工場への粘着委託は未だに続いており,収束には未だかかりそうです.さる関西の有名メーカーのようですが,大企業の人間というのは,実際は本当のキーテクノロジーを持つ下請けを人と思っていない輩もおり,そんな訳の分からない担当者に粘着されているのだと思います.それは理解してもこちらもお客様を抱える身.脚が悪いとも言っておれず,静岡までもう一度話に言って参ります.先日,岡山まで行って,依頼されていた講演を行って一寸,脚にも自信ができました.
こんなに納期管理が他に振り回されるようであれば,協業を廃し,原型委託のみを工場に御願いする方向で考えています.Webも直さないと駄目かなと思っています.何れにしても今まで頂戴した予約に関し,絶対頒布を目指して,泊まり込みで話し合いと部品調達をして参ります.お客様には御迷惑をおかけしますが,善後策を至急検討しますので,今暫しお待ち下さい.
そんなこんなで軽便祭も今年は出ることも適いませんでしたが,仙台の重鎮K氏とは,コッペルの比較をお約束していたのですが,一寸写真だけでも御披露しておこうかと思います.皆様もこのキットを手にされたと思いますが,非常によく出来たキットで最近は,キットを買うのも控えているのですが,思わず買ってしまいました.
組み立ては,シャシは何台も組んでいますのでそれ程苦労しませんでした.弁装置でショートする危険性があるのですが,輪心を綺麗に磨いて,クレオスのメタルプライマーを何回か吹きました.数V(数十mA)では絶縁してくれます.30HPはリターンクランクがストレートになり,機構としてはより簡便になっています.20HPも独特のものがありますし,10HPは中折れタイプとなっています.30HPも少し弄ってフルワーキングにしました.K氏の製作でないのが残念です.いつもは綺麗なホワイトメタル製ボイラも私が当たったのは,何故かダルになっており,整形に苦労しました.クローズアップでは未だ少し目立ちます.西大寺の5号機をイメージして塗装しました.
10HP VS 30HP 2周りも大きさが違うようで,本当に庵原コッペルの小ささが際だちます.もし次の極小機関車を作れるとすれば,天下のMAXONより低回転,高トルクの極小モーターを使います.来年は是非・・・




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