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現在まではコッペル弁の開発にかかり切りで,今後も別のタイプのコッペル弁を開発予定です.一番困難な滑弁中折れタイプの目処が十分に立ちましたので,継続して新しいタイプのコッペル弁も開発できると思っています. ナローでも国鉄でみられたワルシャート式弁は欠かせて通れません.既に動画で上げてますように既成のシャシを使ったワルシャートはTYM氏とああでもないこうでもないと開発に成功し,後は量産体制にはいるだけです (動画はここをクリック) が,今日は工芸品とももよべるようなワルシャートをお目にかけます. これが作られたのはおよそ20年以上前.第1回軽便祭のこの作者H氏は出品されています.今では貴重なエバーグリーンシリーズのコッペル,雨宮が普通に手に入った時代のものです.この機関車は東京の有名な模型店を訪問したときに見たのですが,我が目を疑いました.まだまだ旧乗行社でも弁装置がダミーであった時代の作品です.ボディは自由形で,コッペルと雨宮キットからさらにそれを改造して作ったものと思われます.煙突をストレートにすると菊池の機関車に一寸似てくるのでしょうか.作者が書いてあったのでその名前から電話番号が分からないか取りあえず,番号案内で電話番号を聞いて取りあえず合って頂くことにしました.弁装置作成のため,図面を起こしたとのことです.ロッド,リンク類は全て基本1mm洋白板からの削り出しです.コンビレバー,リンクも真に上手く処理されています.無論,プレーン車輪は手で抜いて,狂いがありません.今でもその美しさは一切失われません.マイナスのM1.4ネジも製作時代を物語っています。まさにクラフツマンシップの最高峰だと思います.アラン式も作ったとのことで、今になって見せて頂いておけば良かったと思っています。 H氏にお会いして同じようなものを今後の研究用に作って頂くことは可能ですかと思い切って切り出してみたところ,ああ,差し上げます.その代わり大事にして下さいとのことで,今,手許にしっかりと保存しています.でもこれ阪神大震災でケースから一度落ちています.流石にその日は鉄道の復旧がはやく、職場に出勤できたのですが,茫然自失で休暇にしました。職場には家屋が、全半壊した人もおり、とても云えませんでしたが、ショーケースの前でずっと立ちすくんでいたと今でも子供に言われます。フラットプライヤ,黒染め液,カーボンの粉,若干のラッカーで何とか復旧に2日かかりました.下回りが傷つかなかったのは幸いでした。本当に実物さながらの重厚な走りで,今でも定期的に走らせています. H氏には暫くは定期的に挨拶状をお出ししていましたが,何時の頃からか住所に居ないと戻ってくるようになり,現在連絡が取れません.H氏との別れ際に「これ以上,こると神への冒涜でしょう」とふと言われました.普通なら,この人,阿呆?と思ってしまうのですが,深く頷いたのであります.工場長にこれを見せて興奮しない訳はありません.ワルシャートプロジェクトは動き始めました.まあいつになるのやら分かりません。これにはまけるでしょうが,ボロ負けではない重厚なワルシャート機構を持った小型機関車を開発したいものです.画像クリックで大きな写真がポップアップします。 PR |
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