相変わらず寒い寒い。散歩が苦痛です。
Sea lion工房エッチングキットの新シリーズの第1段の量産版の組み立て完成見本が出来ました.2台映っている写真もありますが,原型と、今回組み立てた旧型の日本粘土の松岡3トンです。この前お目にかけた原型はプライマー塗布済みです。この2種類からどちらかを作れるようにしました.所謂,バリキットというものです.両方ともなかなか魅力的なもので,価額も1万を超えるものではない(予定)なので,2枚お求め頂いて,バリエーションを楽しんで頂くのもいいのかなと思っています.パワーユニットも楽に収められるようになりました.唯,ボンネットの前板は曲げによって色々変わってしまうので,大きいパーツとしています.精密鑢で20分もあれば調整出来ます.
E板ですが,昔,関電の加藤3トンを出したことがありますが,実はそれと同じことをしています.表堀を深くして,凹凸を出来るだけ目立たせているのです.彫りの深さで精密感が出ます.他方欠点もあります.その分,裏堀が浅くなり,曲げが若干,困難になることです.インストにも書くつもりですが,精密バイスで支持して曲げて頂くか,Pカッターで少し,曲げのスリットを深くして頂くと,綺麗に曲がります.
SEK他,高級蒸気以外は,少し販売方法を変えようかと思っていますが,又,アナウンスさせて頂きます.皆様にはお手数になることはありません.
次のキャブレス加藤もこの前の1台は出来ているのですが,これもバリキット形式で,もう一方の方で完全にスケルトン機関車になってしまうので,どうしようか悩んでいます.ロストのキャストを新たに興すと又,価額は上昇するし.
既に第3作目も殆ど原図も出来ていますので,こちらから先にやろうかと色々悩みも尽きません.こちらもパワーユニットで簡単に動力化出来るものです.



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