急に寒くなりました。流石に朝は苦痛です。
今,HoldのBタンクとジンフ→早口S-15コッペルCタンクは今週末まで作業Holdです.明日はS-4でE板屋さんと打ち合わせです.矢張り量産を意識して,10セット近くの0.4mm厚のロッドを削り出すということは,可成り困難なことで,削りクズが悪さをしてエンドミルを折って仕舞う等の現象が起こって対策中らしいです.サイド,メインロッドはE板で構わないのですが,ワルシャート等はE板では,ちょっときつい小ささです. ということで,待っておれという工場からのお達しでした.
ということで,今,丁度,オークションで一寸間違えて落札してしまったW社の木曽Boldwinをリストアしています.実際は作り直しです.W社の方で部材の供給をして頂きました.半田が全体に回って,板も凹みだらけで,これは写真では判断出来ませんでした.私がサードオーナーのようで,1人目は殆ど破壊状態,2人目でシャシだけ変えられたようですが走らず の状態で,小生の下に来ました.こちょこちょ弄ったら直ぐに走るようになったのですが,メインギヤの取り付けが若干バカに成っており,それが原因で走りがぎこちなかったので,ギヤ,取り付けネジを全数交換,上周りを全部作りなおす事にしました.まあ前半までに生地完成までいくと思っています.作例のように綺麗なセミグロスの黒にするか,SF擬きか一寸迷っています.何れにしても何としても,再生してやりたいと思っています.
既にExcelsiorの御予約は頂いており,それも昨年に偉そうなことを言ってましたので,それも工場に伝えましたところ,これでも見てみと送られてきた画像です.ExcelsiorはWing(逆サドル)タンクですが,これはオーソドックスなサドルタンクでBagnallの典型的なクランモア級のサドルタンクです.日本では鉄聯の教材として輸入されました.当然,キャブは改造を受けていますが,他は原型を保った美しい超小型タンク機関車です.GKC様で一度,紹介されていますが,オーバスケールということ,弁装置の動き分かったということで,再チャレンジと相成ったものです.5軸のマシニングセンターで1/87で作られたもので,リベットも見事です.このE板も既に上がっていますが,複雑怪奇な弁装置を再現できるか,これが最大の難関です.

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