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やあ、久しぶりだね、亜人やない、病人の丹羽です。 昨日は余り右手が痛いので、関節に注射を打ち込んでもらいました。多分、禁忌のステロイドでしょう。又、調子が悪くなったら来ますね~と言ったら、「もうお前は来んでええわい」と言われました。この掛かりつけの整形外科医さん、鉄道模型ファンです。話が長くなるので、終わり間際に行っています。 そろそろE板シリーズ最後のフリクションの準備を始めています。どうかiModels最後の作品、御支援賜りますよう。さてさて・・・ 実は昨年夏に金もないのに3Dプリンタを買ってしまいました。プラ熱積層タイプではなく、高価で精密成型が可能とされているSLA(stereolithography apparatus)レーザー走査型光硬化)タイプの高級機です。アメリカの会社のものですが、丁度オークションに出たものです。当時、日本での円での売値は52万と絶対買える額ではなかったのですが、出品者さんが3Dプリンタというタグを入れ忘れられたこともあったのか、競ることもなく安価で落札がかないました。出品者さんも殆ど新品を出されてラッキーと思いました。理由は出品者さんがプラ熱成層タイプの使い手で光硬化タイプに変えたのだけれど、全く手に遭わないので、手放すことにしましたということでした。結構ガタイが大きく、リウマチで開包もままならいないので、息子らに電話して、帰ってきたら、インストール手伝えと電話しておいたわけですが、出して部品の確認や調整をしたのは、年末というお粗末さでした。 高価なものなので何回か簡単な立体モデルをタダソフトでモデル以前のものを作って、Cold Run(光硬化レジンを入れずにレーザー動作確認のみ)を試みました。ここのは、マイクロプロセッサを内蔵しており、硬化用レーザーの走査コントロール他をこれで行う、レーザー走査タイプです。私の探していたのは、プロジェクタで平面光を当てるタイプのもの(DLP Direct Light Printing)で、XY平面方向の筋が多分それ程ひどくないものです。唯、発熱がすごくて、夏に12時間以上稼働可能かなと思います。多分、空調の部屋で使わなければならないでしょう。レーザー走査型が故障も多いだろうけど、熱については長所がありそうです。その分価額も高くなっているのだと思います。唯このマイクロプロセッサにスイッチがないという迫力満点の猛者です。電源を入れとたん、プロセッサがON-OFFフリッカするは、立ち上がらないはで、最初から暗雲ただようものでした。今でも電源の入れ方でですら、微妙な手さばきが必要です。下手をすると火花が飛び散ります。凄いです。よく考えてみると、他社もそうですが、資本をネットで募って、事業を展開する所謂、Kickstarterが今アメリカで多いわけですが、光硬化プリンタ会社は結構、Managerに中国人イミグラントが多いようなのです。ちゅうことは、部品殆ど中国製かよ・・・と悪い予感があったわけですが、いよいよ地獄を見ていくわけであります。原理としては分かりやすいもの(あ、これ日本人の発明で、本人さんも特許手続きを忘れていたとか・・・失礼しました)ですが、精度のよい成形をするには、ステッピングモータを中心とするサーボ機構の精度、筐体がサーボシステムの位置を完全に固定するということが重要になってきます。コンコンと叩いてみると、薄いがらんどうの鉄板やんけ・・・と悪い予感がどんどん湧いてきましたが、病気以降の問題解決の根性のなさはそれらも無用。結局1か月放置プレーを行ってしまいました。 何度もCold Runを試み、まず、レーザーの動きも問題ないし、しっかりレジン受けの底面で走査像も結んでいるし、XY平面のレーザー中心も問題なし。Z方向のピッチ動きも異常なし。水平器で水平も問題なし。0調OK。しかし今頃マイナスネジやら、異常に小さな調整の六角レンチ、リウマチの手足関節が痛くなりました。後、余り勝手な調整はするなと書いてあるし、俺が触るとまず悪くなるからあかんわなぁと自重しました。しかしモータの五月蠅いことこの上なしです。制御信号は専用ソフトでZ積層方向のスライスデータが作られ(でもソフトは全然ダメでした)、さらにサーボ制御信号に変換され、LANでプリンタに伝達されます。レジンを入れていよいよ出発-地獄の入り口-となったわけです。 PR |
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