忍者ブログ
  • 2025.11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2026.01
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/12/23 22:07 】 |
さらに小さな世界

弊工房が一般に精密品でエッチングに出すところは,産業用でRigidなところがあり,決められた広さのところに部品を割り当てていきます.これが結構大きな制約で,どれだけ多くの部品を取り出すかが勝負になってきます.無論,切り出せないといったことが起こらないように最大の注意を払わなくてはなりません.(工場長と一緒にこの工房をスタートさせるまで,適当に1枚原図を書いて渡せばいいところは多く楽だなと思いました)

ところで,コッペルは来週から完成に向けての作業に入る予定です.これは,軽便祭に既に予約頂いた方のを先ずスタートさせて出来るだけ早くお客様にお目にかけたいという理由と製作に2台/2ヶ月かかってしまうというところにあります.今からスタートさせても第1グループが出来てくるのが,もう夏休みも終わりという時期になります.

その他に,既に予約を頂いている人も居ますので,実は残りが半分になっています.ロスコー給油機,煙室戸(仮Ver)が出来次第,HPにPVと写真をUpし,予約を募ります.どうか宜しく御願い申し上げます.オマケのHohenzollernもなかなかの人気です.

PVは4コアの水冷PCで作りますが,これが調べてみると有名なイロモノ.ポンプから水は幾ら増し締めしても少しづつ漏れてくるし,シールテープを巻こうにも,水に対する養生が大変で,断行する気にも慣れず,そろそろ耐水パテで・・・いややなぁ.もとプラントに居たのに恥ずかしい.何よりも困りものは,突然のポンプ停止です.これは凄い.あっと言う間に水温は60度を超えて警報発信.それを放置すると90度くらいになって,マザーで自動で電源を切ります.色々今まで見てきましたが,どうも電気的な不具合なことは間違いないようなので,近日中に別電源工事を実施です.偶にマザーの方で電源を切ってしまうようです.一度切れてしまうと,(丁度,鉄道のパワーパックがあって良かったです.)ロックアップを何かで再起動しないと解けないような回路になっているのかな??と思い出しました.作った所に聞いても返事が返って来るわけはないし,回路図なんて持っていないでしょう.大人しくメーカーものを買わなかった私が悪いです.まあ,別電源にしてしまうとPVのレンダリングも出来そうです.2GBkらいのが出来て,10MBくらいまで落としていくわけです.

コッペル,Hohenzollern,ポーターの良さお伝えしたいと頑張ります.

とは云え,悪い癖で総花的にプロジェクトは進んでいます.前から気になっていたNナロー.最近,一寸多くなってきましたね.スタートした時は賑やかしで,Nナローも書いておけでしたが,まあ口だけも宜しくなかろうとポーターの端っこにNのコッペルキャブ,床板を入れました.阿呆な事に,超小型コッペルを入れてしまいました.せめて30HP~なら未だ,悩みは少なかったのですが,この大きさです.1/160スケールを守っています.こんなもの日本のメーカーにギヤヘッドでも頼もうものなら,それだけで1台数10万になってしまいますので,今動力,機構で呻吟しています.動力は,過去の実績もあり大体決まっています.ムクのロストが未だ増しな良い走りを期待できそうですが,さてさてどうなりますやら.森の頒布,コッペルのアナウンス,ポーターの頒布が一段落して考えます.

しかし,担いバネは確実に脱落と思っていたのですが,見事に残っています.Railino,やったぜ・・・です.画像クリックで大きな画像がポップアップします。

NN1.jpgNN2.jpg
 

拍手[665回]

PR
【2011/06/23 03:15 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
SF擬きでも難しい!?

コッペル10HP量産準備,アナウンスメントが今暫し停止しています.これは工場長とも話し合いの結果,色々と手を出して全部中途半端になるより、取りあえず先に「森の内燃機関車」の頒布を御予約頂いた方に余りお待たせすることなく実施しようとの決定を受けたものです。シャシをほぼ完成した形でお届けする為,シャシ担当の工場長は孤軍奮闘中です.半完成のようなもので,ボディ側も一発で仕上がってしまいますので,御期待下さい.0.1mmエンドミルによる地獄の刻印もお楽しみ頂けると思います.

私の方は色々アイデアがあるので,原図を書いたりしていますが,(一気に4両の蒸気のE板原図を書き上げました)前のBLOGにも書きましたように,ポーターの方のキャブ3台の組立て,塗装を完了しました.2台はポーター完成を御注文頂いた方の為,無塗装とFroquilのブラスを塗って最終組み立てに入っています.1台は工場長から送られてきたもので,古い設計によるキャブですが,これを旧乗工社のSFのような仕上がりにしたいと今回,挑戦したものです.今までドライブラシ,塗装後の色落としや色々な方法を試して来ましたが,ボルナレフ宜しく,「そんなチャチなもんじゃねえぜ」を実感して来たわけです.

どうすればあんな模型としての美しさを保ったまま一種のAgingのようなものが出来るのだろうかとBaldwinと雨宮21号を何度も穴が空くほど見ました.一見,土汚れと思われるものも決してサンド等を安直に吹き付けているわけではないことが解りました.ちょこちょこ何度も失敗しては,一つの結論に達し,今回再度トライしてみました.

何かそれらしいかなとも思います.リベットは浮き出ているし,微妙なグラデーションは出ている.屋根周囲に行くほど,黒の度合いが薄くなっている.さあ,撮影とデジカメで撮影してみた訳ですが・・・映らない・・・人間の目の情報処理の能力の高さを思い知った訳であります.色は2色です.黒の最終吹きではとにかく時間がかかりました.自然の汚し宜しく少しづつ馴染ませていくという感じでしょうか.取りあえず,写真もUpしておきましたが,実物の感じが全然出ていません.

やっぱりこれしかないわなぁとか自分で思っていますが,大量の両数を仕上げるのは大変だったんだろうなと思っています.しかも旧乗工社のを目を近づけてみると,後で調整吹きもしているようです.ノズルのつまりで粒子が少し飛散しているのも御愛嬌というところでしょうか.後は,塗料の混合割合,ノズルの絞り具合,最後の調整吹きとかまだまだ解らず,道半ばと言うところでしょうか.

SF-1.jpgSF-4.jpg
 

拍手[641回]

【2011/06/12 06:38 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
鉄道聯隊のバグナル 試作の試作
tetsuren0.jpg今日は工場長からの投稿です。・・・

先にブログに掲載されたベビーバグナルに触発された訳でも無いのですが、取敢えず試作の試作品を紹介します。小型のサドルタンク機関車が好きな私、昔からほとんど関心の無かったイギリスの蒸気機関車ですが、後年になってその資料に触れる機会の有ったBagnallsの軽便蒸気機関車群, その中から小型のサドルタンク機関車、明治時代、鐡道連隊の訓練用に輸入されたこのいささか寸詰まりで少しユーモラスというかゲテモノ風の機関車に何か惹かれるものが有り, 友人K氏のリクエストも有って試作したのが写真の機関車です。

しかしその時点ではバガリー式弁装置の機構の詳細が不明で取り付けていません。この機関車もロッド駆動評価用試作、モーターも奢ってファウルファーバーを搭載、キャブを除く大半のパーツをロストワックスで構成したものでR70の曲線も楽々通過するなど、そこそこの性能だったのですが、何せコストが高くなり過ぎて製品化を躊躇していたのですが、最近になってようやくバガリー式弁装置のモーションが解明でき、プラネタリギアードモータを手に入れたことで、何時になるかは分かりませんが製品化のロードマップに載せられるところまで辿り着いた次第です。仮に実際にこれを製品化するとすれば、この試作で洗い出された制作上の課題を踏まえて、簡単に組み立て出来、且つ安定した走行を実現できる機関車を生み出す事が可能と考えています。しかし弁装置だけは激ムズかも!

・・・ということで、工場長には、極小バカリーなんかエッチングで抜けませんでと上周りのエッチングから起こしていますが、写真のキャブの線の出っ張りは、実は赤の2重線と思われます。イギリス蒸気もドイツ、アメリカ蒸気に隠れていますが、そこそこの数輸入されています。一般にこのような線はええい、ウザイと消されてしまったようなのですが、これは教練の使い物にならず、飾ってあったのか、塗装も綺麗なまま残っていたようです。

これをどうするかです。英国蒸気のライン塗装は非常に繊細です。自動車、飛行機ではデカルを作ってしまい、クリアオーバーコートで周りに馴染ませてしまいますが、その方法は鉄道模型では一般的ではありません。昔はイギリス本国にいい線を表現する材料があったのですが、些か使いにくかったし。インレタもやりたくないなとこちらはこちらで悩みは付きません。しかし、これで1/80の大きさで、未だ小さくなります。それにアラン式より遙かに困難な弁装置。昔、アウターリミッツってアメリカ番組あったけど正にその世界です。

現在、既に御予約を頂いているBagnall「エクセルシア」の量産と本機の試作を併行して進める予定ですが、元々2フィートの機関車ですが、この複雑きわまる弁装置のために9mmとして皆様にはアナウンスの予定です。

よい子の皆さんはこんなきついタバコは吸わないようにしましょう。誘われても吸っては行けません。せめて私のように1mgで。同じか?


拍手[631回]

【2011/06/06 04:42 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
I Will Say Good-Bye

これは確か私の好きなエヴァンスの晩年の曲ですが,3つのコレクションとお別れする決心をしました.物を集めているとよく起こる現象で何台も同じ物を持ってしまいます.整理の途中でこれらが複数出てきました.一番好きなのは,ヘンシェルのテンダー,Frank-Sです.これは実に一時3台有りました.

非常に高価な機関車ですが,当時は食費を切りつめて買っていたのでしょう.キットを組んだ物で,既に1個は随分前に売っています.これは,可成り気を入れて塗装したもので,まだまだ当時は元気があったのですね.手放すか迷いました.第1バッチのキットで,真鍮に洋白メッキの強者です.唯,ホワイトメタルは惚れ惚れするほど美しい.アウトサイドフレームでワルシャートはそれなりに動きます.これもカシメピンがどっさり入っていました.どうせ動かなくなっているだろうと思っていたら,しっかり動いてびっくり.20年以上動かさずに飾ってあったものです.流石堅牢モットードイツ製です.(しかし最近の家電は何であんなに簡単に潰れるのでしょう.)モーターはキャラメルモータ仕様ということで発売の時が解ります.後にFaulhaberモーター仕様もリリースしましたが,矢張り後者の高級モーターが似合います.キャラメルでも結構しっかり走るところがミソです.結局残るのは,メーカー完成で,色剥げてる~.メーカー完成純粋主義の悪しき例ですね・・・(反省)

FS.jpg

後は,W社のHOナロー処女作?のポーターと森の戦前型です.ポーターは工場長に何れ上野版も作ろうよと言われてあっさり手放しです.これは,W社の設計が正しいのに,このギヤ構成じゃ動かないと電凸し,社長さんが休みの日か偶々出てこられいて,間違った阿呆な指摘にも拘わらず親切に対応頂きました。色々お話をさせて頂いた曰く付きのモデルです.何か適当に塗り分けましたが,こんな塗り分けあったのかなと工場長に言われました.

PT99.jpg

最後は,森の戦前型で,これも2フィートの機関車と気づかずに,HO9mmで作ってしまったもので,W社の加藤3トンシャシの車輪を0.8mmに削いで無理矢理入れています.WBは違う,車輪径も違うで,取りあえず完成見本にしたという代物です.森の機関車の著者の名取編集長によると,この小さな機関車で5トンで,死重をかけまくっていたのでしょうということです.モーター縦置きの6.5mmシャシは,その内作りたいと思っていますが,いつになるのやら.煎餅のように薄い機関車です.

MORI99.jpg
 

拍手[632回]

【2011/06/03 04:31 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
P101の魅力

梅雨なのかぱっとしない天気が続きます.コッペルも後2つ公開に必要な結構目立つ部品が足りません.後1歩のところで止まっているものが多く,私もストレスです.

先日,尊敬申し上げる今野さんのBLOGを覗いてみたら,乗工社/IMONのPU101のことを書かれているではありませんか!ポーター共,決してパ○っている訳ではありませんので,その点,誤解の無きように御願いします.PU101はその簡便さと価額の安さから,殆どのものは買い求め,組んだように思います.最近IMON殿でも復活したようで,嬉しい限りです.雨宮1/87は早速に組みました.モーターもどんどん良くなっている感じです.

中間動輪を抜いてしまうとやたら,WBが長くなって,一寸間の抜けた感じになってしまいますが,中間動輪を入れてぴったりくる機関車が1つありました.これは,もう20年以上暖めてきたもので,昔,英国で,Paulさんというプラ板で小型機関車を作らせたら,天下一品という方が居られます.今でもサービスを続けられているようです.既に20年以上前に,芦別のバグナルWing Tankは作って貰ってコレクションしていました.彼に相談して,共同で,作ってレジンか何かでボディキットを出す計画を立ち上げたのですが,私の方で随分と忙しくなり,結局頓挫してしまいました.

今,再度,出来ないか検討しています.無論,全ロッド,弁装置を付ける予定です.何時の日になるか解りませんが,掛かり出すと早いのでお楽しみに.

PU101といえば,シャシを既製品に頼ることの多い,英国に可成り輸入されたようです.既にPeckettのことは書いたと思いますが,もう少しWBが短ければ,相当の数のボディキットが出ていたように思います.Hansletにつかうには少し広すぎるし・・・一寸,小型機では敬遠されたのかも知れません.

そんな中,友人のBrian Clarke氏から譲り受けたキットがあります.日本じゃPU101に不自由しないのでこれ買わないかと言われ譲られたキット,ベビーバグナルです.量産されたのかどうかも解らない怪しい雰囲気の模型です.組はキャブの表面処理程度であっという間に組めました.何と中間動輪の位置に動輪を持ってくる設計で,まあ確かに急カーブも何なく通過します.キャラメルモーターはジャージャー音がしますが,これも愛嬌.この人は,Husletの実感的な精密キットを作るかと思えば,このようなマンガチックなものも多く,カタログを見るのが楽しみでした.今は何をしているのでしょうか.

PU101のようなプラのHOナロー用のWBの適当なシャシがあれば面白いのですが.内はとてもコストのかかって,大量に作らなければならないプラ成形には手を出せません.

B-3.JPGB-4.JPG

拍手[626回]

【2011/06/02 06:31 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>