暑いですね.もう昼は外に出るだけで,肌が痛くなります.何やら世間も騒々しいようです.
さて,E板の方は,6台まとめて新製品の基礎部品を出しました.産業用の今までの別のE板/フィルム製造です.なかなかシビアで,5μ程度表裏でずれています.こんなの電子関係じゃ駄目ですねと厳しい指摘.色々原因を考えてみたら,思いつくところがあったので,それで原因も分かったので,発注しました.テストショットは9月になれば出来ると言うことです.全く御紹介していない新しいモノも入っていますので,ワクワクしています.どんな感じに仕上がるのか私も分かりません。
今週中のは庵原コッペルの煙室戸が付く手はずです.あ~長かったと思っています.箱詰めで間違いの無いよう,静岡殿にはお足労願って,箱詰めを開始します.
そろそろ手も動かさなければならないので,模型製作も少しづつ始めています.よく考えたら,ポーターのPVも作っていないので,それに使おうとポーターの2台目を作っています.既に御紹介したSF風のものです.第1作は,黒/銀のベタ塗りでしたが,SF風に加え,台枠はエアブラシで少しFroquilのラストとウッドブラウンをさっとかけています.ラストはもう干上がっており,他の上澄み顔料と混ぜて,シンナーで薄めて軽く拭いたのですが,何故か全然あのオレンジ系の感じが出ず,前ビームだけ少し吹くに留めました.駄目です.なかなか思い切ったAging/Weatheringが出来ません.レイアウト関係なら,どんどんしてしまうのですが,機関車はコレクション対象にしていることもあるのでしょうか.今回も写真では上手く出せませんでしたが,ラストを加えたSF風は少し出来たのではないかと思います.
くたびれきった集電ブラシも変えて,配線も全部変えましたが,何せ,相当前の試作部品から作り出したモノで,今日やっと完全塗装状態で走りました.塗装前のような,低電圧での滑るような走りには及んでいませんが,そこそこ走っています.小さな機関車でロッド駆動ですので,なかなか微妙なモノです.後,細かいWorks Plate,ヒンジ等を接着し,PVの撮影をしようかと思います.
元々,アメリカの小形蒸気は興味の対象外でしたが,静岡殿の拘りを見てこのポーターで好きになってしまいました.HOスケールでは他の模型ではなかなか困難な浅い台枠の拘りとか,旧型火室とかいいですね.将来,余裕が出来れば上野ポーターは如何ですかと,静岡殿には言っています.なお、これは鋼製キャブでClosedはこれ1台です。OpenはE板も少し残って居たと思います。



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