現在自宅にいます.快癒という訳ではないのです.手術は第1回目が終わっただけということです.2週間後に2回目,4週間後に3回目という正にプレッシャーとの戦いの日々を送っています.血管が全体に半年前より細くなっており,狭隘な箇所、3箇所が狭窄の可能性が高くなったと言うことです.手術中にこれを医者から言われ,言われもなく腹が立ちました.「俺は食生活も変え,毎日リハビリもし,直すことに全力をかけてきたのに何故だ」ともう1人でぶつぶつ当たり散らして,「構わない,頑張るのでもう全部一回で処置して下さい」と医者を困らせる始末.
ここまで細くなると絶対に胸が締め付けられるように痛くなるとのことですが,それが不思議、全然痛くも何ともない.糖尿でそんな症状が出ますが,糖尿でもない.早足で40分歩いて途中で息が一寸上がって増しになって最後,少しだけ走ってますよ,と言っても医者は全く合点がいかないという感じです.細胞が死滅していれば当然,痛くないけど,そうならあの世に行っています.そういや,最初の狭窄を起こしたとき,全然痛くなかったのです.酷い発汗と若干の気分の悪さ,腕の少しの鈍い痛みがあっただけでした.この生活のあれっぷりでは恐らく心筋梗塞に類するものだろうと思って,次男も五月蠅いこともあって,救急を呼んだら案の定,心筋梗塞でした.
母系が,血管が細いのです.その関係もあるのかも.兎に角,ウザイ.もう怖いけど,最短間隔の(というか予約の開いている)2週間毎にしてもらうことにしました.ステントが体内に4つですよ.全然強くない人造人間じゃん.金属探知器を通れないじゃないですか.4つも入れていても詰まるときには詰まるように思うのですが,末梢血管なら痛まないのだろうな・・・.デス・ノートのようにドクンと来て,いきなりポテン?それはそれで嫌ですが楽かもと思ったり,ここ数日は流石に模型にも手が着きません.ああ,森とポーター頒布しておいて本当に良かったです.医者も何故,狭くなって平気なのか分からないと言っています.自覚症状もないのであれば,1年間置きますかという担当医からの提案も,早く済ませましょう.血管の中でカテーテルがザリザリ動くのは気持ち悪いけど,生殺し状態より増しです.と早めにすることにしました.ニトロに似た効用の薬を貰いましたが,そんなもん副作用で頭が思い切り痛くなるので受け付けません.血管を少しでも弛緩させてという考えのようですが,痛くなったら救急で運ばれてきますがなで勘弁して貰いました.但し,超濃縮EPA+DHCの魚の脂の塊みたいなもの一杯追加です.市販のサプリはヌルイということらしいです.何とマグロの刺身18人前と同量の魚油を1日で摂取です.
肝心の模型ですが,この間に静岡殿に出来るだけ時間を割いて頂いて,原型制作を御願いすることにしました.丁度,庵原も今のところフィニッシャーさんも動けないようですし,可動煙室戸もキャストになるのに少しかかりそうです.まあこの数ヶ月で模型化すべき機関車が増えて,私が存命で後2ヒートこなして,体が戻ってくれば開発すべきものは山ほど有ります.
静岡殿からの写真です.PRSという積層整形に成功したということです。簡単な形ですが、テストでカーブのついた三角錐のような幾何学立体の削りだしに成功しました。まあ、これではアラっぽくて、研磨しないと原型になりませんが、比較的簡単にキャスト原型もこれで出来そうです。複雑ではないキャストの開発時間を短縮できます。ロストも新しい材料を導入の予定です。



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