少しづつ作業を進めて,明日,細かい部品を塗装できる状態になりました.ポーターもWorksplateや小部品も同時に塗装して,SFバージョンもお目にかけます.なんやくだらないと言わないで下さい.毎日,E板原図を1枚仕上げての作業です.1回目の可動煙室戸の組み付けは奇跡的に上手くいったようで,2個目もっと簡単に出来るように,キャストを0.3mmで揉んでさらにごちょごちょと大きくしたら,そのまますっと0.3mm心線が入ったのは良かったのですが,いざ戸を開けてみると,枠側のキャストのヒンジ部分が捲り上がってしまい,大事なキャストを駄目にしてしまいました.無論,ドリルさらいの方法と組み付けの方法を考え直し.スムーズに開くようになりました.
完成品残部品塗装→仕上げ/調整運転→PV-Video撮影→完成2台納品→説明書作成→(この頃に部材揃います)→前予約分キット納品→PV作成,Web全面更新→予約受付(残りMaxonモーター入りキットは13個です) という順番で進めていこうかと思っています.モーターをギヤードにしてさらに低速版を作りますかと聞くのですが,モータマウントの設計が困難で絶対嫌らしいです.
これに煙室戸ハンドルを組み立て挿入したら,これを軽く引っ張るだけで,煙室戸が開閉します.昔のオレンジカンパニーの井笠コッペル7号を開閉してみました.これが,こんな小さな機関車の細いボイラーで動くなんて,我ながら嬉しいです.カップラーも幅調整を終えました.給油機も一寸分かりにくいですが付けてみました.露出オーバーで飛んでしまいましたが,さらに実感的になりました.これも無論,精密ロストです.この手のキャストはロスコーがWist-Japanから出ていただけですので,色々使えると思います.
昨日は,今まで20年以上一緒にモデルをしてきた友人K氏が拙宅に来てくれました.昔の三重トラムコッペルのレジンを型からキャストまで全部とってくれたスーパーマンで最高のスキルの保持者と思っています.ここ数年は彼が超多忙で会うことすらままならなかったのですが,色々なことが一段落して訪ねてくれました.ポーターの2個目のSF風塗装は流石と思わせます.その彼が,旧乗工社のSFを見せてくれと.ありゃ,本気かなと嬉しう成りました.それはいいのですが,模型は震災で殆ど直してしまったので,探すのに小一時間.やっとBaldwinのSFを見つけました.色も変えないと駄目.やり方も一寸違うなと精査して帰っていきました.これは庵原もSF出せるかなと一寸淡い期待を以てしまいました.凄い実感的な塗装をしてくれると期待しています.
プライマー仕上げをして,じゃあ御願いです.と言って渡しておいたMWの内燃も綺麗にに塗ってくれたので,又,御報告します.



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