この連休・・・といっても今日も私は自宅で療養していますが,何とか森のシャシ後1個に迫りました.何やらブツクサ書いていましたが,定格を見ると元々の亜鉛メッキのが6V,新しいものが,9~12Vとなっており,定格が高かったのですね.巻数が減って居るのかもしれません.唯小さいモーターなので12Vも印加しない方がいいようです.あっという間に触れない程熱くなってしまいます.モーター寸法が微妙に全部違う,キャストも試作版というのはボディブローのように利いて,昨日も1台作るのに1日かかりました.ドライブシャフトを動かすのに半日もかかっているようでは,と思いますが,とはいいつつとにかく後1個に迫りました.それが終われば,機構上の特殊シャシの生産をここで全て全て打ち切りとします.もっと簡単な普通のシャシにします.ベベルの使用は通常シャシでは以降絶対に行いません.もうこりごり.音が大きくなる傾向もあります.主台枠キャストは取り直しを依頼しますが,送られてくるのは,5月下旬.手術を考えると苦しいですね.これで集電ブラシを付けてしっかり走るようであれば,納期とも相談して考えます.それなりに調整に多くの時間を割きました.又,森Hゴム仕様の御予約のお客様には御相談とします.まあ感じとしてはしっかり走ると思います.動作電圧の変化に戸惑う位のものだと思います.抵抗を付けて居た方には,何の違和感も無いと思います.
庵原も後一歩.何時まで待たせるのかと静岡殿には連休中には督促しました.出来ているのだが毛羽立ちがあって今のままではキャスト出来ないとか,こちらは現物を見たわけではないので,何とも申せない状況です.こそこそ,殆ど必要部品は揃っているのですが.部品後一点という理由で何ともイライラが募るもので.
さて,ポーターの鋼製キャブ版の完成見本も造形の時間があけば,塗装に入って貰いますが,他に色々実物写真を当たってみましたが,放ってあるのは腐食が進んでいるか,リストアしたものは,遊園地の機関車のようで,どうも良い見本がありません.アメリカ蒸気のコレクタでもある静岡殿にどんな感じが良いのか聞いてみたところ,写真が1枚送られてきました.携帯のカメラで撮したのか何故か微妙ですが,完全艶消しのようです.BENSON LOGGING COMPANY #528 CLASS A SHAY (T-BOILER) HOn3およそ30年前に製作されたUNITED製輸出用シェイらしいです.TボイラーのシェイはMichi-Cal #2が有名ですが,同じTボイラということで何となく感じが似ていますね.このような塗装では,デカルが凄く利くのですね.ポーターに使うのはプロトタイプの写真が得られない限り一寸抵抗がありますね.でも矢張り私は薫り高いヨーロッパ蒸気か,職人の意地の日本町工場蒸気ですね.
これから,どんがらの大きな思い水冷PCを引き出して,冷却材の補給をして,体がえらくならなければ後1台.最後の森製シャシ製作に挑戦.はぁ~.

[469回]
PR