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【2025/09/14 19:17 】 |
I Will Say Good-Bye

これは確か私の好きなエヴァンスの晩年の曲ですが,3つのコレクションとお別れする決心をしました.物を集めているとよく起こる現象で何台も同じ物を持ってしまいます.整理の途中でこれらが複数出てきました.一番好きなのは,ヘンシェルのテンダー,Frank-Sです.これは実に一時3台有りました.

非常に高価な機関車ですが,当時は食費を切りつめて買っていたのでしょう.キットを組んだ物で,既に1個は随分前に売っています.これは,可成り気を入れて塗装したもので,まだまだ当時は元気があったのですね.手放すか迷いました.第1バッチのキットで,真鍮に洋白メッキの強者です.唯,ホワイトメタルは惚れ惚れするほど美しい.アウトサイドフレームでワルシャートはそれなりに動きます.これもカシメピンがどっさり入っていました.どうせ動かなくなっているだろうと思っていたら,しっかり動いてびっくり.20年以上動かさずに飾ってあったものです.流石堅牢モットードイツ製です.(しかし最近の家電は何であんなに簡単に潰れるのでしょう.)モーターはキャラメルモータ仕様ということで発売の時が解ります.後にFaulhaberモーター仕様もリリースしましたが,矢張り後者の高級モーターが似合います.キャラメルでも結構しっかり走るところがミソです.結局残るのは,メーカー完成で,色剥げてる~.メーカー完成純粋主義の悪しき例ですね・・・(反省)

FS.jpg

後は,W社のHOナロー処女作?のポーターと森の戦前型です.ポーターは工場長に何れ上野版も作ろうよと言われてあっさり手放しです.これは,W社の設計が正しいのに,このギヤ構成じゃ動かないと電凸し,社長さんが休みの日か偶々出てこられいて,間違った阿呆な指摘にも拘わらず親切に対応頂きました。色々お話をさせて頂いた曰く付きのモデルです.何か適当に塗り分けましたが,こんな塗り分けあったのかなと工場長に言われました.

PT99.jpg

最後は,森の戦前型で,これも2フィートの機関車と気づかずに,HO9mmで作ってしまったもので,W社の加藤3トンシャシの車輪を0.8mmに削いで無理矢理入れています.WBは違う,車輪径も違うで,取りあえず完成見本にしたという代物です.森の機関車の著者の名取編集長によると,この小さな機関車で5トンで,死重をかけまくっていたのでしょうということです.モーター縦置きの6.5mmシャシは,その内作りたいと思っていますが,いつになるのやら.煎餅のように薄い機関車です.

MORI99.jpg
 

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【2011/06/03 04:31 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
P101の魅力

梅雨なのかぱっとしない天気が続きます.コッペルも後2つ公開に必要な結構目立つ部品が足りません.後1歩のところで止まっているものが多く,私もストレスです.

先日,尊敬申し上げる今野さんのBLOGを覗いてみたら,乗工社/IMONのPU101のことを書かれているではありませんか!ポーター共,決してパ○っている訳ではありませんので,その点,誤解の無きように御願いします.PU101はその簡便さと価額の安さから,殆どのものは買い求め,組んだように思います.最近IMON殿でも復活したようで,嬉しい限りです.雨宮1/87は早速に組みました.モーターもどんどん良くなっている感じです.

中間動輪を抜いてしまうとやたら,WBが長くなって,一寸間の抜けた感じになってしまいますが,中間動輪を入れてぴったりくる機関車が1つありました.これは,もう20年以上暖めてきたもので,昔,英国で,Paulさんというプラ板で小型機関車を作らせたら,天下一品という方が居られます.今でもサービスを続けられているようです.既に20年以上前に,芦別のバグナルWing Tankは作って貰ってコレクションしていました.彼に相談して,共同で,作ってレジンか何かでボディキットを出す計画を立ち上げたのですが,私の方で随分と忙しくなり,結局頓挫してしまいました.

今,再度,出来ないか検討しています.無論,全ロッド,弁装置を付ける予定です.何時の日になるか解りませんが,掛かり出すと早いのでお楽しみに.

PU101といえば,シャシを既製品に頼ることの多い,英国に可成り輸入されたようです.既にPeckettのことは書いたと思いますが,もう少しWBが短ければ,相当の数のボディキットが出ていたように思います.Hansletにつかうには少し広すぎるし・・・一寸,小型機では敬遠されたのかも知れません.

そんな中,友人のBrian Clarke氏から譲り受けたキットがあります.日本じゃPU101に不自由しないのでこれ買わないかと言われ譲られたキット,ベビーバグナルです.量産されたのかどうかも解らない怪しい雰囲気の模型です.組はキャブの表面処理程度であっという間に組めました.何と中間動輪の位置に動輪を持ってくる設計で,まあ確かに急カーブも何なく通過します.キャラメルモーターはジャージャー音がしますが,これも愛嬌.この人は,Husletの実感的な精密キットを作るかと思えば,このようなマンガチックなものも多く,カタログを見るのが楽しみでした.今は何をしているのでしょうか.

PU101のようなプラのHOナロー用のWBの適当なシャシがあれば面白いのですが.内はとてもコストのかかって,大量に作らなければならないプラ成形には手を出せません.

B-3.JPGB-4.JPG

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【2011/06/02 06:31 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
加藤ORIGIN

雨が続きます.ポーターキャブの塗装も止まったままです.森の内燃機関車戦後型は工場長からのキャストを待って,私の方でエッチング,組み立て説明等,皆様に頒布できる形にしてお送りします.半完成のようなキットで無塗装であればあっという間に仕上がってしまいます.設計段階で色々苦労はしましたが,組む立場から色々と工夫したつもりです.

庵原コッペルPVは色々考えてしまい進まないなぁ.どうもアシスタントが必要なことに気が付きました.何時も1人で三脚もなくやっているので,走行動画はぐちゃぐちゃです.息子共には無視されるし,家内に頼めばまず模型を壊されるで,工場長に愚痴ったら,その内,京都に行くからとのことですが,何時になるのでしょうか?そんな体たらくですので既に御注文頂いている方から順次,組み立て作業に入ろうかと思います.何せ2セット/2ヶ月と丁寧に組んでいきますので,アナウンスと前後して一部組み立て作業に入ります.うん綺麗・精密で小ささこの上ない機関車です.

さて,整理で出てきた機関車仕掛かり品です.懐かしい珊瑚の抜き無しエッチング板(Photo Engravingと言います)が出てきました.Dachsが出た後でしょうか.日本型は欲しいと思っていたところにリリースされた古い製品です.この内加藤の3トン(葛生?)は流通ルートに乗らなかったのか理由は忘れましたが,その時は入手できず日立のDL,白土2号(HO-6.5;メルクリン8800使用のボディキット),貨車2台は入手することが出来ました.

蒸気は当時,HO-6.5コレクションに一生懸命でしたので,真っ先に面倒くさいと文句を言いながら糸鋸でコシコシと切り抜き,曲げ箇所をPカッターで掘って作りました.若い頃でしたから完成まで行き着いたのですが,当時は元気があったのですね.このようなものを見せると工場長はNCでプログラムしてあっという間に,1点削りだしのボディを作ってしまうでしょう,えらい時代になったものです.後の日立DLは,余り好きな形でもなくそのまま押入行き.英国のモデラーに日本でこんなcraftsmanキットがあるので,珍しいだろうと送ってしまいました.

ある日,オークションでこの日立の仕掛品を見て,ええ,凄い人が居るんだと,迷わず入札し,値段も余り上がることなく落札出来ました.半田が酸化して白っぽくなって一寸見にくいのですが,非常に綺麗に仕上がっています.その頃はやっとの思いで,加藤3トンも入手できていたので,その方に御願いできないかと頼んでみたところ,これきりにして下さいと言いながらも快諾頂きました.出来上がってきてさらに吃驚!戸を可動にして下さいました.

それ以上に驚いたのが,大きさです.多分モーターのことも考えてのことだと思いますが,旧乗工社の加藤5トンより大きいのです.キャラメルモーター換装を考慮しての設計だったのでしょうか.しかし,愛すべき逸品です.動力は最近の物は余裕で色々選べるでしょう.便利な時代になりました.一寸,キャブインテリアも作ってやろうと,今,何時でも作業できるところに仕掛品を置きました.後ベアリングとかの簡単な抜きは残っています.加藤は大好きな機関車で,このキットをoriginとして,これまでの加藤3/5トンを並べて愛でたいですね.

sango1.JPGsaigo3.JPGsango2.JPG
 

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【2011/05/29 05:22 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
作業(ソフト)環境整備中

昨日は,工場長に依頼されたポーターのキャブの下塗りを行いました.有機溶剤に弱いので,いつも悩みの種ですが,何とか済ませました.ポーターに関して,アメリカのサイトのGrandt lineの8トンの完成写真を見て,1台錆びた感じにしないなと思っています.(ゲゲ,虎の子のFroquilのラストが重合を起こしてぐちゃぐちゃになっています.皆さん,変なシンナーを入れちゃ駄目ですよ!)キャブは兼ねてから暖めていたように,1台はFroquilブラス色と片方はSF擬き塗装に挑戦したいと思っています.又,上手く塗れれば御報告します.

今日は,模型の写真はお目にかけられないのですが,何とかWindowsの方が稼働できる状態になりました.200台近い機関車は箱に詰めてすっきりしました.PCはXp,VISTAのダブルブートですが,7も加えて,トリプルブートにしたいと思っています.Macも68Kも捨てられず,PowerMacもクラシック,10.5/6とトリプルブートにしています.OSをコレクションして居るわけではないのですが,色々な周辺機器でそれしか動かないというのがあるので,際限なく広がっていきます.まさに無策故にApple/MSの目論み通りになっています.

Winは今流行のクアド・コアで流石に早いです.エッチング等のGraphic tooling(原図書き)は1階の長年愛用のMacでしているのですが,ソフト(特にfreeの)種類の豊富さや,映像,音源の編集ソフトの豊富さでWindowsを無視して通ることが出来なくなりました.家内の演奏会の音源の編集,ステレオを疑似シアターサウンドにしたりする機会があるので,片方120Wのデジタルアンプとつないでいます.従来のアナログ系(石,管球アンプ)と混在させているので,もう配線とか無茶苦茶になっています.自分でも鳴らないで困るときがありますww

唯,新品は殆どありません.全部オークションで元値の1割で買ったか,下取りで安く譲り受けたものばかりです.丁度,Koppel10HPのPVを作っているところですが,どうすればこの感動をお伝えできるのかで止まったままです.何せ0.4mmの洋白線が太く見えてしまうのですから.自分で言うのも憚られますが,完成を手にしたとき一寸感動でした.これをどう伝えようかと思うのですがメディアの専門家でもないので,呻吟しています.

さて,写真のPCですが水冷です.何も水冷を推奨する訳でもなく,暗くすると綺麗なので,それだけの理由で得た物です.正に阿呆です.このPCもミッションが終わりましたので,下取りで譲って貰ったのはいいのですが,いきなりポンプ・トリップ(停止).石はあっと言う間に60度以上に.周りの液体は湯になっていました.原因は多分NPSHが稼げず,ポンプ保護で保護回路が働いたのだと思いますが,定格DC12Vでしたので,鉄道のパワーパックで再起動させ,最初はjog運転から始め,取りあえず循環冷却しました.大体,シールテープもしていない,継ぎ手の締め込みも甘いとプラント保守・運転の経験者は怒り回るのでした.筐体の下は冷却材漏水で危ないところでした.付属機器もネジ止めする訳でもなく,ハーネスでプラプラに付けてあるだけで,改めて「作ること」に関して,Different Worldを感じたのでした.保証期間は過ぎているので全部自分で直さなければ成りません.復旧に1日かかりました.

このPVの前振りのレンダリング(ビデオファイルに書き出すこと,従来ではHDで24時間かかっていたものも.)を済ませて,懸案のKoppelの銘板を今回はしっかりこのマシンで書き出しました.でも小さすぎて出ないでしょうね・・・.この銘板を使ったKoppelも近い将来,お目にかけられると思います.

sys1.jpgSys2.jpg

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【2011/05/28 03:16 】 | その他 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
5番目の使途w

庵原、ポーター、ホーヘンの開発もようやく峠を越えました。そこで暫く放置してあった最高レンジのFSKU-早口森林鐡道 S-4 O & K 4トン 10HP Cサイド・ボトムタンク機関車-ロッドドライブの途中経過をお目に掛けます。なお、これは1点削りだしですが、同形の機関車をキャブ、床板等をエッチング量産タイプに変え、ディテールをやや省略して、FSKS-5となります。もう少し整った形の仁鮒の3号、最終的には早口S-15号でどちらも超小型の森林鉄道用蒸気機関車です。庵原と同じ10HPですので、大きさも解って頂けると思います。

予め御断りしておきますが、写真はロッドドライブを実現するための走行テスト用評価バージョンで大半のディテールは未装着、早口S-4独特の火室上の後年改造増設したと思われる増槽水タンクや補給水用の大きなコック弁ほか発狂しそうな改造と思しきものもまだ未装着です。 又、キャブも2枚重ね・張り合わせ・芋付け等を避けるため、0.4Tブラス板ワンピースで全て折り曲げ処理することを前提としたもので、曲げ代、強度、折り曲げ組立の容易性などを確認評価するための評価版が搭載されています。従っていくつか寸法的に合わない部分があって色々いじりまわしたため、お世辞にも美しくありません。その点あしからずご容赦願います。今は泣き泣き再設計、コーディング中です。

さて結果としてロッドドライブは成功で問題無く走行出来ました。詳しいことは省きますが、この結果を踏まえて今後の製品に反映させて行きます。又これから一旦分解してモーターをMAXONから新型超小型プラネタリギアードモーター(あったんです。ふふふ)に換装した上で、弁装置取付、ディテールアップを図り、改めてお目にかけることができるかと思います。この新型モーターのトルクはMAXONの5倍、この機関車としての最終減速比は1/375と超スロー運転の強力機が誕生する見込みです。まさに森林鉄道用機関車にふさわしいスペックにご期待ください。

尚、上記のように本機は今後幾つかのスペック、グレードに分けて販売する見込みです。早口S-4バージョンは極少量生産のハイグレード、原型に近い仁鮒時代のNO.3を量産版FSKS-5として予定しています。

しかし写真を見るとS-4が如何に酷使されていたかが解ります。現場で調子が悪くなると、応急措置、ああ、もう一寸長く走れないかというと水タンク増設でもうS-4はパッチワークのようでそれが又、模型にした場合、好ましいのです。パイプもよれよれ。量産版は多分、仁鮒で丁寧に使われたと思われ、原型を保った比較的まとまった機関車です。

しかしこの機関車も庵原コッペルより動輪一個分長いだけでその他の大きさは変わりません。とにかく小さい!画像クリックで詳細画像が見れます。

21eab08a.jpeg
 

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【2011/05/21 02:23 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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