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【2025/12/23 17:25 】 |
吹き始めた秋の風

狂おしい夏から一点して布団なしでは,暮らせない今日この頃です.結局,軽便祭も間借りでもしてコッペル,ポーター,エクセルシア他内燃機関車をみて頂くはずが,時間切れとなりました.Nナローの極小機関車もE板だけは完成し,車輪も目処が付いたとかで,頑張ろうと思っていたのですが,結局はむなしくE板が手つかずでおいてあるだけです.相変わらず工場とは電話すら繋がらない状況が続いています.予定表のようなものは送って貰いましたが,既にWebに書きましたように遅延。皆様には本当に御迷惑をおかけしています.それすら,そのまま出来るのかどうか全然分からない状態です.大変な仕事が入っているのでしょうか.聞くことすらままなりません.
ここでPTSDのように私をさいなむのが,WebでもこのBLOGでも紹介しました福岡の内燃機関車です.今と同じオークションの自動延長のように,遅延を繰り返し,1年も 予約頂いた方をお待たせしました.あの時も毎回毎回レジンを頼んだ知り合いに状況を聞くために電話しては、迷惑だろうなという気持ちに苛まれました。
矢張りコア技術は他には頼るべきではないですね。今考えているのは、「原点回帰」です。元々Sea lion工房は、投資の殆どを工業用の高級精密エッチング板-板材のみにより、CADにより出来るだけ精密な超小型機関車を、提供することであったはずです。
正直、FSKSというのは、欲張って全部を高級ロスト、高級E板等で採算、価額を度外視して開発したものです。寧ろバブル期には良かったかも知れませんが、今は経済的中世といった感じです。それに加え、工場の超多忙(ということすら分かりません)。一寸これからどうするのか悩んでいます。
動力を他のメーカさんのものを使用するHOナローの超小型機関車数種はちょこちょこと今まで設計してきて,E板原図は既に書き上がっています。弁装置には拘っています。シャシは先ず市販で無理?というNナローの小形内燃機関車(でもシーニックモデルは嫌ですね)、HO-6.5の内燃機関車・・・等々、自動延長に一旦終止を打ってこちらに専念する方が良いのか迷っています。是非コメント・御意見を下さい。
なお、その場合でも高価なFSKS蒸気を御予約頂いた御お客様には御迷惑をかけないようにするつもりです。

「分相応」,「物言えば唇寒し秋の風」という言葉が頭をよぎる今日この頃です.一寸,気分でも変えて,例の水冷PC(未だ完全に直りきっていませんが,漏れは昔現場にいた頃の補修技術で今は止まっています,又,原発のようにポンプ電源を2系統に強化しています)のLEDデコトラ化でもしようかと思っています.もう原型を留めないくらい改造し,Xp,VISTA,7(64Bit)で起動できるようにしました.
このBLOGも実はMacをBoot CampでWin起動して書いていますが-Mac Officeは駄目、どんくさい-WinでMac起動というのも出来るようです.手持ちで一番早いWinは4コアなので,一寸でも早くなるかなと思い,一寸面白いので,今,色々と情報を集めていますが,百家争鳴ですね,1コアしか使えないとか・・・それでもこのMac-minより早いはずです.

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【2011/09/23 14:03 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
注文コッペルの状況-II

工場の急な仕事での遅延はWebの方に反映させて頂きました.その中で庵原コッペルは基本部品はフィニッシャーさんに渡してあったので,それ程影響は受けず(といっても郵便のボイラー紛失で若干遅れていますが)比較的順調に進んでいます.フィニッシャーさんから製作途中のボイラー周り画像が送られてきました.綺麗に仕上がりつつあるようです.完成見本より仕上がりは進化しています。

よく見て頂くと,微妙な違いが・・・片方は未塗装完成,片方は塗装済完成です.未塗装は素地の美しさを大切に,塗装済みは塗装が食いつきやすいように工夫しています.いよいよこれから最難関の極小コッペル弁装置に製作に入るとのことです.何せ全てが特注の高価な部品でフィニッシャーさんにも予備の部材は少なく,プレッシャーをかけてしまいそうです.可動煙室戸については,10月までに原型削りだしを行いたいとのことですが,こちらは,工場がもう一つの仕事を抱えてどうなることやら.一抹の不安が残ります.給油機と煙室ハンドルが出来た状態で公開,予約受付の予定です.可動煙室はその後,出来次第差し替えとなりそうです.

昨日,新しいエッチング屋さんと打ち合わせを行いました.色々,製品見本を見せて頂きましたが,なかなかのものでした。その中で、何とあのあるジャンル(鉄道模型ではありません)で高級品として有名な、さるメーカーの製品も!矢張り少々値がはってもいいものを提供したいところは,産業用のエッチング屋さんに御願いするんだなと意を強くしました.今回は0.4mmの洋白を抜きますので,色々原図で心配なところのお指摘を聞いて,来週にでも委託に出そうかと思っています.又,出来てきましたらBLOGで御報告します.ここのも流石に綺麗でした.さび止めの処置もしますので,経年変化で真っ赤になったりすることもなさそうです.(メッキはこれで剥離をおこすそうなので,防錆び処置を施すのかどうか聞かれました)プライマには影響がなさそうです.でも心配な人は洗われればいいのではないかと思います.ここらへんもちゃんと打ち合わせを行っておきます.

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【2011/09/17 08:35 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
エッチング屋の変更と庵原キャブ

【近況報告】工場の方が本業のNC関係で余程の粘着の客に捕まっているらしく,電話すらつながらない状況です.私の企業時代にも居ましたが,Contractorの仕事を自分の身勝手(必ずしもそれをしなくとも,企業は困らない,自分はちゃんと厳しく管理していますよというスタンドプレー)に使われる客と遭遇すると災難です.下らないことでクレームを次々付けられ1日中対応に追われる。どこでもいるんですよね~こういうのが・・・最近はこういうのが重宝がられます.日本の衰退の1原因と思いますが.お陰様で工程が無茶苦茶です.

電話は今日やっと繋がって,工程表の見直しを依頼しておきました.色々、超精密をこの時期まで出すとでかい口を叩いて,御迷惑をかけて済みません.Sea lion工房の時は、自分のペースで出来ましたが、本当に辛いところです。

さてさて,こっちの方は待っていても何の生産性もないので,エッチング屋を色々探しています.同郷の業者さんと「高過ぎる」,「阿呆かこれでも最高の努力や」,「もっと勉強してえな」,「しゃあないな」とかの応酬で,やっと今までの10%~15%程のコストダウンが出来そうな雰囲気です.無論,産業用のところです.鉄道模型関係は納期を守って貰えない,抜きの特にエッジのダルさ,酸化で変質しやすい,細かいところが抜けない,精密にすると脱落原図となってしまう可能性がある,収差の出てしまうハードコピーでの受け渡し等の問題があり,一般産業用に拘っています.

多分,新エッチング委託第1号になるのは,コッペル10HPのCタンクです.写真のは仮の姿でこんな形ではありません.ウェルタンクでサイドタンクを増備したものです.仁鮒から早口に送られた森林鉄道用超小型コッペルで,FSKU-1が改造だらけなのに対し,こちらは未だ改造箇所は少なく,綺麗?なコッペルになろうかと思います.乗工社の木曽コッペルと比べても,2周りくらい小さいものです.キャブは間に合わせで仮組だけ下者ですが,シャシ構成はこんな感じになろうかと思います.弁装置は異常に細かく、組み立て作業困難なので、オプションとします.モーターはMaxonよりもさらに低回転,高トルクモータを予定しています.庵原のように高価にはしないように努力中です.半分とは行かないまでも,20%~30%のコストダウンを目指します.フレームのネジ頭は結構目立ちますが,サラネジ,黒に変えますので,さほど目立たなくなると思います.

ところで,このキャブ,実は最初に考えていた庵原のキャブなんです.3~4台組んだのですが,引っ越しで全部行方不明です.残っていたのが,このブラスE板から組んだものです.半田も上板には使っていない上に,延性でよれよれ(無論,製品は洋白です)ですが,金田さんの本を参考にして,恐らく日本ではキャブを塞いで居ただろうという予測に基づいて作ったものです.何度かの錯誤を経て,ほぼこの形式にキャブ決めかけていたのですが,実際に庵原のコッペルの写真が残っており,それを見るとキャブは吹き抜け,おまけに煙突は継ぎ足してありました.余りの小形に,そのままだと煙がもろに客車の窓を通過してしまうのです.唯,可成り不格好なので,カタログに近い長さとしました.正直、最後になってのこの変更は、大きな精神的・経済的負担でした。
早くお目にかけたいのですが,果たして工場に粘着している客がどうなりますか・・・

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【2011/09/13 05:14 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
注文コッペルの状況

【近況報告】工場長の仕事が大変なことになっているらしく,森や庵原コッペルの公開に必要な部品は送ってきません.どうせ中部電力が,菅の思いつき(後にイタリア人がいたとも聞いていますが)指示?で止めたことのアオリでしょうが,迷惑なことです.大幅に遅れるのかと聞いても,いやそんなことはないと思う・・・と力がないし.又,詳細分かりましたら報告させて頂きます.自分で工程をコントロール出来ないとダメだなと思い始めています.後,コストダウンと.

さて,フィニッシャーさんはきっちりした方で,注文頂いた庵原コッペルの製作は,まずまずと進んでいるようです.通常,一気に完成を作ってしまうようですが,この難物はそうも行かず,フィニッシャーさんが,品質を維持出来るのが2台/2ヶ月と極めて丹精を込めた生産が行われています.1台は未塗装で納品予定ですが,未塗装もいいなと思えるくらいです.これの全長が30mm程度.手に取った時,本当に驚いてしまいます.工程の標準化も行われ,製品毎の組のバラ付きもないように思われます.高価になってしまいますが,これなら皆様に良い極小の機関車をお届けできそうです.まずはフィニッシャーさんからの画像をお楽しみ下さい.サムネイルクリックで大きな画像がポップアップします.

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【2011/09/02 02:05 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
まだまだ暑いですね
【近況報告】 ダイタモンドカッターが潰れたりで森のモータースピンドルがカット出来ず、やきもきしていましたが、そこそこ来週中には森も目処が付くという工場からの報告。少し進みそうでほっとしています。私に届けば、出来るだけ早くキットとして頒布可能なようにして、御予約頂いたお客様に御案内します。兎に角、庵原で準備してあった資金は使い切ってしまいましたので、ようやく次のステップに進めそうです。お求めやすいキットを早速作ろうかと思っています。
庵原ですが、フィニッシャーに部品もやっと届き、製作が再開しました。これも出来るだけ早い機会にWebでお披露目といきたいです。唯、可動煙室戸は成形が難しいのでもう少し時間を頂きます。取りあえず、極小弁装置でもvideoで見て頂きたいと思っています。
Videoですが、32ビットでは編集ソフトが直ぐにクラッシュしてしまいます。キーイングというエフェクトを適用してプレビューすると、何の前触れもなく急にソフトが閉じてしまうので、バグでは無いかとも思います。64ビットのOSを使えるようにしたのですが、ソフトが32ビットなので、余り効果的ではないようです。クソ高いソフトなので、Upgrafeソフトも目が飛び出るくらい高価です。唯、メモリが4GB以下しか32ビットでは認識しませんが、64ビットでは、12GBくらいなら十分認識出来るとのこと。でもメモリも高いのでしょうね。
ああ、庵原が実際の風景の中を走っているようなvideoを作りたい・・・

工場長は、電力不足で引っかき回されて悲鳴を上げています。

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【2011/08/28 01:09 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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