そんなんヒンジ部だけE板にしましょう,3ピースにしましょうと言っても,不格好になる,意地でも1ピースでやると,工場長は庵原コッペルの煙室戸の加工に格闘しています.最後の難関部品です.仕事が一段落して,静岡に帰ってきました.私が関東の大学にいる5年程前に,GKCのT様の仲介で知り合うことになりましたが,今までのmisunderstandingが分かりました.その時頂いた名刺で非常勤職とばかり思っていたのですが,よく考えれば,会社の社長さんでした.余りそれを誇示しない人だけに,もっとこっちを頑張って下さいと言ってきたのですが,そりゃ会社のオーナーとなれば,向こうの仕事が最優先となります.健康が心配ではありますが,至急,静岡に行って私の出来るものは全て行い,出来るだけ頒布にこぎ着けますので,今暫し猶予を頂きたく思います.誤解とは恐ろしいものだと思いました.工程はその時に差し替えます。
そんなことで,次は煙室戸の報告としたいと思っていますが,さてさてこの週末どうなりますやら.暫くはidleだと言ってますが,飛び込みの仕事も100%ないとは言えないわけで・・・
ということで,工房のラインの参考となる過去のドイツメーカのお話でも.メルクリンのZゲージが出たときにドイツのマイナーブランドが放っておくはずがなく、メルクリンの蒸気8800が出るや,少なくとも2つの会社がそのシャシに搭載するHOスケールのボディを発売しました.この前Eggerが倒産した後,パーティングの浮き出た凄い機関車を出したと紹介しましたZubaというところと,Merker und Fischer,通称,M+Fです.この後に,Intermodell後のWestmodel,M3M,MFBと続きます.Westmodelは未だ注文があれば作るようなことを聞きましたがどうなったのでしょうか.他は全部無くなってしまっています.Westmodelの2フィート軍用機関車HeeresfeldbahnlokDタンクは最高,値段も最高です.スティブンスンも付いており一応セミワーキングです.2フィート機関車であればHO-7となるべきところですが,商用の6.5mmを選ぶのが現実路線でしょう.最初はHOn2と呼んでいたのですが,日本であったような議論があったのでしょうか.最近はHOfと呼ぶことが多いですね.
余り紹介されることのないM+Fの2種です.どちらもホワイトメタル製で,あっという間に組上がりました.8800のシャシに乗っけて完成です。蒸気はドイツではメジャーのHenshelのものです.ベルが御愛嬌です.バテは部品2つww この会社もEgger同様,貨車,鉱山軌道のレイアウト用品(記憶に依れば地下鉱山?)を出し,トータルサプライヤを目指していましたが,同じように会社が倒産したのか無くなってしまいました.旧乗工社もレイアウト製作を考えたトータルの睨んだものでしたが、これも会社が無くなってしまいました。間口を拡げるとリスクも増えると言うことでしょうか。或いは、時代を先取りしすぎたのかも知れませんね。
写真では伝わりませんが、蒸気の方は幅も狭くなって、如何にも狭軌の機関車という感じです。おお、パーティングが出ていますね。多分、これはホワイトメタルにサフェーサー処理をしなかったのでしょう。屋根は敢えて修正しませんでした。鉄道では余り気にしないようですが、自動車のメタルキットではサーフェーサ処理から始まります。ここらへんは参考にしたいものです。唯、自動車と違い、機関車は凹凸が多く、それでサーフェーサ処理をしても後の研ぎ出しが出来ませんので、何か工夫が要りそうです。
蒸気に使えそうなシャシがあれば、ホワイトメタルでボディのみを作るというのがあっても良いのかも知れません。でも日本じゃゴム型代高そう・・・先輩の英国にでも聞いてみるのも良いのかも知れません。



[608回]
PR