梅雨なのかぱっとしない天気が続きます.コッペルも後2つ公開に必要な結構目立つ部品が足りません.後1歩のところで止まっているものが多く,私もストレスです.
先日,尊敬申し上げる今野さんのBLOGを覗いてみたら,乗工社/IMONのPU101のことを書かれているではありませんか!ポーター共,決してパ○っている訳ではありませんので,その点,誤解の無きように御願いします.PU101はその簡便さと価額の安さから,殆どのものは買い求め,組んだように思います.最近IMON殿でも復活したようで,嬉しい限りです.雨宮1/87は早速に組みました.モーターもどんどん良くなっている感じです.
中間動輪を抜いてしまうとやたら,WBが長くなって,一寸間の抜けた感じになってしまいますが,中間動輪を入れてぴったりくる機関車が1つありました.これは,もう20年以上暖めてきたもので,昔,英国で,Paulさんというプラ板で小型機関車を作らせたら,天下一品という方が居られます.今でもサービスを続けられているようです.既に20年以上前に,芦別のバグナルWing Tankは作って貰ってコレクションしていました.彼に相談して,共同で,作ってレジンか何かでボディキットを出す計画を立ち上げたのですが,私の方で随分と忙しくなり,結局頓挫してしまいました.
今,再度,出来ないか検討しています.無論,全ロッド,弁装置を付ける予定です.何時の日になるか解りませんが,掛かり出すと早いのでお楽しみに.
PU101といえば,シャシを既製品に頼ることの多い,英国に可成り輸入されたようです.既にPeckettのことは書いたと思いますが,もう少しWBが短ければ,相当の数のボディキットが出ていたように思います.Hansletにつかうには少し広すぎるし・・・一寸,小型機では敬遠されたのかも知れません.
そんな中,友人のBrian Clarke氏から譲り受けたキットがあります.日本じゃPU101に不自由しないのでこれ買わないかと言われ譲られたキット,ベビーバグナルです.量産されたのかどうかも解らない怪しい雰囲気の模型です.組はキャブの表面処理程度であっという間に組めました.何と中間動輪の位置に動輪を持ってくる設計で,まあ確かに急カーブも何なく通過します.キャラメルモーターはジャージャー音がしますが,これも愛嬌.この人は,Husletの実感的な精密キットを作るかと思えば,このようなマンガチックなものも多く,カタログを見るのが楽しみでした.今は何をしているのでしょうか.
PU101のようなプラのHOナロー用のWBの適当なシャシがあれば面白いのですが.内はとてもコストのかかって,大量に作らなければならないプラ成形には手を出せません.


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