さっぶいですね~.朝の散歩の辛いこと.余り寒いと還って心臓に悪いのかと,昼間にシフトさせる日もあります.いや本当,ちゃんと節制していれば良かった・・・後悔先に立たずです.悔やんでも悔やみ切れません.生活での制約はとても苦しく,様々な病気と闘って居られる方の苦労が忍ばれます.
唯一ナローゲージの「作るべきところが多い」キットが残っていました.イギリスも80・90年代はホワイトメタルボディキットのバブル期で,非常に多くの機関車が模型化されました.自前でシャシを供給している(いた)ところは,比較的新しいバックウッズや友人,Brian氏のSaltfordModelsで,後は,Nの動力に依存していました.日本でも英国メタルキットがブレークしたのは,PECO発売のコッペル風味のバークリー製の機関車キットだと思いますが,これはドイツの高価なアーノルトのシャシが必要でした.今の日本がそうだと思いますが,出来ればシャシに金をかけたくない,工作も簡単にしたいという流れだったのかなと思っています.
私の記憶では,アーノルトが高価なので,その内,スペインかどこかのIbertrainに変わって,その後,同モデルの生産中止に伴いBachmanのサドルタンクに変わったと思います.シャシの軸配置に依存するので,Bタンクになったり,C,B1,1Bと色々変わっていたように思います.メカの好きな国で,自前のシャシがどんどん供給されない,されなかったというのは一寸不思議な気がします.
多分,一番の他品種を誇っていたのはChiversというところだと思います.今はどうなったのでしょうか.写真のキットは製造者不明です.(忘れました.)箱も何もありません.作る気もなく,箱もインストも捨ててしまったに違いありません.機関車はAvonsideというところのものです.日本にも極めて少数輸入され,濃尾鉄道?かに使われたと記録が残っています.割合シンプルな機関車が多く好きなWorksの一つです.日本じゃ知る人も少ない会社ですが・・・PECOのVARIキットが一寸Avonsideくさい感じがします.
キットを拡げた写真です.確か,Royal Arsenal(王立工廠)の18”のWoolwichという名前を拝した機関車だと思いますが,どこに付けて良いのか分からない部品が多くあります.多分,絶版は間違いないと考えています.撮影にあたって,バリが中途半端ではない大きな部品は少し綺麗にしました.表面は昔に雑誌に書いたように鏡面仕上げにする程の根性はさらさらなく,それなりの荒っぽいフラッシュ仕上げにしました.サーフェーサで処理するつもりです.メタル自動車専門の友人は,それで十分,鏡面なんて必要なしと言っていますが,半艶,薄塗膜をしようとすると鏡面仕上げが必要だと思う尾ですが.まあ細かいサーフェーサーを2000番くたいのペーパーで処理すればいいのかも.そんな根性は今ありませんが.この仕上げでは半艶は難しいですね.シャシはB1臭いのでBachmanでしょうか.何れにせよ,これも入手出来ないように思うので,気力が上がってくれば,OO-6.5,アウトサイドでスクラッチでもしようかと思っています.しかし,こんな幅広の機関車を18”ゲージ上で動かしていたとは驚きです.時々,何を考えているの分からなくなります.
キット設計もバッチリです.力のかかる所がイモ付け箇所になっており,エポキシ,瞬間というヌルイ方法ではしっかりしたものが出来そうにありません.久しぶりにフル低融点です.鈍くさいので溶かしてしまいそうです.肉厚も薄いところがあったりして・・・
さて,肝心の工房ですが,一寸動きそうな雰囲気も出てきましたが,まだまだ油断しては駄目です.明日明日が重なって,発送に数週間かかって,未だ部材が着きません.到着しましたらBLOGにて報告を.HPを書き換えないとと焦るばかりです.


[562回]
PR