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ポーター8トンはやっと組立説明書(インスト)が出来ました.もう本格的蒸気は初めてなので大変でした.HOナローの8トン機関車という小さな機関車ですが,静岡殿の勧めもあって,クリティカル作業となるサイドロッドをかけて出荷するということを書いたのですが,もっと大変なのはこのインスト作りでした.写真を使えば楽なのですが,結構見間違えが起こって矢張り図が一番なのかなと思っています.といいながら結構今まで写真も使わせて頂きました.今回は1枚のみ写真で後は,私が書いた不自然なもの以外,静岡殿が送ってきた美麗な3D図です.早く3Dも覚えなければなりません.写真のものはインストの一部で未定稿なのでわざと画質を悪くしています.実際は「部品全然入ってないじゃないですか,足りないし」「ちゃんと入れてあるだろ.足りないものは発注済みだ,大人しく待っておれ」「ちゃんとユーザーさんの気持ちになって貰わないと,ポーターなんてダダ遅れじゃないですか」と延々と電話.通信費を見て,青くなっています.後,少し,後少しと思いつつやっています.明日をも知れないというのは焦りますね.
待っているだけでは,どうしようもないので,模型作りは続きます.W社モノです.これはショー出品物で,買う機会を逸して無くなって,後でオークションで高い買い物をするのが嫌で,素早く買ったものです.無動力キットでしたが,慌てて買った途端,動力化キットが出て,その製作記はレポートさせて頂きました.未だ,サーフェーサー処理すらしていません.そろそろ暖かくなってきたので塗装も考えないと駄目ですね.さて,このシーニックモデル,売ろうとして,小さな部品を何かで使ったに気が付きました.これじゃ売れないと思って,放ってあったのですが,先日,よくよく見ると,何か動力化しようとした後があるのです.それに無動力のエッチング板が追加されていました.はは~ん,これ動くように設計して,何かあって無動力に設計変更したんだなと思い始め,2~3日,出しては眺めを繰り返していましたが,お,いけるやんけ,と作業を始めたのであります.後に出た動力化キットや私の大好きな「岩手富士」は従輪側車軸側を穴に入れ,片方をビボット押さえを兼ねた軸受けで支持して軽く回るようにしますが,これは,中空車軸を内側で当てる設計になって居たことが分かりました. それさえ分かればと思って作業に入ったのですが,中空ギヤのスライスの度合いが分からず,2セットほど駄目ににてしまうは,フランジが当たるは,動力側で空転するはで,昨日やっと満足に動きました.矢張り無動力にしたのは故有ってだだのなだと納得した訳です.基本的にはそのようなアイデアで,片方の車軸を無くして,モーターを目立たなくしていることは変わりません.兎に角フランジが当たるので,当たったところは鑢で削るを繰り返して行けばいいと思います.といいつつ,P社の4.5mm動輪に換えています.しかし,これもフランジが当たるようで,3.5mmにすればいいんのかも.でもギヤの方が大きく,そのまま置くことが出来ないかもしれません.この作業で時間の80%程度使いました.モーターは当然,キットで供給されていないので,フジマイクロの有鉄心6φを使いました.今回もホロが洋白で入っていましたので,ホロ付きにしましたが,今,静態で実物展示してあるのは,ホロがないタイプのようです. W社のキットにようにスマートな設計とはなりませんでしたが,昔,旧Itoworksのインテリアを潰すのが嫌で車軸を無くしてしまうというのを思いついて,このタイプにはついつい愛着が湧いてしまいます. 今日も部材で又,電話・・・ 些か疲れました.庵原の加工が極めて難しい煙室戸も失敗が続きます.朝から喧嘩・・・静岡殿は職人さんです.ポーター用車輪が来週までに出来るらしいので,こちらは位相合わせ等,キット製作を進めそうです.もう私も借金取り立て人のようです。 |
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随分暖かくなってきたような気がしますが,まだまだ油断は禁物です.この時期,風邪をひいて再入院という同病の知人も居ます.当然,体が動くようになって来て,運動が激しくなるので汗をかく,それで冷えて風邪をひくというのがよくあるパターンらしいです.この前は血液検査をして貰いましたが,まだまだ水分不足だと言われました.タバコはあの日以来,きっぱり止めました.口が寂しくなるのですが,そこは所謂,戦後の大阪弁の「トトチャブ」(故小松左京さんか開高腱さんの小説に書いてあったような気がします.)です.水分でおなかを大きくしてしまうのです.私は戦後少し落ち着いてから産まれたのですが,それでも今から思うと,しっちゃかめっちゃかでも楽しい時代でした.爆撃を受けたまま放置してある工場等あって,戦争の爪痕が残る時代でした.まあ,私が産まれる少し前によく行われたいあたのがトトチャブな訳です.400mlは飲んで居るのですが,不足なようです.夏になると1リッター以上は必要なようです.
さて,ポーター,森共,可能な範囲で作業を終え,後は足りない部材待ち,森はシャシ完成残り10台弱(やっと,こつを覚えました),ポーターは後2~3台のロッドかけを残しています.この関係では約80%が終わりました.静岡殿の方の急な長期出張も今は可能性が少ないと思いますので,ポーター木製のOpen, ClosedのE板の発注を行いました.何時も驚いてしまうのですが,触るのも憚られるような美しい金属感です.四角穴の隅のコーナーのダルなところも全く見あたりません.無論,0.3mmくらいの穴であれば殆どオーバーエッチングなしに開けきっています.一寸,テストパターンも空いたところに付けているので,その部分は一寸恥ずかしいので隠させて頂きました.アダルト関係ではないですw. 私はフィルムに関し,そんなものパワーポイントの透明フィルムにコピーして出せばええやんけと思ってそれをエッチング委託の方に言ったら大声で叱られました.そういや、コピーを取れば画像寸法は変わるし、変形もするんですよね。このフィルムを作成する機械が産業用では、軽く億以上はするとか・・・。そりゃ高くなるわと思います。画像は数枚(Openは10枚近く重ねですが、それも分かりません。) このような高価なモデルの場合、酷い場合1バッチ数枚とかになってしまいます。テストショットを同じ価額でフィルム作成費がかからないだけです。いつもは量産ステージになると、50枚弱を取ってしまうのですが、今回はリピート値引きが殆ど利いていません。「めちゃめちゃ高いですやん」と文句は電話で言ってみたものの、当然、Discountはして貰えませんでした。唯、相手も気を遣ってくれたのか、今まででも屈指の美しさです。ポーター御予約で、木製キャブ選択のお客様には、是非に楽しみにして頂きたいと思います。 そろそろ、組立説明書を作らなければならないのですが、これが又悲惨です。この前から数回お目にかけていますが、3Dのソフト中心で、写真は極小モデルでは若干醜いところが出るため、出来るだけ使わないようにしますが、何せフルディテールを問題なく組み立てられるようなインストが可能かどうか、今、呻吟しています。 コッペルも高価になりますが、これに超絶弁装置がつきます。これもモーターの関係で20個上限となっています。煙室戸の目処がつくまで、絶対、正式にアナウンスしませんと静岡殿には言ってあるのですが、実際は出来てきたらどうしようと思っています・・・PVとかであの美しさをお伝えするのが難しいだろうなと思っています。GKCからの運転台を買っておけば良かったと公開しています。あれだと弁装置の動きがお伝えできますものね。錫岡殿はチョー楽勝といいつつ、又、数ヶ月かかるだろうし。 庵原コッペルは既に牛歩の如き完成量産に入っていますが、これもDiscountが利くような枚数は採れません。流石にこれは、数ミクロンの誤差でも問題になってきます。若干穴をさらわないとダメのようです。本当に高いと思います。コッペル頒布の目処が付き次第、FSKS-6 Excelsior以降、エッチング委託先の見直し(でも一般産業用エッチング製造者委託は変えないつもりです)も含めて、モーターの換装他、頒布の方法も含めて、徹底的に見直したいと思います。 ポータのインスト・・・考えるだに恐ろしい・・・。森はシャシが基本完成なので、インストは既に出来ています。組も精密感を失わないように可能な限り簡単にしました。 |
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