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【2025/12/23 20:38 】 |
これからのHO内燃機関車-I

工場長が夏風邪を拗らせたらしく,工場長の方のキャスト作業は止まっています.「森の内燃機関車」を最優先で実施しておりますが,一寸,風邪が治るまで時間をいただきます.私の方はエッチング原図を書いていますが,これもウルトラどマイナーな蒸気で御存知の方も少ないかもしれません.でも多分?可愛い小さな機関車ができるものと思います.

さて,FSKSでは2台を内燃機関車としたのですが,市中を見渡してみると,以前と比べて,製品化される機関車が減っているような気がします.今,金がないので,それはそれで結構なことなのですが,コレクターとは一寸寂しいとも考えています.

よく考えると,メジャーな加藤,酒井でよく写真で見るものは殆ど製品化されたような気がするのは私だけでしょうか.弊工房でも何か・・・と思うのですが,なかなか皆さんに興味を持って頂けるようなプロトタイプが見つけにくい状況です.私は寸詰まりの加藤小型機のファンですが,私の持っているような書籍では見つけられない状態です.

そこで,コレクションを出してきて,何かいいものはないかなと思っている次第です.L自治会(旧Itoworks)の昔作った作品が出てきました.一方は酒井の4.2トン?,片方は,先日,豪雨に見舞われた馬路村に動態保存されている酒井3.5トンです.確か前者はボンネット曲げに失敗しまくって,当時のオーナーI氏に何度も電話でE板を追加要求して御迷惑をかけたものです.

台枠からもう積み木のようで大変でした.それによく見てみると,フルキャブ,フルボンネット内ディテールも可能になっているではないですか!何とか動力化したいという思いで,この時,K社さんに無理を言って,4φ×8mmの小型モーターを分けて頂いたのだと思います.いつもは1軸駆動でさっさとシャシを作り上げてしまうのですが,この時も,仙台重鎮のKさんにスライス歯車を分けて頂いて,全軸駆動にしました.結構坂も上って,へえ,それで皆さん全軸駆動に拘るのかと,当たり前のことに気が付いた記憶があります.

実は,さるコンペの参加賞のE板が欲しくて,これの屋根を少し改造して出品し,そのE板を頂きました.顰蹙ものですね.コンペ主催者さんの無理を聞いて頂いたことに報いるために,そのE板はちゃんと作って完成させました.但し,1軸駆動w

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【2011/07/29 01:03 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
Sea lion工房 初期の作品

そろそろ森の内燃機関車頒布の予定なのですが,生憎,工場長が風邪を引いてしまい,私の方もスタンバイしていたのですが,一寸遅れそうです.私の最近,目立って体力,目の低下を経験しており,気を付けなければと思っています.コッペルの方の完成品2台は予定通り順調のようで,いよいよ地獄の弁装置に入りますとフィニッシャーさんから連絡がありました.

閑話休題という訳ではないのですが,古い作品を引っ張り出してきました.Webの方にも掲載されているものです.ことの発端は,本で「祐徳軌道」の不思議な機関車を見て,適当に類推してプラ板で簡単なモックアップを作ったことです.上京して,さる雑誌のN編集長にお会いする用件があり,ついでに見せたところ,あれ,一寸待って下さいと図面を持って来られ,あら,ぴったり1/87じゃないですか,と言われ,じゃあ少し数を作って見ようと思ったことです.エッチングで殆ど出来てしまうので,何を血迷ったか排障ネット以外を総レジンでやろうと思ったのが悲劇の始まりでした.前後の妻の薄いのも全部レジンです.挽きモノは英国のBrianさんに作って貰いました.

初期のテストショットは,プラキャストという銘柄のレジンを使って,まあ行けると思っていたのですが,いざ量産段階になってPL法がらみで中止になったとのこと.代替品を使ったのですが,何故かゴム型に付着して全然上手く抜けず,悪夢でした.御予約のお客様にも御迷惑をおかけしました.

N編集長にも持って伺ったのですが,あれ,何でエッチングじゃないんですいかと言われ,ぁ・・・.多分,当時,フランスのレジンのドコービルを作った後,レジンしか頭にありませんでした.思いこみとは恐ろしい物です.

あれから数年して,Project-Kからリリースされたのが,「南筑軌道」の福岡です.重鎮Kさんのお宅にお邪魔した時,「可愛い子には旅をさせろ」と頂いたシャシで作った南筑2台目のモデルです.サイドに多分,フライホイールの保守用と思われる大きな切り欠きがあります.祐徳のは何故か有りませんでした.これはエッチング,ホワイトメタルの本格的キットで比べるべくもありませんが,まあ一緒に撮してのお愛嬌です.キットを作るのも一苦労,レジンをくり抜いて鉛を詰め込まなければ,テールヘビーで話しになりません.でも,スプロケットはお愛嬌.しかし,何度考えても,これをレジンで作った阿呆さは悔いるばかりです.

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【2011/07/23 14:10 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラストン&プロクター内燃機関車
暑さは収まらず,原発は止まる,国政は無茶苦茶でストレスの溜まる一方ですね.コッペルは今のところ順調に完成品作業は進んでいるようです.完成すればこのBLOGでも御紹介したいと思っています.20日値前後に給油機,煙室ノブも出来るようですので,それで一応,コッペルはお見せできると思います.PVを作って,予約を募りたいと思っています.納期は1年以上の待ち行列が出来ていますので,又,お金をSaveして頂く時間もあると期待しています.この数日でも新たな企画が!でも発散このうえないので先ずは森をお収めし,Excelsiorの目処を付けてからと思っています.

予約に関してお客様の一人から,Sea lion工房の古いキットが委託販売で出ていたので入手したと教えて頂きました.Webにラストン内燃機関車として紹介されているものです.性格にはRuston & Proctorの内燃機関車で,今のRuston & Hornsbyより前の物でドイッツのライセンス生産機関車と聞いたので,例のBrian Clarke氏と共同で作ったものです.実は堀之内のオットーを作りたかったのですが,下回りを見て萎えてしまい,Brian氏のOfferを受け入れて作りました.結構何度も書き直して,半年くらいかかったと思います.当初はキドIIIを搭載する予定で設計していましたが,直前になって,Brian氏からアイドラが1枚作ることが出来ないので,6φのペジャーにしようと連絡があり,6φで設計し直した物です.英国内10セット,日本で10枚程度作ったものです.一応完売は直ぐにしたのですが,今頃出てくるとは夢にも思っていませんでした.

一寸,横にあった旧乗工社の雨宮と比べてみました.小ささもそうですが,何よりも薄い?機関車です.キドIIIと同じ幅です.だが一寸待てよ?これ1/76でこの小ささなんです.実車は508mm超狭軌の機関車で,火薬工場で使われていた物です.よく見ればドイッツより複雑な形状をしています.5.8mmは一寸勘弁ですが,6.5mm.1/87で一寸再度作ってみたい機関車ですね.無茶苦茶に小さくなりそうです.一寸,心が動いてしまいましたが,今は無理っぽいです.そうでなくとも企画倒れが出てくるのではないかと恐れています.

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【2011/07/18 02:29 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
10HP,15HP,20HPコッペルの比較
もう発狂しそうな暑さが続きます.外を歩いていると肌が痛いくらいです.駅も待合室はクーラーを落としたまま.そのまま飛び乗れるように,時間を調整して駅に行かなければなりません.隣町のパチ屋が昼間でも分かるくらいの大型のLEDを点灯させて,それはいいのかとブツブツ.去年より暑いのでしょうか・・・
さて,先般,工場長が京都に来ました折りに,預けてあった7~8年前くらいに作ったプラ成形の20HPコッペルのモックアップが戻ってきました.序でに,FSKUのコッペルCタンクも暫しこちら京都に居ます.折角ですので,一寸比較写真を撮影しておきました.
15HPは三重のトラムタイプでスカートをはいた物です.作ってから気が付いたのですが,後面は10HPのように大きな窓がトラム時代に開いていたのですね.スカートの除去と同時期に改造がおこなわれ,一般の閉じたキャブになったようです.ボイラーはレジンですが結構気に入っています.
これを作った時は何と小さなボイラー,煙突なんだろうと驚嘆しましたが,10HPが出来てからというもの,大きいやんと思うようになりました.まあそれくらい10HPの小ささというのはショッキングです.
20HPは,ワールドのNスケールのB20が出たときに,シャシに使えないかとモックアップで作ったものです.これもOKならば,三重トラムの後継として,エッチング,レジンで出そうと思っている間に,仕事が忙しくなって放ってあったものです.よく見ると,旧乗工社の晩期に出たコッペルCタンクエコノミーと同じくらいの大きさ.唯,乗工社のはボイラーは太かったように思います.
15~20HPでは殆どがコッペル弁で,10HPのコッペル弁形状とは異なります.
それがよく分かるのがこの動画です.フルスクラッチのコッペルに付けてみました.若干弁棒のリンク位置が悪く,味噌すり運動をしてしまいますが,滑り弁はしっかり動いています.ネコの刊行物のスペインのコッペルです.1/80というのは何れ,1/87で考えたいですね.
http://www.youtube.com/watch?v=W0q1-NLAtuE
10HPの経験を蓄積して模型化したいと考えています.

15HP.jpg20HP.jpgCtank.jpgcomparison.jpg

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【2011/07/12 02:30 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
庵原コッペル10HP完成品製作開始!

今年は昨年のように狂おしい暑さにはならないだろうという都合の良い予想とは異なり,昨年のような暑さの日が続きます.模型も滞りがちです.そんな中,工場長が静岡からコッペル10HPの部材を持参し,自動車強行軍で京都に来ました.コッペルの出来と走りに大満足。これでやっと軽便祭で予約頂いた順からコッペルを作っていくことが出来ます.9月には初号機、2号機が予約のお客様にお渡し出来る見通しです。

しかしフィニッシャーに行くこの部材も近日中にWebで御目にかけますが、非常に手がかかっています。何よりも動輪です。以前このBLOGでも紹介しましたが、気の遠くなるような手間をかけています。ボイラの位置決め、穴空け、スリわり入れも大変です。よく考えてみると、鋳造を使っているものの殆どスクラッチで、時間と手間を食うのはやむを得ません。私も経験がありますが,ロスト部品の小径の穴あけの大変さ.FSKS-5以降のものについては、先ずコストダウンで、より量産が容易なものをと考えています。

とにかく画像の基礎部品を作るだけで相当の手がかかっており,以降,益々の工夫が必要です.フィニッシャーの手に渡れば,最も大変なのが弁装置です.エッチング板部品のクローズアップです.大体の穴が0.28mm.これを0.3mmのドリルでさらって画像上部に映っている0.3mm極小カシメピンで可動にしていきます.当初0.4mmカシメピン適用の予定でしたが,穴を0.4mmに拡げるとLinkが強度的に問題があるので,急遽0.3mmカシメピンを作ったという曰く付きのものです.この0.3mmカシメピンが特注なので高いこと.失敗ばかりしておれません.

給油機,煙室ノブのキャストは一寸遅れているようです.それが出来てくればWebでの公開となります.

工場長コメント:こうやって並べて見るとこれだけの点数の部品をよくも作ったと思いました。これは他のメーカーでは絶対真似出来ないと思います。基本的に部品同士が干渉し合うということも起きませんでした。我こそはというフィニッシャーさんは居ませんか?

B.jpgD.jpg 

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【2011/07/05 00:28 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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