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【2025/04/20 06:42 】 |
因果応報の火室
庵原のコッペルはどうしても極小の煙室戸を可動にしたく,NCで何とかならないものか,と静岡工場に何度も頼んで,やって貰った訳ですが,流石に加工は難儀を極め,エンドミルを何本も折りました.工場長には毎日,未だか未だかと矢の督促でしたが,何度も失敗を重ねた末に,限界とも思える一体削りだしの原型が出来た訳であります.
 
これもコッペル最小のCタンクで可動にも考えておりましたら,工場長から,おい,材料削りだしておいたからお前原型作れとの指示.Hohenzollernを早く作らないととせかしまくったら,作業が早速来ました.「いいアイデアなので簡単に出来る」ということで,4~5日寝かせておいて今昨日作業したのですが,もう勝手が分からず,全然合わないと電話すると,切削時のステボス付きで切れと言う指示.こっちゃ機械屋じゃないので知りませんがな.仕方なく,得意の目分量で調整です.これは,ヒンジ付きの金具の取り付けのスリットも切削してあって,薄い精密ヤスリで何とか0.3mmの穴を壊さずに出来ましたが,余りに難儀なのは,火室のヒンジ受けの部分です.「良い考え」というのはパイプの半田付けであったようで,0.5×0.3φの精密パイプが同包されていました.流石に火室側に何もとっかかりが無くこれは辛いです.仕方がないので,重い?60Wの鏝で十分に半田を流し,0000の糸鋸での作業と相成りました.片方は上手くいったものの,片方はやはり,本当に点接触した形なので,外れてしまい,これを再度規定のヒンジが合う位置に何とか固定するのに半日近くかかってしまいました.何せ戸の直径が5mm弱で,もうこのような小さなモノを手がける歳では無いのかも知れません.
 
要はNCのしたことを出来上がりの機能的に同じ事をした訳で,正に因果応報.それで,昨日は早く寝てしまったということです.もう全然無理が利かなくなっています.昨日はMacPCもトラブって,2階の水冷Winも巨大ファイルDLで気を遣うし,些か参った1日でした.6月の手術も近づいてきているので,メンタル状態もよくありません.
 
コッペルCタンク用,コッペルの戸可動火室とタレット(蒸気分配機-この前,小BLOGでも紹介したものですが,ハンドルの取っ手が外れてしまったとやり直しで,これも点付けで気を遣いました)は月曜早々に静岡に送って検品後,キャスト屋に出して貰います.1ヶ月しばらくは落ち着かない日が続きそうです.Cタンクは是非出したいモノです.弁装置の動きも芝らしいですし.早口S-4,S-15でS-15のみの量産となります.S-4は,我々の為に作るか,特にオーダーがあれば1~2両生産するかも知れませんが,体との相談と思います.
 
iModelsの人気加藤君iKato3もそろそろ量産し,入院までにナローガレージ様にお預けしておきます.入院までに4台の完成写真はナローガレージ様に送っておきます.既にHO9の2台は完成.後のHO-6.5の完成も今月中に出来ると思います.頒布の時期は,ナローガレージ様の御都合もありますので,7月になろうかと思います.アナウンスをお待ち頂きたいと存じます.

fire-002.jpgfire-001.jpg
 

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【2013/05/19 06:27 】 | 模型 | 有り難いご意見(0)
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