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【2025/09/14 17:46 】 |
10HP,15HP,20HPコッペルの比較
もう発狂しそうな暑さが続きます.外を歩いていると肌が痛いくらいです.駅も待合室はクーラーを落としたまま.そのまま飛び乗れるように,時間を調整して駅に行かなければなりません.隣町のパチ屋が昼間でも分かるくらいの大型のLEDを点灯させて,それはいいのかとブツブツ.去年より暑いのでしょうか・・・
さて,先般,工場長が京都に来ました折りに,預けてあった7~8年前くらいに作ったプラ成形の20HPコッペルのモックアップが戻ってきました.序でに,FSKUのコッペルCタンクも暫しこちら京都に居ます.折角ですので,一寸比較写真を撮影しておきました.
15HPは三重のトラムタイプでスカートをはいた物です.作ってから気が付いたのですが,後面は10HPのように大きな窓がトラム時代に開いていたのですね.スカートの除去と同時期に改造がおこなわれ,一般の閉じたキャブになったようです.ボイラーはレジンですが結構気に入っています.
これを作った時は何と小さなボイラー,煙突なんだろうと驚嘆しましたが,10HPが出来てからというもの,大きいやんと思うようになりました.まあそれくらい10HPの小ささというのはショッキングです.
20HPは,ワールドのNスケールのB20が出たときに,シャシに使えないかとモックアップで作ったものです.これもOKならば,三重トラムの後継として,エッチング,レジンで出そうと思っている間に,仕事が忙しくなって放ってあったものです.よく見ると,旧乗工社の晩期に出たコッペルCタンクエコノミーと同じくらいの大きさ.唯,乗工社のはボイラーは太かったように思います.
15~20HPでは殆どがコッペル弁で,10HPのコッペル弁形状とは異なります.
それがよく分かるのがこの動画です.フルスクラッチのコッペルに付けてみました.若干弁棒のリンク位置が悪く,味噌すり運動をしてしまいますが,滑り弁はしっかり動いています.ネコの刊行物のスペインのコッペルです.1/80というのは何れ,1/87で考えたいですね.
http://www.youtube.com/watch?v=W0q1-NLAtuE
10HPの経験を蓄積して模型化したいと考えています.

15HP.jpg20HP.jpgCtank.jpgcomparison.jpg

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【2011/07/12 02:30 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
庵原コッペル10HP完成品製作開始!

今年は昨年のように狂おしい暑さにはならないだろうという都合の良い予想とは異なり,昨年のような暑さの日が続きます.模型も滞りがちです.そんな中,工場長が静岡からコッペル10HPの部材を持参し,自動車強行軍で京都に来ました.コッペルの出来と走りに大満足。これでやっと軽便祭で予約頂いた順からコッペルを作っていくことが出来ます.9月には初号機、2号機が予約のお客様にお渡し出来る見通しです。

しかしフィニッシャーに行くこの部材も近日中にWebで御目にかけますが、非常に手がかかっています。何よりも動輪です。以前このBLOGでも紹介しましたが、気の遠くなるような手間をかけています。ボイラの位置決め、穴空け、スリわり入れも大変です。よく考えてみると、鋳造を使っているものの殆どスクラッチで、時間と手間を食うのはやむを得ません。私も経験がありますが,ロスト部品の小径の穴あけの大変さ.FSKS-5以降のものについては、先ずコストダウンで、より量産が容易なものをと考えています。

とにかく画像の基礎部品を作るだけで相当の手がかかっており,以降,益々の工夫が必要です.フィニッシャーの手に渡れば,最も大変なのが弁装置です.エッチング板部品のクローズアップです.大体の穴が0.28mm.これを0.3mmのドリルでさらって画像上部に映っている0.3mm極小カシメピンで可動にしていきます.当初0.4mmカシメピン適用の予定でしたが,穴を0.4mmに拡げるとLinkが強度的に問題があるので,急遽0.3mmカシメピンを作ったという曰く付きのものです.この0.3mmカシメピンが特注なので高いこと.失敗ばかりしておれません.

給油機,煙室ノブのキャストは一寸遅れているようです.それが出来てくればWebでの公開となります.

工場長コメント:こうやって並べて見るとこれだけの点数の部品をよくも作ったと思いました。これは他のメーカーでは絶対真似出来ないと思います。基本的に部品同士が干渉し合うということも起きませんでした。我こそはというフィニッシャーさんは居ませんか?

B.jpgD.jpg 

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【2011/07/05 00:28 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
さらに小さな世界

弊工房が一般に精密品でエッチングに出すところは,産業用でRigidなところがあり,決められた広さのところに部品を割り当てていきます.これが結構大きな制約で,どれだけ多くの部品を取り出すかが勝負になってきます.無論,切り出せないといったことが起こらないように最大の注意を払わなくてはなりません.(工場長と一緒にこの工房をスタートさせるまで,適当に1枚原図を書いて渡せばいいところは多く楽だなと思いました)

ところで,コッペルは来週から完成に向けての作業に入る予定です.これは,軽便祭に既に予約頂いた方のを先ずスタートさせて出来るだけ早くお客様にお目にかけたいという理由と製作に2台/2ヶ月かかってしまうというところにあります.今からスタートさせても第1グループが出来てくるのが,もう夏休みも終わりという時期になります.

その他に,既に予約を頂いている人も居ますので,実は残りが半分になっています.ロスコー給油機,煙室戸(仮Ver)が出来次第,HPにPVと写真をUpし,予約を募ります.どうか宜しく御願い申し上げます.オマケのHohenzollernもなかなかの人気です.

PVは4コアの水冷PCで作りますが,これが調べてみると有名なイロモノ.ポンプから水は幾ら増し締めしても少しづつ漏れてくるし,シールテープを巻こうにも,水に対する養生が大変で,断行する気にも慣れず,そろそろ耐水パテで・・・いややなぁ.もとプラントに居たのに恥ずかしい.何よりも困りものは,突然のポンプ停止です.これは凄い.あっと言う間に水温は60度を超えて警報発信.それを放置すると90度くらいになって,マザーで自動で電源を切ります.色々今まで見てきましたが,どうも電気的な不具合なことは間違いないようなので,近日中に別電源工事を実施です.偶にマザーの方で電源を切ってしまうようです.一度切れてしまうと,(丁度,鉄道のパワーパックがあって良かったです.)ロックアップを何かで再起動しないと解けないような回路になっているのかな??と思い出しました.作った所に聞いても返事が返って来るわけはないし,回路図なんて持っていないでしょう.大人しくメーカーものを買わなかった私が悪いです.まあ,別電源にしてしまうとPVのレンダリングも出来そうです.2GBkらいのが出来て,10MBくらいまで落としていくわけです.

コッペル,Hohenzollern,ポーターの良さお伝えしたいと頑張ります.

とは云え,悪い癖で総花的にプロジェクトは進んでいます.前から気になっていたNナロー.最近,一寸多くなってきましたね.スタートした時は賑やかしで,Nナローも書いておけでしたが,まあ口だけも宜しくなかろうとポーターの端っこにNのコッペルキャブ,床板を入れました.阿呆な事に,超小型コッペルを入れてしまいました.せめて30HP~なら未だ,悩みは少なかったのですが,この大きさです.1/160スケールを守っています.こんなもの日本のメーカーにギヤヘッドでも頼もうものなら,それだけで1台数10万になってしまいますので,今動力,機構で呻吟しています.動力は,過去の実績もあり大体決まっています.ムクのロストが未だ増しな良い走りを期待できそうですが,さてさてどうなりますやら.森の頒布,コッペルのアナウンス,ポーターの頒布が一段落して考えます.

しかし,担いバネは確実に脱落と思っていたのですが,見事に残っています.Railino,やったぜ・・・です.画像クリックで大きな画像がポップアップします。

NN1.jpgNN2.jpg
 

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【2011/06/23 03:15 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
SF擬きでも難しい!?

コッペル10HP量産準備,アナウンスメントが今暫し停止しています.これは工場長とも話し合いの結果,色々と手を出して全部中途半端になるより、取りあえず先に「森の内燃機関車」の頒布を御予約頂いた方に余りお待たせすることなく実施しようとの決定を受けたものです。シャシをほぼ完成した形でお届けする為,シャシ担当の工場長は孤軍奮闘中です.半完成のようなもので,ボディ側も一発で仕上がってしまいますので,御期待下さい.0.1mmエンドミルによる地獄の刻印もお楽しみ頂けると思います.

私の方は色々アイデアがあるので,原図を書いたりしていますが,(一気に4両の蒸気のE板原図を書き上げました)前のBLOGにも書きましたように,ポーターの方のキャブ3台の組立て,塗装を完了しました.2台はポーター完成を御注文頂いた方の為,無塗装とFroquilのブラスを塗って最終組み立てに入っています.1台は工場長から送られてきたもので,古い設計によるキャブですが,これを旧乗工社のSFのような仕上がりにしたいと今回,挑戦したものです.今までドライブラシ,塗装後の色落としや色々な方法を試して来ましたが,ボルナレフ宜しく,「そんなチャチなもんじゃねえぜ」を実感して来たわけです.

どうすればあんな模型としての美しさを保ったまま一種のAgingのようなものが出来るのだろうかとBaldwinと雨宮21号を何度も穴が空くほど見ました.一見,土汚れと思われるものも決してサンド等を安直に吹き付けているわけではないことが解りました.ちょこちょこ何度も失敗しては,一つの結論に達し,今回再度トライしてみました.

何かそれらしいかなとも思います.リベットは浮き出ているし,微妙なグラデーションは出ている.屋根周囲に行くほど,黒の度合いが薄くなっている.さあ,撮影とデジカメで撮影してみた訳ですが・・・映らない・・・人間の目の情報処理の能力の高さを思い知った訳であります.色は2色です.黒の最終吹きではとにかく時間がかかりました.自然の汚し宜しく少しづつ馴染ませていくという感じでしょうか.取りあえず,写真もUpしておきましたが,実物の感じが全然出ていません.

やっぱりこれしかないわなぁとか自分で思っていますが,大量の両数を仕上げるのは大変だったんだろうなと思っています.しかも旧乗工社のを目を近づけてみると,後で調整吹きもしているようです.ノズルのつまりで粒子が少し飛散しているのも御愛嬌というところでしょうか.後は,塗料の混合割合,ノズルの絞り具合,最後の調整吹きとかまだまだ解らず,道半ばと言うところでしょうか.

SF-1.jpgSF-4.jpg
 

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【2011/06/12 06:38 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
鉄道聯隊のバグナル 試作の試作
tetsuren0.jpg今日は工場長からの投稿です。・・・

先にブログに掲載されたベビーバグナルに触発された訳でも無いのですが、取敢えず試作の試作品を紹介します。小型のサドルタンク機関車が好きな私、昔からほとんど関心の無かったイギリスの蒸気機関車ですが、後年になってその資料に触れる機会の有ったBagnallsの軽便蒸気機関車群, その中から小型のサドルタンク機関車、明治時代、鐡道連隊の訓練用に輸入されたこのいささか寸詰まりで少しユーモラスというかゲテモノ風の機関車に何か惹かれるものが有り, 友人K氏のリクエストも有って試作したのが写真の機関車です。

しかしその時点ではバガリー式弁装置の機構の詳細が不明で取り付けていません。この機関車もロッド駆動評価用試作、モーターも奢ってファウルファーバーを搭載、キャブを除く大半のパーツをロストワックスで構成したものでR70の曲線も楽々通過するなど、そこそこの性能だったのですが、何せコストが高くなり過ぎて製品化を躊躇していたのですが、最近になってようやくバガリー式弁装置のモーションが解明でき、プラネタリギアードモータを手に入れたことで、何時になるかは分かりませんが製品化のロードマップに載せられるところまで辿り着いた次第です。仮に実際にこれを製品化するとすれば、この試作で洗い出された制作上の課題を踏まえて、簡単に組み立て出来、且つ安定した走行を実現できる機関車を生み出す事が可能と考えています。しかし弁装置だけは激ムズかも!

・・・ということで、工場長には、極小バカリーなんかエッチングで抜けませんでと上周りのエッチングから起こしていますが、写真のキャブの線の出っ張りは、実は赤の2重線と思われます。イギリス蒸気もドイツ、アメリカ蒸気に隠れていますが、そこそこの数輸入されています。一般にこのような線はええい、ウザイと消されてしまったようなのですが、これは教練の使い物にならず、飾ってあったのか、塗装も綺麗なまま残っていたようです。

これをどうするかです。英国蒸気のライン塗装は非常に繊細です。自動車、飛行機ではデカルを作ってしまい、クリアオーバーコートで周りに馴染ませてしまいますが、その方法は鉄道模型では一般的ではありません。昔はイギリス本国にいい線を表現する材料があったのですが、些か使いにくかったし。インレタもやりたくないなとこちらはこちらで悩みは付きません。しかし、これで1/80の大きさで、未だ小さくなります。それにアラン式より遙かに困難な弁装置。昔、アウターリミッツってアメリカ番組あったけど正にその世界です。

現在、既に御予約を頂いているBagnall「エクセルシア」の量産と本機の試作を併行して進める予定ですが、元々2フィートの機関車ですが、この複雑きわまる弁装置のために9mmとして皆様にはアナウンスの予定です。

よい子の皆さんはこんなきついタバコは吸わないようにしましょう。誘われても吸っては行けません。せめて私のように1mgで。同じか?


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【2011/06/06 04:42 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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