暑さは収まらず,原発は止まる,国政は無茶苦茶でストレスの溜まる一方ですね.コッペルは今のところ順調に完成品作業は進んでいるようです.完成すればこのBLOGでも御紹介したいと思っています.20日値前後に給油機,煙室ノブも出来るようですので,それで一応,コッペルはお見せできると思います.PVを作って,予約を募りたいと思っています.納期は1年以上の待ち行列が出来ていますので,又,お金をSaveして頂く時間もあると期待しています.この数日でも新たな企画が!でも発散このうえないので先ずは森をお収めし,Excelsiorの目処を付けてからと思っています.
予約に関してお客様の一人から,Sea lion工房の古いキットが委託販売で出ていたので入手したと教えて頂きました.Webにラストン内燃機関車として紹介されているものです.性格にはRuston & Proctorの内燃機関車で,今のRuston & Hornsbyより前の物でドイッツのライセンス生産機関車と聞いたので,例のBrian Clarke氏と共同で作ったものです.実は堀之内のオットーを作りたかったのですが,下回りを見て萎えてしまい,Brian氏のOfferを受け入れて作りました.結構何度も書き直して,半年くらいかかったと思います.当初はキドIIIを搭載する予定で設計していましたが,直前になって,Brian氏からアイドラが1枚作ることが出来ないので,6φのペジャーにしようと連絡があり,6φで設計し直した物です.英国内10セット,日本で10枚程度作ったものです.一応完売は直ぐにしたのですが,今頃出てくるとは夢にも思っていませんでした.
一寸,横にあった旧乗工社の雨宮と比べてみました.小ささもそうですが,何よりも薄い?機関車です.キドIIIと同じ幅です.だが一寸待てよ?これ1/76でこの小ささなんです.実車は508mm超狭軌の機関車で,火薬工場で使われていた物です.よく見ればドイッツより複雑な形状をしています.5.8mmは一寸勘弁ですが,6.5mm.1/87で一寸再度作ってみたい機関車ですね.無茶苦茶に小さくなりそうです.一寸,心が動いてしまいましたが,今は無理っぽいです.そうでなくとも企画倒れが出てくるのではないかと恐れています.

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