藤本義一さんが逝去されました.私がTVというものに接していた頃,楽しみに見させて頂いた人がどんどん彼岸に逝かれ,無常を感じます.藤本義一さんといえば,11PM我が家ではこっそり見るということはなく,普通にかかっていました.これも亡くなった父親がみていたのかな.ある時手違いで,当時はとんでもなかった女性のアンダヘアが映り込んでしまい,顔色変えずに「ふつつかなものをお見せしました」と纏めていたのを思い出しました.今,面白くもない芸人のバラエティと違い,番組にも工夫があったし,パーソナリティも良かったとおもいます.御冥福をお祈り致します.
それに今日は水冷PCのポンプが遂に潰れてしまいました.動画を作るのに使っています.代わりのポンプが未だ日本にあったので,早速申し込みましたが,水は一滴もこぼせません.平均時間故障間隔が10年近くなのに4年でアウトです.アジア製はイヤです.一度冷却材を全部ブローして出してしまいます.養生だけで1日かかりそうです.改版取り付けが終わっても配線作業があります.憂鬱です.
E板も山ほど出来て来ましたが,一度に多くの原図を書きすぎて,ミスだらけ.とても作る気も起こりません.元気が出るのを待ちます.今回のはSea lion単独の蒸気と内燃数両のE板です.元気が出れば報告させて頂きます.
さて続きですが実際,Eggerの他の機種はLehmanで庭園鉄道ものとして殆ど模型化されましたが,この2号機は蚊帳の外.本当にドイツらしくない機関車です.やはりドイツで考えられた小さな可愛い機関車What should beという線しか残らないような感じです.でもとにかく後にも先にも明確なプロトタイプを持つHOe機関車として異彩を放っています.
色々手持ちの本を当たってみても分かりませんし,Webを結構色々見ましたが分かりません.敢えて言うと独特のボイラーの低さはある種のドコービルであったようで,これは拾いものですが,これとかドコービル特有の大きなサイドタンクを外したものを想定すると,何とは無く似て来ます.
私が一番似ていると思ったのは,先般も詳細を書いた書籍も発刊されたようですが,基隆炭鉱の五堵の機関車で本当は身元不明で,鍛冶機械製作所(臼井さんの本では,川副機械製作所)製と言われる5.5トンBタンク機関車です.Youtubeにも動画があったと思います.川副機械も建設機械等を扱っていたそうですので,ドコービルを真似た可能性はなきにしもあらずです.
結局はnativeもNo.1002(102)のプロトタイプは特定出来ず.あったかどうかも定かでは無いということです.個人的には,もし何かを参考にしたとしたらドコービル当たりと勝手に思うことにしました.
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