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【2025/04/07 13:43 】 |
これぞフルワーキング HOナロースティブンスン弁装置
今,長年に及んだ単身赴任の荷物の整理に追われ,いつ果てるともない作業に追われています.機関車のショーケースは耐震をしてあり,ケースは壁に固定,機関車は台を固定したアクリルケースと棚前の「堰」で落下防止をしてあるのですが,流石に3.11の震災を見るに付け,こんなことをしても意味があるのかと思い,特に思い入れの強い機関車,ホワイトメタルの機関車,ナローとしては大きな機関車を全て箱に閉まって出来るだけ低いところに置いています.この歳までコレクションしてきたので,数が大変で1日かかっても10%くらいしか出来ません.さて,そんな中で懐かしい機関車を動かしてみました.これもドイツ機関車で多分Henschelなのかな?前はHOYAの愛称で,後がFrank Sの愛称で親しまれた機関車です.

前の特に変哲もない機関車ですが,何故こんなものを持っているのか?外側スティブンスン・アドミッション(弁装置)がHOナローでほぼフルワーキングの機関車なのです!モーターはキャラメルモータです.どうせ,暫くリストアしないと動かないだろうと思ったのですが,今朝,何年かぶりに動かしてみました.7Vくらいで反応し,一寸電圧を上げたら暫くはぎこちなく動いていましたが,慣れるに従ってスムーズに動き出しました.この手に起こりそうな車体の振りも殆どありません。す・・・凄い。

キャラメルモーターと言ってバカにしては成りません.ボディはこれでもホワイトメタル中心でロストパーツ多数の精密キットです.イギリスのは安価なのはいいのdせすが(最近ではそうでもないらしいですね・・・)表面処理をしないと悲惨ですが,確かこれは特別な表面処理はした覚えがありません.驚くべき鋳造技術なのです.従ってお値段の方も推して知るべしです。

従って模型の重いこと.集電バッチリでモーター音もブラスなら共鳴して五月蠅いのですが,これはその共鳴もなく,ディスクの味噌すりを見事に再現しています.やたら重いので,要求トルクが多きく、スローもそこそこです.勿論,滑り弁もしっかり動いているのが確認できます.いや,これだから鉄道はやめられないです.キャブインテリアも簡単なもので再現してあり,まさに工房が目指す物.早くこんな機関車を出せるようになりたい物です.いずれ動画と撮ろうかなぁ.工場長から,そんなもん設計俺に任さんかえと言われる前に取りあえず,写真だけでもUpです.伊予鉄クラウスがこれくらい動かせたらと,肝心のコッペルも未だアナウンスしていないのに思いをはせています。

HOYAは派手な塗装が施されていたようですが,黒一色にしました.多分,ドイツの友人に送金して代わりに買って貰ったと思うのですが,キットが欲しいというと,訝しそうにされました.余りキットを買っているの聞いたことがないとか、作るの無理だよとかフンダララ。でも完成品があるということは、作っている人が居るんだろうと、反対を押しきってキットを買いました。(実は完成を買うお金がありませんでした)

さていざ届いて見ると、長さの違うカシメピン(殆ど余分なし)が異なる袋に一杯入れられていて、頭がクラクラとなりました。インストの解読だけで時間を食いました。ロッド、リンク類は洋白の0.3mmより少し厚手のエッチング(後のFrankSはブラスに洋白メッキという強者)で、流石に若い頃は何でも作ってやるというファイトがあったのですが、一寸萎えて仕舞うほどの物でした。上周りパイピングも一杯。ロストには一々、0.3mm、0.4mmの穴をあけなあかんし、やっぱり完成にかえて貰おうかとも思ったのですが、それも癪なので、結局自分でシコシコ作りました。確か弁装置だけで70%くらいの労力を費やしたと思います。

ワッシャとかも入れるのですが、ピンセットで挟めない・・・私は結構油手で模型を触るときは綿手袋とかをつけて触るのですが、この時はそれが幸いしました。指を押しつけて指に付いてくる極小ワッシャをせっせと入れたのであります。確か弁装置が動いた時は,無茶苦茶に嬉しかったのを覚えています.あの時は社宅住まいで皆さんびっくりしたでしょうねww

しかし!ドンガラがでかい。工房で次の課題にします。これ出来ちゃえば、夢のアラン式も出来ますしね。まずが極小ワルシャートとバカリーからです、(キリッ 

こ、こんな大きなナロー機関車なら今でも出来るニダ と取りあえず負け惜しみを言っておきます。

いつも拙い写真で済みません.部屋がもう無茶苦茶で撮影スペースは保持できず,ストロボ中心.ストロボのないものは手ぶれしています.サムネイルクリックで大きな画像がポップアップします。

67ca3914.jpegRIMG0002.jpgRIMG0007.JPG

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【2011/05/08 12:08 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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