これは確か私の好きなエヴァンスの晩年の曲ですが,3つのコレクションとお別れする決心をしました.物を集めているとよく起こる現象で何台も同じ物を持ってしまいます.整理の途中でこれらが複数出てきました.一番好きなのは,ヘンシェルのテンダー,Frank-Sです.これは実に一時3台有りました.
非常に高価な機関車ですが,当時は食費を切りつめて買っていたのでしょう.キットを組んだ物で,既に1個は随分前に売っています.これは,可成り気を入れて塗装したもので,まだまだ当時は元気があったのですね.手放すか迷いました.第1バッチのキットで,真鍮に洋白メッキの強者です.唯,ホワイトメタルは惚れ惚れするほど美しい.アウトサイドフレームでワルシャートはそれなりに動きます.これもカシメピンがどっさり入っていました.どうせ動かなくなっているだろうと思っていたら,しっかり動いてびっくり.20年以上動かさずに飾ってあったものです.流石堅牢モットードイツ製です.(しかし最近の家電は何であんなに簡単に潰れるのでしょう.)モーターはキャラメルモータ仕様ということで発売の時が解ります.後にFaulhaberモーター仕様もリリースしましたが,矢張り後者の高級モーターが似合います.キャラメルでも結構しっかり走るところがミソです.結局残るのは,メーカー完成で,色剥げてる~.メーカー完成純粋主義の悪しき例ですね・・・(反省)

後は,W社のHOナロー処女作?のポーターと森の戦前型です.ポーターは工場長に何れ上野版も作ろうよと言われてあっさり手放しです.これは,W社の設計が正しいのに,このギヤ構成じゃ動かないと電凸し,社長さんが休みの日か偶々出てこられいて,間違った阿呆な指摘にも拘わらず親切に対応頂きました。色々お話をさせて頂いた曰く付きのモデルです.何か適当に塗り分けましたが,こんな塗り分けあったのかなと工場長に言われました.

最後は,森の戦前型で,これも2フィートの機関車と気づかずに,HO9mmで作ってしまったもので,W社の加藤3トンシャシの車輪を0.8mmに削いで無理矢理入れています.WBは違う,車輪径も違うで,取りあえず完成見本にしたという代物です.森の機関車の著者の名取編集長によると,この小さな機関車で5トンで,死重をかけまくっていたのでしょうということです.モーター縦置きの6.5mmシャシは,その内作りたいと思っていますが,いつになるのやら.煎餅のように薄い機関車です.

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