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少し時間の食いそうなポーターのサイドロッドかけと森のシャシ量産を残したまま,先週は終わってしまいました.キャストは1週間送れそうで,今週,上手くできれば来るとのことですが,今週に残りの部材が送られてくるのか,私が直接話ししている訳ではないので,よく分かりません.E板なら急き立てるのですが.私の方は準備万全で,特にポーターはどのような袋詰めを行えば分かりやすく組んで頂けるのかチョロチョロと準備を始めています.あ,鋼製のポーターは完全に塗装を剥がしてやりなおしです.上手く出来ないなあ~.とその時・・・
そんな中,昔一緒にミニチュア/飛行機を作っていた尊敬するモデラーが,6年振りでしょうか,預けてあったナロー機関車の塗装をして送ってくれました.色々、公私共々忙しく、当面、作業は出来ないと連絡を頂いていたので、少しなら作業可能と連絡を貰って本当に嬉しかったです。(彼とのコラボはここをクリック→■ ) 造形の完璧さ,塗装は彼に及ぶ所ではなく,私は直ぐに舌を巻いて,代わりに作って下さいと御願いする根性のないタイプですので,始めてテストで古いFLOGの1/72 Bf-109Fを作って貰ってから,定期的に飛行機を御願いするようになったのですが,兎に角,塗装が美しく,それなら,鉄道模型もプライマ処理までしますので,上だけ書けて下さいと,御願いするようになったのが,10年以上前でしょうか.元々家内の仲間内で,色々なCreativeな作業が非常に上手いという噂のあった人で,「そんな人なら一度会いたいので」と家内に紹介して貰った訳ですが,色々な模型,フィギュアを中心に作品を拝見して唸ってしまいました.フィギュアなんてもう生きているようです.骨相は気に入らないものは,自分で彫刻するという技量の高さと,力の入れように圧倒されました.家内には「なかなかの男前、え(京都弁)」と言われてたのですが,お会いすると本当になかなかのイケメンで天は2物も3物も与えるのだなと思った次第です.金属は絶対に手を出さないというポリシーを持っているので,優秀な原型も御願いできると思うのですが,それはいつも辞します.昔の明述の屋根,三重コッペルのレジンパーツは全て型どりから量産まで彼の手によるモノです. その素晴らしい作品を最後にくみ上げていくわけですが,毎回,胃の痛くなるような作業です.Oナローの塗装の後の走りを気にしての組に似たものがあります.MW社等になると,もう塗り分けが凄いので,どうしても塗装後の組ステップが多くなってしまい,今回も1日かけてしまいました.今回の逸品は改めて画像で紹介させて頂くとして,彼には旧乗工社SFのことをこの前,来て頂いた時に一寸お話をして,私はこんな方法をとったのだけれど,未だ何か違うような気がする,良い方法はないものだろうかと相談していました. 一寸話するだけで,作品に反映してくれるのは,彼の凄いところです.まあガンメタくらいで適当で良いですと御願いしていたMW社酒井7/8トンのエンジンですが,写真では上手く映っていませんが,可成りの実感を以て仕上げてくれました.エコーのカーボンをすりつけたような感じですが,れっきとした塗料です.それと何とはなく凸部が浮いた感じです.唯,粒子等が未だ荒く,そのまま使えない上に,オ―バーコートをすると質感が失われるとなっています.一度,色々な手でやってみましょうとのことで,楽しみにしております.殆ど,ラッカーが中心となる鉄道模型も色々な塗装素材を幅広く俯瞰してはと思います. 最後に彼から送られてきた宇宙戦艦ヤマトです.こんな感じ確かに出したいですね.鉄道でもこんな感じもありますが,どうしても汚くなってしまいます. PR |
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森は動輪を必要分全て組み立て完了,ポーターも動輪の必要分は全て組み立て完了しました.ポーター等の蒸気のロスト輪芯の工作は最初,おっかな吃驚でしたが,何とか慣れてきて,単純作業を得意とする私は黙々と必要分を作ったのであります.後は,ロスト待ちでロストが来れば,森のシャシ残り10台弱,ポーターのサイドロッドをかけた調整・走行のための施工で,胃の痛い,肩のこる数日が続くでしょうが,先週末からロスト屋さんも休みでどんなに頑張っても部材も来ないことだし,又,自分の模型を作っていました.塗装済みが3台出来ました.ああ,頭が痛い.もう少しの有機溶剤の臭いで駄目です.これは又,何れ御報告します.何れにせよ,私自身はデザインには参画した訳ではないですが,長~い間埋もれていたポーターが,地獄の刻印の森とやっと世に出せる目処が付いてきただけでも少し心の平安を得ることが出来ます.後は 庵~原~ そんなもん可動部はパイプで作ればいいではないですかと言ってもなかなか職人社長さんは一点モノ以外は駄目と何度も挑戦です.満を持して今,再々々々々々々々々々々々々々トライ中ですが,今回は未だエンドミルは折れていないようだとのことです.これが最後のチャンス.駄目でしたら,別の私の提案の手を使って頂きます.
前日ポーターの鋼製Ver.の作りかけを本BLOGで御紹介しましたが,何か違和感というか,ヨーロッパの小ぎれいな蒸気とは塗装も異なるが気がして,結局,シンナーに漬けてしまいました.アメリカ蒸気のファンである静岡殿にそのことを聞いてみたのですが,ああ,何か独特だよ,高い金出してカスタムペイントして貰ってそこらに転がっている,塗装済みのSuper detailのMichi.-Cal Shayがあるので,それを見て勉強でもしろとのことでした.後カスタムペイントのものを送って貰えるらしく,又,着いたらこれも御報告します.リベットも浮き出しているとのことで,ええ,SF!とも思うのですが,「あんなのでもないかな,まあ自分で見ろ」とのことです.案外,アメリカのカスタムペインターとヨーロッパのシンガーは共通点もあったのかも知れません.見てみないと分かりませんけど. 連絡の居りに,あのワンオフ削りだしモノFSKUはもうやめでしょうと,聞いてみると,いややるよとのこと.軟弱道床に対応可能なように特に10HPという超小形で敢えて,Cタンクとし,各動輪への荷重を分散した森林鉄道に導入されたコッペル.その比較的早く日本に輸入された機種で,北の地を転々として,最終的に早口営林所管内ではS-4とのシリアルが与えられていたモノです.日本の機関車は現場で改造を受けて,原型がなくなってしまう場合も少なく,Supplierであったイギリスのとある本で,改造を受けた機関車が”Lament”(悲嘆すべき)という表現されていたほど自分達の使い勝手の良いようにしてしまいます.最後は,一部は部屋の暖房機までと,まあ色々な改造を受けたと思います.まあ余りそのような例は他の国では私は知りません.このS-4も改造甚だしく,補給水用の大きな水コック,増漕タンクで直方体とパイプが色々追加で張り付いて,バイオハザードのラスボスの化け物になったような機関車です.「俺ね,未だ,やる気は捨ててませんよ」と送られてきた3D図です.本筋は,FSKS,FSKですので,「あくまで,FSKS中心でっせ,ほどほどに」とは申しましたが,まあこの化け物のようなものが,1/87で形になるまでいけば,それはそれで思い白いと思っています.S-4については先日の森林鉄道のBLOGで紹介した資料にもお有ります。量産タイプとしては,同じく早口営林署の形の整ったS-15の予定でFSKSシリーズの3つか4つ後のモデルになります.E板原盤は既に出来ています.執念の庵原以降は価額も下げる方向で,弁装置もオプション売りとします. |
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いよいよ新年度を迎えました.といってもこっちゃ,在宅でリハビリ中心なので,新年度も関係ないのですが.健康状態は良ければ,企画を進めて生きたい(行きたい)ところです.
森は這々の体で,完成のみ発送準備が出来ました.今まで経験がないので,一寸怖いです.それもSuper-Detailで少なからぬお代を頂戴しますので,走行試験を繰り返したり,箱の銘が汚くないか調べたりでなかなか大変です.予約の皆様は本当に長らくお待たせしました.キットはロスト待ちです.後,数台,シャシを生地完成して出荷しないと行けないので,もう少し時間を頂戴します.調整が結構微妙で,後数台なんですが,これを作るときはプレッシャです.静岡殿には,とにかく主台枠とドライブ・シャフト受けを先ずロスト供給を御願いしていますが,又.毎日,督促電話に明け暮れそうです. Webには反映させますが,実は木製の方を先ず作りたかったのです.如何にもごつい機体で加藤を張り合えるような出で立ちです.これを何とか安価でと設計を全部見直しました.ロスト,挽き物,E板の組み合わせとなりますが,流石に今回は,銘を削り出すことは止めました.シャシも特殊な構造のものは廃し,オーソドックスなものに換えます.木製が先ずありきでしあtが,どこかで混線して,Hゴムが最初に来ていまいました.上記のように日本製でコストダウンしますので,お楽しみに! 静岡殿のポーターへの愛情はただならぬようです.(尤もポーターサイドタンクは余り好みではないようで・・・しかし昨日の夜、ポーターのサイドタンクキットが信じられないくらい安い価額で落札されました。入札しておけば良かったといまでも悔しくて)弊工房のポーター8トンは既にアメリカから注文は頂いているのですが,出来ればアメリカの人にもっと知って貰いたいと言う静岡殿のリクエストで,Webの英語化も考えています.実は一度したのですが,庵原のコッペルが出来てから,最初にswfのPVを流して,それから日本語,英語に分岐するようにWebを換えたいと考え,そのままになってしまっています. 当然日本とTasteも違うはずです.従来より機関車の汚しはしないようにしてきたのですが,そうも言ってられません.アメリカはカスタムペイントの国.その中で素晴らしいウェザリングされたポーターの写真を見つけました.既に鋼製のオープンはSF擬きをしていますが,色も駄目,色の深さも及んでいません. 今回は前回紹介させて頂いた、オープンに引きつづいて、クローズド(これは実は商品化されていません.最初のテストで試しにとってみたものです)に同じことをやってみましたが,途中で嫌になって,発色の良いMカラーに換えて吹きました.当然,銀はとんでしまいました.そもそも塗装が剥がれた方が良いのか,錆びた方が良いのかも分かりません.当面色々やってみる他なさそうです.屋根は1500番で研ぎ出しし,一度消した銀を出しました.何かぎらつくので明日,再度薄い黒をかけてみます.そういや旧乗工社も最後に調整吹きを遠くからエアブラシでしていたような感じです.何でも試しですので,サイドは銀を諦めた変わりにE社のウエザリングブラックを刷り込んでみました.昔,Grandt LineのO-16.5のキットを組んだとき,一度使ってみて,おお良い感じと想ったのですが,結局はBuilt as Newに塗り直してしまいました.一寸感じがいいかなとか想ったり.ここは,下手に剥がしにかかるより錆を少し吹いておくのが良いように想いました.又,色々教えて頂ければと想います. レイアウトのディテールは特に何も意識しないで出来るのですが,矢張り一点ものになると気を遣います. この走りは何れ,Video公開したいと想います.ロッド駆動,重量機関車の醍醐味満載です.スローも3V以下の電圧で利きます.音がしないのです.かすかに心地よい金属音がします.流石に6V(モーター定格8V)くらいでは音がしますが,ギヤ駆動に慣れているものとしては,機関車本来の音というのでしょうか、心地よく,暫く走らせておきたくなります.唯,線路の平坦さに敏感です.一寸古いレールを使うと降り始めます.まあ実際も小形機は振っていましたので,その意味では正直です.当面,ロッド駆動はこのポーターに限ろうと想っています.無論,そうしてもアイドラが仕込めないというのは,ロッド駆動となりますが,経験を積んでよりいいものを作って行きたいですね. |
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