どうも歳のせいか、一回一息ついてしまうと中々模型を再開出来ず、ここ暫く無為な日々を過ごしています。多分副作用によるアレルギーで痒くて寝られない日が続くということもありますが、今は部品をランナーから切り離すのも億劫です。といいながらMWの酒井初期型を少し作りました.どうもキットを溜めると気分が悪いもので.
そんな中、「喝」の意味も込めてか静岡殿から送られて来た部品です。そう、モーターマウントと火室が一体になったパーツです。うっすら眼鏡の影が映り込んでいますが、これ又小さな部品です。が、これがこれからの作品の走りの良さを決定することになります。これまでの蒸気機関車は高価なモーターを使って安定した動きを得ようとしていました。この円高なのに石油のように全然安くなりません。
1万前後の高価なモーターを多数持つことは資金の面で困難ですし、何よりも販売が不振に終わらないか、モーターが不良資産として残らないかが心配です。皆様の御陰でポーターと庵原コッペルのモーターは残らず手許に無くなりましたが、いつまでも改善をしない訳には行きません。
そこで超小型ギヤードモーターを探し続けて、運のいいことにコッペルの最小クラスにも搭載可能なものを見つけ、以前から次はこの基幹部品を使うことに決めていました。又、例の如く時間はかかりましたが、ようやく姿を見せました。後は鋳造ですが、結構肉薄のところがあり、やかり超小型の悩みはつきないようです。
これが送られてくれば、流石に作業を始めない訳には行きません。あ〜E板が凄く溜まっています。一寸心配なのは、この超小型精密ギヤドモーターの安定供給が可能かですね。この手のモーターは結構ある数作って終わりというのが多いのです。

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