いよいよ春の到来でしょうか.桜もそろそろという感じも毎日の散歩で分かります.そういや,今まで宮勤めでじっくり味わう時間もなかったなと思っています.先日の定期検診で,6月に再手術が決定しましたが,作業は元気な間、変わること無く続ける所存です.もう毎日,静岡に電話で,静岡共々電話代倒れしそうです.
しかし,今年は何時もにも増して花粉アレルギーが凄いです.もう目とか眼球を外して洗浄したいくらいです.
碌々依頼のリリースです.超精密加工の限界を極めようと始めたプロジェクトですが、様々なことがあり、目処が付くまで長い長い道のりでした。
実は碌々も少なからず,完成の注文を頂きまして,収めさせて頂きましたが,色気の無い透明ケースに入れただけの納品となってしまいました.最初の手探りの走行機構付きのキットでしたので,キット価額にほんの少しの上乗せをしただけで頒布しましたが,それにしても完成を御求め頂く方に何か考えないと行けないなあと考えていました.今回,数台納品させて頂く完成は,専用のフィニッシャーに塗装等依頼しましたので,その分,価額が上昇しておりますが,ケースも予てからの考えの物とさせて頂きました.必要以上に大きな紙の箱も、変質して,模型そのものを痛めてしまうスポンジも(今は改善されているのでしょうが,)余り好きでは有りませんので,木のケースとし,脱脂綿と日本古来の物にしました.今の時点では結論めいたことは言えませんが,これで末永く安心してコレクションに加えて頂けるのではないかと思います.桐の小箱に銘を付けるのは簡単そうに見えて,実は結構手を食いますが,まあまあそこそこの愛情は持って頂けるものと思いました.尚,これまで碌々,森(戦後,Hゴムタイプ)は今回のキット完成頒布を持って全て生産完了とします.シャシの設計を余りに凝りすぎたと想います.特殊部材で材料費も高価となってしまいました.
シャシをさらに組みやすい物とし,新しい企画を押し進めていこうかと思いますので,宜しくお願い申し上げます.なお、ポーターも引き続きキャストの追加発注を行い、近日中に頒布の御案内を差し上げれると想います。庵原は最後の難関で静岡で泊まり込みに近い日々が続いています。Webの森もちゃんと更新しなければ。



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