたら,取りあえず部品を全部確保します.コッペルCタンクは弁装置がしっかり動くことを確認しました.FSKUはホラに近いので,FSKSに統合します.そのFSKSもE板は計画中のものは殆ど出来ているのです.3D設計を自分で出来たら・・・こんな歯がゆいことはありません.GKC様の御苦労が今更ながら忍ばれます.
 
今までの模型をボディ塗装直前まで実施しながら,iModelsの新しい機種の原図を書き始めました.なれてきた加藤とは勝手が違い時間が一寸かかりそうです.

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【2013/05/06 01:37 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
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