寒いと寒いで関節痛がひどく成り、心休まるときもないようです。今年は秋も殆ど無かったようですし。アメリカの大統領選挙とかで、最悪VS最低で、この地球はどうなってしまうのでしょうか。大陸人が日本の色々なところに入り込んで悪さをしているので、今こそしっかり日本のパートナーが必要な時にこの状況です。日本がおかしな政権を一寸前に取った時からどんどんおかしくなっています。
さて、自力更生をまず考えてみたものの、透明シリコンを自力で張り込む必要があります。80ml使えということですので、まあまあ結構な量です。仕方がないので偶々salesをしていたクレオスの情景用を使ってみることにしました。これもスポイトが付いていましたが、単位が書かれておらず、1が1mlを指すのだとして硬化剤を混ぜました。レジンでも2液性は嫌いです。これが寒いのでなかなか固まらず、1週間ほど放置しました。大体、レジンを一回、ドレンしていますので、もう、相当レジン溜めもベタベタに汚れています。Webにも有機溶剤、アルコールは止めてくれと書いてあるので、水洗いすればベタベタ。唯、底は硬化用レーザー光が透過しますので、出来るだけ慎重に汚さないようにしました。
しかし、なぜ、この機械が逆方向に積層しようとするのかいくら考えても分かりません。サーボも弄ると無茶苦茶になりそうだし、仕方がないのでゼロ調整他を繰り返して見ました。向こうのスタッフにぐちゃぐちゃ言った時、チェス、Rookのサーボデータ(細かい調整済)を貰っていたので、取りあえず、自分のちゃらんぽらんなデータを使わず、これでプリンタを稼働してみよう、これでだめならJUNK売りと心を決めて最後のトライに挑んだわけです。ずっと付き切りで見ていたらどうもビルディングプレートに何か成形しているようです。おお、出来ている。嬉しさより、買うことに失敗したのではないことに安堵しました。思っていたよりも綺麗な形状のややこしいRookで、へえこれは面白いと初めて、心筋梗塞以来、少し何かに興味を持てたような気がしました。丁度、この頃、ソフトも改訂され、USBのドライバも供給されたのも良かったようです。これで、LANを通さずにオフラインで動かすことが可能になりました。そう、一見要らないと思われるところに多数の補助円筒が付いているのが分かります。これをサポートと呼びますが、これが、味噌だったのです。
箱ものの市電の成形とか、サポートなんていらんやん~と無しにしてみると、成形しなかったのです。或いはしてももう無茶苦茶に位置がずれまわって、結局上はデブリのようです。今まで失敗してきた分は、サポートなしにし、ベースのみ成形のオプションにしてきたのです。ベースをZの-方向に成形し、後はデブリ状に。熱硬化型の作例がWebに出ていましたが、このマシンはサポートを場合によっては必要としないようなのです。私のマシンはいる形状であろうがなかろうが、サポートを入れないと成形しないことが分かりました。再度、25μピッチでHOナロー、Nナローのボディを成形してみたところ、そこそこうまくいきました。2か月以上かかっていました。NナローはT様からお借りしたものです。見事なモデリングです。とにかく、このサポートが3Dプリンタにあって、誠に曲者なのです。大きなRookはそこそこ綺麗に成形しており、熱積層とは大違いです。小さくなるとZ方向のの積層の跡が見えます。これは、条件によって大きくなったり、あまり目立たなかったりするのですが、確実に言えるのは、ソリッドであれば、比較的小さく、サーフェース系であれば、良く目立つということです。さらに板厚が0.2~0.3mm以下で急に跡形もなく積層が溶けて消えてしまいます。多分明確な閾値があります。3枚目は素晴らしいドコービルモデルでしたが無残な成形で、板の部分が見事になくなっています。Nナローで何度か失敗し、HOナローで再挑戦しましたが、やはりだめでした。Y方向の積層跡もすごいです。モデルの時点では素晴らしく精密なものでも、積層完成が経験不足でイメージできないと、大きな期待を持って積層しても、こんなものが出来てしまうところが、コンシューマ型の光硬化3Dの恐ろしいところです。ソリッドが良いと言いましたが、これも実は大きな問題があります。
それはサポート話共、追々次回に。
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