昨日は,ナローガレージ様から話を伺いまして,Salesも順調な由,厚く御礼申し上げます.弊工房のエンジンも御予約頂いております.中旬にオーダーし,下旬に納品を受け,来月早々に頒布させて頂く予定ですので,しばしお時間を頂ければと思います.何回も申し上げて,耳障りかも知れませんが,買って頂いたお金をiModelsの新製品の開発の方に回しますので,在銘中,出来るだけ続けることの出来るように御支援賜りますよう再度御願い申し上げます.
iModelsでは超小型の内燃機関車を模型化しておりますので,問題が多々生ずることは前々回のBLOGで説明致しましたが,本日写真を撮影しましたので,再度,申し上げておきます.これがiKato3の1つのバリエーションです.小形ながら,iKato2の3トン標準機関車の大きさではこの機関車は大きくなっています.それで,PwerMAXを入れてみました.車軸,ジャーナル(軸受け)のセンターを合わせるとここまでPowerMAXが出てきます.旧乗工社の比較的小さないすゞDAエンジン(加藤5トン用部品)は比較的小さなエンジンですが,それでもとても入りそうにありません.モデルも未だ未完成で,ラジエータ横がむき出しです.
半分に切ってしまうと興ざめです.中の肉抜きも工作に大変です。もしiKato1(大谷加藤)推奨のセントラムシャシが入るので有れば,2フィート機関車が9mmとなりますが,まあ日常的に行われているので,受け入れられると思います.まるまる上が空きますので,エンジン,燃料タンク,砂撒き装置,ミッションが入り,さらに凝る人はインテリアまで再現出来ます.唯,入るかどうか極めて微妙です.黒いプラを少し鑢れば,入るような感触を得ていますが,下手に圧迫すると動かなくなるくらい繊細です.一度,やってみないといい加減なことは言えないので,9mmフラットシャシのことは今日はここまでとしますが,私個人としては昔から2フィートファンなので,2フィートで仕上げたいところです.
唯,この機関車もそうですが,サービス中は殆どフード開放というのが結構多く,エンジンが入らないからと行って閉止してしまうと,なかなか心に焼き付いたイメージに繋がらないという欠点があります.そこで考えたのがエンジンのレリーフです.これをエッチングで表現してしまおうとするものです.既に原図はテクスチュアを使って書き終えてあります.E屋さんが何というかに依りますが,決行の予定です.
さらに検討すべきは,フード全開放,エンジンは小さく後は目立ったものは大谷以上にないというスカスカの機関車を今ラインナップに加えたいと考えていますが,2フィート機関車をレリーフでスカスカ機関車を表現できるかです.スカスカと言ってもそこは制御レバーがあったりで,こればっかりはやってみないと分かりません.ヨーロッパであったようにHOe/HOfゲージチョイスまで考えなければならないのかも知れません.
蒸気?残念ながら恒例の静岡行方不明で連絡とれずです.困ったものです.これもお披露目したくて仕方ないのですが・・・

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