私の脚が思わしくないので,工場長と京都で話し合いました.1日ではとても結論が出るモノではなく,基本的なことのみ決めました.中間的なものですので,箇条書きで書いておきます.
・ Webに掲載しているものは,全て量産を目指して頑張る.部材の加工プログラムは全て完成し,委託出来るものは委託済み.E板に関しては全て原図は書き終わっています.こちらの方は納期管理が割合しっかりしているので,キャスト部材の確実な納品が行われれば,直ぐに対応可能です.
・ なお,キャストの進捗に関しては,再度,工場の方から確認し,今週末までに報告を受けます.
・ 庵原コッペルに関してのみ,世界で最も小さく精密なHOナロー機関車として,採算を度外視してでも頒布までこぎつける.既に極小の煙室戸については,数回失敗の後,加工の見通しが得られたとのこと.(唯,本当に出来るかは不明.)可動煙室戸が出来た時点で最終完成品を完成させ,正式アナウンスを致します.唯,相手が柔らかいブラスですので,0.4mm厚ヒンジに穴に0.3mm穴を通す加工がCriticalになってくると思います.ドリルも加工中に曲がってしまい失敗するそうです.動画をWebにUpしていますので,御覧下さい.大変な加工です.
・ 今後のFSKS(FSKS-5以降)に関しては,最小必要なキットをベースとしてコストダウンを図る.製作が余りに小さく極めて困難でリスキーな弁装置はオプション品として,別売りとする.
・ 今後,事前連絡無く所在不明になるようなことは,業務の理由の如何を問わず起こらないように連絡を密にするように両者確認しました.当面名前も変えませんが,将来的には,Sea lion工房と工場の相互委託を行うことによる責任の明確化を図っていきます.
なお,続報は次回のBLOGにて報告します.
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