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【2025/07/15 17:19 】 |
個人Forum−II
藤本義一さんが逝去されました.私がTVというものに接していた頃,楽しみに見させて頂いた人がどんどん彼岸に逝かれ,無常を感じます.藤本義一さんといえば,11PM我が家ではこっそり見るということはなく,普通にかかっていました.これも亡くなった父親がみていたのかな.ある時手違いで,当時はとんでもなかった女性のアンダヘアが映り込んでしまい,顔色変えずに「ふつつかなものをお見せしました」と纏めていたのを思い出しました.今,面白くもない芸人のバラエティと違い,番組にも工夫があったし,パーソナリティも良かったとおもいます.御冥福をお祈り致します.
 
それに今日は水冷PCのポンプが遂に潰れてしまいました.動画を作るのに使っています.代わりのポンプが未だ日本にあったので,早速申し込みましたが,水は一滴もこぼせません.平均時間故障間隔が10年近くなのに4年でアウトです.アジア製はイヤです.一度冷却材を全部ブローして出してしまいます.養生だけで1日かかりそうです.改版取り付けが終わっても配線作業があります.憂鬱です.

E板も山ほど出来て来ましたが,一度に多くの原図を書きすぎて,ミスだらけ.とても作る気も起こりません.元気が出るのを待ちます.今回のはSea lion単独の蒸気と内燃数両のE板です.元気が出れば報告させて頂きます.
 
さて続きですが実際,Eggerの他の機種はLehmanで庭園鉄道ものとして殆ど模型化されましたが,この2号機は蚊帳の外.本当にドイツらしくない機関車です.やはりドイツで考えられた小さな可愛い機関車What should beという線しか残らないような感じです.でもとにかく後にも先にも明確なプロトタイプを持つHOe機関車として異彩を放っています.
 
greece239.jpg








色々手持ちの本を当たってみても分かりませんし,Webを結構色々見ましたが分かりません.敢えて言うと独特のボイラーの低さはある種のドコービルであったようで,これは拾いものですが,これとかドコービル特有の大きなサイドタンクを外したものを想定すると,何とは無く似て来ます.
 
私が一番似ていると思ったのは,先般も詳細を書いた書籍も発刊されたようですが,基隆炭鉱の五堵の機関車で本当は身元不明で,鍛冶機械製作所(臼井さんの本では,川副機械製作所)製と言われる5.5トンBタンク機関車です.Youtubeにも動画があったと思います.川副機械も建設機械等を扱っていたそうですので,ドコービルを真似た可能性はなきにしもあらずです.
 
結局はnativeもNo.1002(102)のプロトタイプは特定出来ず.あったかどうかも定かでは無いということです.個人的には,もし何かを参考にしたとしたらドコービル当たりと勝手に思うことにしました.
 

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【2012/11/01 00:18 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
再御禮と私信Forum
土曜日はそれまでの調子の悪さを主治医に訴えました.結局原因不明で,薬を取り替えて貰おうと思った試みは挫折しました.唯,悪心は抜けて,今は痒みと気管支炎のような呼吸の少しの苦しさ(副作用だと思います)が交互に訪れますが,そろそろPracticeも気を取り直して0リセットから始めました.でも余り不調を訴えるともう再検査手術やる気満点ですので,なかなかこれも難しいですね.それだけ金属が入っているので,違和感が当然ありますってと言ってくれて,少し安心しました.
 
さて,びっくりしたのですが,庵原のお客様の内,複数人のお客様から最初の南京都軽便鉄道協会の祐徳のブタやRuston & Proctorを買って頂いたり,予約を頂戴しており,吃驚しました.多分20年程前?Webにも黎明のページで書いていますが,もう無茶苦茶だった最初のキットです.高価なキットを買って頂いた上に暖かい言葉もかけていただき本当に感謝です.しかし,思えば遠くに来たものだとつぶやかざるを得ません.
 
さて,庵原も弊方都合で12月に2個,ドイツに今週中に送って一応の頒布を終わりますが,ドイツのお客様とは意気投合してしまい,色々議論してしまいました.皆さんも御存知のEggerの2号機を再生した方です.でプロトタイプは何かと直ぐ質問してしまった訳です.これは最近,NGJ(Narrow Gauge Junction)でも話題になったものです.
 
結局2号機だけの出自については分からないという結論でした.私はある本でオーストリーのブレゲンツ森林鉄道の写真を参考に作られたと書いてあったと主張したのですが,ああ,それEgger Bahn(EB)の見解みたいなもので,ブレゲンツといや観光で行く人も多かったのでTacticalな宣伝用じゃないかなということでした.彼もEBの公式アナウンスを信じて国内の写真をとりあえず当たってみたけど,終に見つけられなかったということでした.
 
両者同じ意見であったのは,あれはコッペルではないと思うと言うことでした.彼はドイツ人らしく,ヘンシェルだと思うと書いていましたが,とにかく一つの小型機の象徴としてデザインしたので,あのような本当に誰からも愛されるものとなったと書いていました.でも失礼ながら,ドイツの初期機関車(今でも)フリーランスは極めて珍しく,何故2号機−1963〜64年頃-にあのようなデザインの機関車を出し得た,あるいは出そうとしたのか非常に奇異に思えました. (続く)

No1002-001.jpg

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【2012/10/30 02:52 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
故郷に帰る庵原コッペル
余りこのようなことを拙BLOGで書くべきではないのかもと思い出したのですが,月曜日から体調が優れず,水曜日まで伏せっていました.と結局書き始めています.風邪なのか,心臓の方なのか,薬の副作用か何か分かりません.アレルギーが出て夜もなかなか寝られないのです.痒みはピークを超えましたが,皮膚科に行っても分からず,対症療法しか採れません.循環器科でも副作用なら普通もっと早く出ているということですが,何れにせよ,副作用の大きな薬を飲んで知るのは事実で,それに病気の後は今まで順調に快復してきたのですが,年齢や病気の重篤さで,こんな感じで調子のいい,悪いを繰り返すのかも知れません.何れしても明日,定期診断で相談となります.
 
そうは言え,ここ暫くは,庵原コッペルの最後の箱詰めに大わらわでした.まさか全部売り切れるとは思っていませんでした.高価なMaxonモーターも底を突きました.ここに再度御禮を申し上げます.ポーターの数倍ものオーダーを賜り,ポーターでもへろへろでしたのに,もうあの部品が足りない,これは少し余ると大変でした.本日,やっと全部材数が固定しました.ポ-ターもアメリカからオーダーを頂きましたが,コッペルもドイツから頂きました.「お前の言うように高い,しかし,高すぎはしない」と妙に上手いこと言われてしまいました.お約束で写真のように外のラベルのみはドイツ語?にしました.故郷へ帰ってレイアウトを走り回って欲しいと思っています.後動輪の作業をして、Completeです。いよいよ故郷に旅立ちます。この方はさるメーカーの方で,早々にメールのやり取りで模型のForumになってしまいました.
 
そのお話は何れ.
 
10年近くかかった企画をやっと完成させることが出来ました。先ずは御禮まで。と書いているとあの原図では脱落しますとメイルで連日の連絡。新しい企画が始まっています。庵原ほどのしんどい模型は暫しお休みです。

10HPGreman.jpg

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【2012/10/27 00:43 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
迷える早口S-4
静岡工場が早口森林鉄道のS-4を作りたいと言った時から色々考えて,残った懸案ですが,ウェルタンク.トッププレート上の不思議なものです.↓
Jet_pump.jpgああコック弁ですわな,給水設備でも途中であったんでしょう,頸城2号もそうですがな,と静岡殿のアメリカのシェイでは,サイフォンポンプを使っていたよという声を「こんな現場改造品なんてアメリカは当てになりますかいな」と拒んできたわけですが,どなたかの御指摘もありました.再考せんとあかん.と思ってこの2~3日考えてきたわけですが,最も機構的に簡単なものが,蒸気を利用したタービンジェットポンプだと考えるようになりました.まあ,サイフォンを利用したものなのですが,新幹線とか,柵のこちらに居ても超高速で横を通られると圧力が下がって吸い込まれそうになりますね.あれを利用して水をくみ上げようとするポンプで,一番簡単なものは石油ファンヒーターのタンクに石油を入れるあのパフパフするやつです.一回吸い上げてしまうと後は勝手にくみ上げてくれます.但し,鈍くさいので,パフパフしていますが.学生実験なんかて,流水で真空を引くものもあったと思います.

jet-00.jpg
 
発電機なんてあり得ないというのは最初から変えていなかったのですが,あのコンジットを均圧管と思ったのが間違いのようです.分配器(ターレット)から来た蒸気案内管と考えるのが自然なようです.Webからとってきた現在でも発売されているジェットポンプの図です.入り口で絞ると高速で噴出し,器内圧が下がって,水をくみ取ることが出来ます.恐らく,ストレーナ(フィルタの荒いもので,ワイヤメッシュとかの場合が多い)も入り口に付けていたものと思われます.ドラム缶についているロータリーポンプも考えましたが,手動ではともかく,蒸気動では機構が複雑になってしまいます.




jet-3.jpgjet-4.jpg
 
しかし写真の蒸気の入り方では,ウェルタンクの真空を引いてしまうような感じも受けます.しっかり見えませんが,何らかの継ぎ手?か何かで下方に向かって蒸気を噴出させていたのでしょう.一回ぱっと開いて後は,そのまま待っていたのでしょうか.連続だと,ウェルタンクの圧力が上がってしまいます.
 
と何とはなく納得したのですが,どうもあの形は合点がいきません.このような形のジェットポンプがあったのかどうかはもう分からないでしょうね.大方,現場からこんなもん使えませんぜと言われて,営林署からオットー・ライメルス商会が解決策を請われて,簡単なジェットポンプを渡し,それを現場が付けたのかも知れません.こんなことは何も残っていないなろうな.誰も機関車史として興味も無かったし.まあ想像で,後はこれと同じような形のものを作ってウェルタンクのトッププレートに設置するだけです.発電機に見えてしまいます。でもこんな小さなものあったように思えないし。大体、ニーズも無かったように思います。
 
あ,庵原は今週で締めます.ふふふふ.箱詰めも動輪作りも後5つを残すだけになりました.。

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【2012/10/21 02:52 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
ポスト庵原-II
静岡殿には御来京願いましたが,御注文頂いた庵原コッペル最終頒布ロットのキャスト員数確認を行いました.出荷分が出来れば,予約も締めさせて頂きます.この仕様はこれで終わりです.併せて,既に出来ている数種類のE板に必要なキャストの為の原型と実施工程の確認を行いました.
 
今まで幾度と無くCタンクの画像は掲載させて頂きましたが,何れも気まぐれな試作であったりした訳ですが,これがFSKS-5 コッペルウェルCタンク(仁鮒[ジンフ]→早口S-15)のシャシです.庵原は何も考えず時間と金をかけられるだけかけましたが,Cタンクの方は,0.4mmのE板ベースの主台枠です.新しいE板屋さんに御願いしたモノですが,なかなか綺麗に見えます.実際は4.7mm直径の動輪を新調したいところですが,又,値段が高騰するのを抑えて,5mm動輪としています.唯,庵原より小さく感じるのが面白いですね.これも実際見て頂いた方が良いと思いますが,非常に小さいです.
 
一つの福音として,実はこれ,こんなに小さいのにロッド駆動なのです.今まで幾多のヨーロッパのロッド駆動の機関車キットを組んできましたが,一寸今まで無かったものです.未調整なのに第3動輪のギヤを手で回しても抵抗無く全輪実に軽く回ります.静岡殿は精度の勝利だと喜んでいますが,まあ,最初のExcelsiorから隔世の感があります.ポーターも量産版はロッドを調整してお客様にお出ししましたが,ぐんと小さくなってそれに負けないスムーズさです.中間動輪用のロッドピン用の穴を開けて動輪に固定することには反対しましたが,これも杞憂に終わりそうです.
 
高価なヘリカルギヤが4個もセーブ出来る上に,工作のステップも減ります.庵原は19Zがない,16Zが足りないと大変でしたが,それが軽減されます.さらに小さな機関車を作れる可能性が出てきます.課題は弁装置を組み込んだときの影響です.モーターは,さるところで見つけた,マイクロギヤヘッドモーターを使います.成功すれば庵原よりゆっくり動いてくれるはずです.無論,その分,トルクは上がって,数倍になっています.私は購入して直ぐに工場に送りましたが、超小型とは侮りがたいモーターでした。
 
コッペルの小ぎれいな極小Cタンクが出来そうです.4mm洋白ですので,キャブは突き合わせにしました.これと同時に今月末,全く未発表の蒸気機関車と2つを組みます.組み終わった頃に,S-4とこれも未発表の蒸気2台をE板に出せそうです.S-4は静岡殿と最後の打ち合わせを行って大体設計仕様を決めてしまいました.S-4原図ほぼ完成,削りだしの3D図もほぼ確定。後1台のシャシ設計を残すのみになっています.

C-tank-001.jpgc-tank-002.jpg

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【2012/10/19 01:38 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
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