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【2025/12/25 13:08 】 |
庵原の10HPコッペル完成予想写真一葉
弊工房フィニッシャーの一人 Mr. Mach氏からの写真です。完璧症の彼は、一寸気に入らないからと言って、既に組上がっていたものを、気にくわないと塗料を全て剥がして、再半田を行い今、最終段階に入っています。工場長も私ももうこんなの嫌と何度も投げ出しかけましたが、やっとここまで来ることが出来ました。これで全長約3cmの極小機関車です。実際に手に取ると何じゃあこれはと思ってしまいます。小ささという制約の中で、可能な限りのことはしました。高級モーターは完全にボイラー内に収納され、全く外には見えません。写真で確認可能なディテールは忠実に再現、見えない部分は類似の機関車やお互いの機関車、機械知識を総動員で推定しました。完成見本は来週には出来てこようかと期待を寄せています。ロストワクスも相当な点数に上ってしまいました。エッチング板も何度もとり直しました。

工場長の発狂するような努力もさることながら、私にとっては弁装置の試組立てがまさに地獄でした。当時、0.3mmカシメピンが間に合わず、点半田や、真鍮パイプで何とか可動部を止めて、車体に取り付けて抵抗無く動いた時は思わずやった~と深夜に大声で叫んでしまいました。おーおー滑り弁ロッドも本の少しだけ動くと悦に入っていたら気づけば朝でした。その日は全く仕事にならなかったのを覚えています。部品を飛ばしまくっての片方だけの成功でした。後、キャブの組み立てに若干注意が必要なこと、簡単に出来るようにしたとは言え、パイピングの複雑さ等々考え、Mr. Mach氏の快諾を得、完成中心にさせて頂くことにしました。無論、キットで欲しいという方も大歓迎です。まだまだ同列に語らせて頂くレベルではないのですが、旧乗工社が頸城のコッペル2号を完成だけにしたのも、やっと頷けました。

既に昨年の軽便祭には出品させて頂きましたが、それから殆ど全てのパーツを作り直しています。さらに完成品のみの特典として、ギミック(O社のOナローでよくある)が付きます。工場長に小さすぎて無理と言われましたが、そこはものづくり魂で何とか形になりそうです。後は部品で朝顔カプラーと給油器のみ残っています。静岡を襲った地震で現在、停滞していますが、来週には成形に向けて稼働できそうです。

とにかくコスト無視で作った機関車。次のシリーズはもっとコストを考えて作らなければならないと考えていますが、エポックメイキングな機関車になれば良いと期待しています。画像クリックで大きな写真がポップアップします。

DSCN7194.JPG

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【2011/03/30 03:46 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
オマケ機関車その3
hohen_conv.gifだんだんウザくなって来ましたが、スプリットシャシの画像もお目にかけておこうと思いまして。まあ、嬉しくて仕方ない・・・?でもこんな軸配置は本当に自由形だけだと思っていました。前にも書きましたが先従輪は30度の角度でスイングします。従輪径は3mm、この為に新調したものです。モーターの直径が4mmですから、如何に小さなシャシかお分かり頂けると思います。4φの1軸駆動ですから、走りの方はどうかお察し下さい。例により滑るように走りますが、スローは無理です。スペースが全くないので、ギヤも入りません。矢張り1/87に拘りたいのです。

スペーサーは金属と同じように削り出しです。今、ベアリング集電のスプリットシャシを採用するメーカーさんが多いのですが、これが提唱者、故マイクブライアント氏提唱の姿に一番近い形です。英国では昔、色々部品を売っていたのですが、今はどうなったのか知りません。

実は後従輪は多分2φ車輪がプロトタイプに忠実な気がするのですが、流石にこれは諦めました。実車はこの従輪の上に水タンクを設置していたのです。さてさて、後はさらにデイテールアップして、塗装。動画UpでこのHohenzollernの特殊機関車お目にかける予定です。

コッペルは今、塗装の再作業中です。第1課目の塗装済みの画像は程度のいいものはお目にかけれると思います。プロトタイプの画像もお目にかけておきます。

東電の原発、現場の方は本当にご苦労様と思います。「本店の人何とかして下さい」との連絡が現場から入ったとのこと。私も若い頃ずっと現場でした。何でもアメリカナイズして組織が経営、現場と分かれてしまっているのでしょうね。早く収束の目処が立って欲しい。毎日そう思っています。

画像クリックでポップアップします。

chassis.jpg

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【2011/03/29 02:30 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
オマケ機関車その2と庵原コッペル近況

昨日になってさらに作業を進行させたオマケ機関車、Hohenzollern1A1Wtの画像が送られてきました。それらは面白いので、Indexページに表示してありますので参照下さい。さらに恐るべきは、急カーブの通過も考えて、前従輪も可動となることです。ここまで凝るかの世界です。E板を担当したのは、私ですが、一寸出来上がってみると不満です。一寸余計な凹凸を浮き彫りさせた感じですが、これも模型らしくていいのかも知れません。スケールはぴったり1/87で3cmあるかないかの超小型蒸気です。私は未塗装が嫌いなので、塗装しますが、色は実験・検証機の灰色を基調としたいと思っています。

さて、庵原の10HPコッペルですが、未塗装では御覧の通り非常に美しい仕上がりとなっています。これが僅か全長3cmの中に凝縮されています。塗装も済ませたのですが、塗装後の本組で弊工房フィニッシャーのお気に召さないらしく、再度組み立て塗装をしなおしています。Mr. Mach氏ですが、完璧主義者で完成も彼が1台1台丁寧に仕上げます。御期待下さい。お支払いのオプションも出来るだけ色々考えたいと思います。画像をクリックするとポップアップします。

DSCN7037.JPGDSCN6836.JPG

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【2011/03/27 03:48 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
オマケ機関車の全貌公開!
110322_223035.jpgコッペルと併行して進めておりましたFSKS1~5を全てお買い求めの方にプレゼントする機関車がようやく姿を現しました。自由形ではありません。プロイセン陸軍が作らせて、だめだこりゃと思ったか思っていないか、取りあえず日本に押しつけてきた?超ゲテモノ機関車です。整備重要は2.7トンという軽さ。シングルドライバーで従輪が前後についています。こんなへんてこな機関車を作ったWorksはHohenzollern(ホーヘンツォレルン)という会社です。Y屋さんが、阪鶴起動のトラム機関車を既に出されていますが、その会社が作った機関車です。受け入れの日本でも??と思ったのか当時、統治下にあった台湾に直行。台湾でも全くの行方知れずという薄幸な機関車です。

Feldahn機関車ですが、ウェルタンクの小ささ、コーン型ボイラー等、意味不明な点が多く、一寸した物資でも輸送する目的で作られたのでしょうが今となっては全く分かりません。唯、模型の素材としてはものすごく面白いと思います。

オマケだからと一切手を抜いていません。集電は超小型機のため、Sprit chassis current pick-up方式を採用せざるを得なかったのですが、工場長の方では例によって徹底的にこったものとしています。私なら、ものの3時間もあれば簡易シャシを作り上げてしまうのですが。スペーサーをNCで切り出してしまうという超手のかかる方式ですので、今までかかってしまったのです。

モーターの収納に困り、仕方なく、4φのペジャーを採用しましたが4φで最も信頼性のあるメーカより直接取り寄せたものです。無論、メインロッドも実際と同じように動きます。唯、超スローは無理です。1軸で減速はウォーム・ギヤだけですので。実際にかかった材料費、工具損料、ゴム型代、フィルム代を計算してみると、FSKSの蒸気機関車とほぼ同じになってしまいました。しかしながら、非常に高価な模型機関車を5台お求め頂いた型には、感謝の気持ちを込めて無料にてキットを進呈する予定です。

なお、ディテールアップ部品は未だ一部装着していません。続報でお知らせしたいと思います。

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【2011/03/26 03:26 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
BLOG始めました。宜しく御願いします。
今までナロー随筆ということで、新製品情報等お伝えしてきましたが、流石に手間になってきましたので、へタレですが、BLOGに移行することにしました。新しい製品が出ればWebも更新致します。

コッペルは順調に開発が進んで皆様にお目にかけれると思ったところで、一寸した完成見本の問題で、10日程遅れそうです。おまけ機関車も形になりつつありますが、余りの変則形状に若干手を焼いています。何れにせよ震災のショックは被災しなかった私も激しく、滞り勝ちです。原発の運転の経験もあるだけに、東電、消防、自衛隊等関係者の皆様の御苦労が実感され、まさに涙が出る想いです。早く安定化されることを望んでいます。それにしてもM9なんて驚愕でした。色々日頃よりお世話になっているK氏も建物は健全ながら、震災のフォローで忙殺されているようで、杜の都とは少なからぬ縁があり、屡々訪問させて頂きましたので、その変わりように愕然となっています。この困難な事態を乗り切られ、1日も早く復興されんことを切に願っています。かくいう京都府も恐怖の花折断層を抱えています。南海地震も気になるところです。阪神大震災で模型に耐震を施しましたが、今回ので意味のないことが分かりました。この対策も早く考えなければ成りません。静岡のマシニングセンターも静岡の地震で水準点のずれを起こし、再調整中で原型も暫く遅れそうです。

さて、BLOGでは製品化の要望等もお伝え下さい。宜しく御願いします。

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【2011/03/23 04:53 】 | 模型 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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