精神状態も体の調子もぱっとしないまま、3年半が過ぎました。毎日、猫の目のように調子と痛いところ、不具合箇所が変わります。老いとはこういうものなのでしょうか。
先般発表のフリクションドライブについて少し御報告です。軌間が狭くて、柄の大きな「米川」がFBの動画にもありますように実際と同じ機構で走ります。本物のように牽引力0で、10度も傾けると空転します。ただ、平面は快調に走ってくれます。今のところ、量産可能と判断し、モーターの手配等に入っています。6φ×12mmのコアレス採用の予定です。実際の試運転もyoutubeにUpされて参考になります。本当にスカスカの機関車で、それも表現したかったのですが、モーター丸見えとなってしまい、今回はあきらめました。何か3Dオブジェクトでモーターをそれらしく覆えればいいのですが。又、ドライビングホイールの位置を変えると逆に走りますが、このメカ表現も次作に持越しです。このように偶には欲も出てきます。もうは走らせるのに今回は体を悪くするくらい苦労しましたが、出きるだけ皆様にお迷惑をかけないように量産版のパターンで訂正したつもりです。ホイールから車軸の回転はチェーンで伝えたかったのですが、実は「糸」です。シリコン極細ゴムやオベロン繊維を色々試しましたが空転はうんともすんとも動かないか。6×10モーターを焼きつかせたりで大変でした。30番の糸をきつくかけるとうなくすると滑るように走りますが、カタ結びすぐに緩んでしまいます。頭が悪いので男結びができませんでした。かけなおし数回でフリクション、ドイライビングホイールをギュルギュル回転させながら走った時は本当に嬉しかったです。一寸、苦労して調整し、作る楽しみを味わう、キット化するとすれば、そんなところです。一寸した夢?本当です。最近のキットは良くできていて、さっと出来てしまうので、少なくとも私の記憶に残るものが少なくなってきています。敢えて世に問いたいと思っています。例により、体力もないので、少量にとどまります。といってもこんなおかしな模型も沢山世に出しても残るだけでしょう。
それだけでは、ダミーの米川をお買い求めいただいたお客様に申し訳ないので、これも気になっていた天草、石田陶石のフリクションもVARIセットにしています。これも実は動力シャシを設計してパターンを書いていたのですが、4φしか入りません。それもギリギリ。ロバストな6φでさえ焼きつかせたのに4φで持つはずもありません。当面あきらめることにしました。安直にPortramとしました。(というかそれしかありません。でもこれも4φですが、Katoの技術力恐るべしです。)2’6”(米川は508mm)なのに、が体が小さいのです。これも名取編集長のBLOGで知り、徹底的に資料を収集し、何とかこの形しかないという結論に達したものです。今でも倉庫にあるようなことを聞いていますが、もうボロボロ。色々な写真を目を皿のようにして、脳内復元しました。Buickのロゴはとても小さくて、1/87では表現が無理ですので、飾り名盤として付けようかと思っています。写真にも少し出ています。ダミーキャブインテリアは良く見えるので付けました。
E屋さんの受諾仕様もきつかったのですが、何とか契約まで来そうです。ただ、大きな集合板を使うので高い高い。今週中に思い切って出そうと思いますので、皆様も是非次作の資金のためにお買い求めくださいね。もし従来通り綺麗に抜けた場合は夏前くらいにはお目見えでしょうか。youtubeに動画もUp出来ればと思っています。
むむ、それでは走り快調のEギヤを使った沖の山の特殊軽量ベビー版について動画共々次回は御報告します。チョロチョロとエンドレスを走っています。WB=8mm以下で小さい小さい。
今日は鬱陶しい膠原病の定期健診です。真剣、採決が下手で痛いです。抗がん剤の副作用のアレルギーと花粉症で全身痒くて、痛いです。カユイ ウマ
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