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工場長が夏風邪を拗らせたらしく,工場長の方のキャスト作業は止まっています.「森の内燃機関車」を最優先で実施しておりますが,一寸,風邪が治るまで時間をいただきます.私の方はエッチング原図を書いていますが,これもウルトラどマイナーな蒸気で御存知の方も少ないかもしれません.でも多分?可愛い小さな機関車ができるものと思います. さて,FSKSでは2台を内燃機関車としたのですが,市中を見渡してみると,以前と比べて,製品化される機関車が減っているような気がします.今,金がないので,それはそれで結構なことなのですが,コレクターとは一寸寂しいとも考えています. よく考えると,メジャーな加藤,酒井でよく写真で見るものは殆ど製品化されたような気がするのは私だけでしょうか.弊工房でも何か・・・と思うのですが,なかなか皆さんに興味を持って頂けるようなプロトタイプが見つけにくい状況です.私は寸詰まりの加藤小型機のファンですが,私の持っているような書籍では見つけられない状態です. そこで,コレクションを出してきて,何かいいものはないかなと思っている次第です.L自治会(旧Itoworks)の昔作った作品が出てきました.一方は酒井の4.2トン?,片方は,先日,豪雨に見舞われた馬路村に動態保存されている酒井3.5トンです.確か前者はボンネット曲げに失敗しまくって,当時のオーナーI氏に何度も電話でE板を追加要求して御迷惑をかけたものです. 台枠からもう積み木のようで大変でした.それによく見てみると,フルキャブ,フルボンネット内ディテールも可能になっているではないですか!何とか動力化したいという思いで,この時,K社さんに無理を言って,4φ×8mmの小型モーターを分けて頂いたのだと思います.いつもは1軸駆動でさっさとシャシを作り上げてしまうのですが,この時も,仙台重鎮のKさんにスライス歯車を分けて頂いて,全軸駆動にしました.結構坂も上って,へえ,それで皆さん全軸駆動に拘るのかと,当たり前のことに気が付いた記憶があります. 実は,さるコンペの参加賞のE板が欲しくて,これの屋根を少し改造して出品し,そのE板を頂きました.顰蹙ものですね.コンペ主催者さんの無理を聞いて頂いたことに報いるために,そのE板はちゃんと作って完成させました.但し,1軸駆動w PR |
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もう発狂しそうな暑さが続きます.外を歩いていると肌が痛いくらいです.駅も待合室はクーラーを落としたまま.そのまま飛び乗れるように,時間を調整して駅に行かなければなりません.隣町のパチ屋が昼間でも分かるくらいの大型のLEDを点灯させて,それはいいのかとブツブツ.去年より暑いのでしょうか・・・
さて,先般,工場長が京都に来ました折りに,預けてあった7~8年前くらいに作ったプラ成形の20HPコッペルのモックアップが戻ってきました.序でに,FSKUのコッペルCタンクも暫しこちら京都に居ます.折角ですので,一寸比較写真を撮影しておきました. 15HPは三重のトラムタイプでスカートをはいた物です.作ってから気が付いたのですが,後面は10HPのように大きな窓がトラム時代に開いていたのですね.スカートの除去と同時期に改造がおこなわれ,一般の閉じたキャブになったようです.ボイラーはレジンですが結構気に入っています. これを作った時は何と小さなボイラー,煙突なんだろうと驚嘆しましたが,10HPが出来てからというもの,大きいやんと思うようになりました.まあそれくらい10HPの小ささというのはショッキングです. 20HPは,ワールドのNスケールのB20が出たときに,シャシに使えないかとモックアップで作ったものです.これもOKならば,三重トラムの後継として,エッチング,レジンで出そうと思っている間に,仕事が忙しくなって放ってあったものです.よく見ると,旧乗工社の晩期に出たコッペルCタンクエコノミーと同じくらいの大きさ.唯,乗工社のはボイラーは太かったように思います. 15~20HPでは殆どがコッペル弁で,10HPのコッペル弁形状とは異なります. それがよく分かるのがこの動画です.フルスクラッチのコッペルに付けてみました.若干弁棒のリンク位置が悪く,味噌すり運動をしてしまいますが,滑り弁はしっかり動いています.ネコの刊行物のスペインのコッペルです.1/80というのは何れ,1/87で考えたいですね. http://www.youtube.com/watch?v=W0q1-NLAtuE 10HPの経験を蓄積して模型化したいと考えています. |


