この連休中に脳梗塞が母親を襲いました。もう90前ですので、歳と言えば、それまでなのですが、私が心筋梗塞を起こして以来、大阪の実家にも行けず、家内に偶に様子を見に行って貰うくらいで、これはどっちらかが死ぬまでに1回は会っておかなければと思っていたのですが、タクシーでの移動となると、一寸考えてしまいました。偶に電話で話していたのですが、呆けもそれ程感じられず、元気な声を聴かせてくれました。私の健康も優れず、そのままずるずる5年が過ぎてしまいました。虫の知らせだったのか、もうこんなことしていては、ダメ、少々出費しても、タクシーで行くと大阪行きを決めたのが、連休前でした。知らせが入ったのは、5月に入ってから。
直ぐにタクシーに乗って、大阪の実家に向かいました。運転手さんも気を利かしてくれて、運賃だけで、その日貸し切りとなりました。母は5年で余りに変わっていました。電話での声も張りがあったのですが、老化はどんどん進んでいたようです。結構、若く見える母だったのですが。
休みでしたが担当医も幸い居られて、丁寧に説明してくれました。丁度言語野のあたりで、つまり起こし、運動野も犯す様子であったが、幸い1日で改善が見られるということでした。もう母と、意思の疎通は出来ないようでした。殆ど喋れなくなっています。血栓を溶解させる薬の副作用で、出血の可能性もあるということで、最悪を覚悟しましたが、命はとり止め、最近はリハビリ病棟に移ったとのことです。兄嫁が状態を知らせてくれますが、認知状態がどうなのか分からず、私も動ける内に行こうと思っています。医者は、予想より快復したということですが、分かりません。あの歳でニューロンの繋ぎなおしが起こるのでしょうか。どうも何をするのも面倒くさいのか、リハビリにも中々応じないという事でした。これは分かります。兎に角、致命傷を食らうと何をするのも面倒くさい。血液が凝固しやすいというのは、母方の血脈のようです。私もトリグリの値がすごく、心筋梗塞起こすかなと思っていたら案の定でした。
これからが大変です。特に兄嫁には世話にならなければなりません。
そんなこともあり、ここしばらく、蒸気の3Dモデル化をしています。この時代に決して、一般的に興味のあるものではないし、それも町工場の小型蒸気しか私は興味がありません。何の役にも立たないかも知れません。でも、このような町工場の気概が今の日本の工学の礎を作ったと思います。雨宮、菊池、深川と、出来る範囲で、モデル化しています。御賛同を賜れば、動力化や成形して、お手許にと思いますが、今のリソースでは難しいかもしれませんね。しかし、1日中PCの前に座っているのも、精神によくないですね。
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